2014/4/4 散る時を知る

風が強く寒い。
いままさに満開の桜。
人は花が散ってしまうと心配する。
でも…花は風雨で散るわけではない。
時が来れば風はなくとも花を散らす。
寿命を知りみずから散らすのです。


潔い。
とても真似は出来ないが。  


てなことを毎年のように書いている。


昼、家を出るときに見た六甲山。
風雲急を告げるが如き空模様だったが景色は妙にクリア。
ぽついぽつり灯りがともるように山にも桜が咲いている。
保久良山あたりかな?

   


…朝の日課として昨日の日記を書く。
NHKのスポーツドキュメント「アスリートの魂 魂で引け」を観て感動したこと。
そういえば…と思う。
去年の今頃、あるドキュメンタリーを見てその感動を綴っている。


  2013/4/15
  NHKスペシャル「魂の旋律〜音を失った作曲家 佐村河内守〜」
  壮絶なドキュメンタリーでした。
  世界には、日本には、こんな凄い人がいるってことを知ると心揺さぶられる。
  だからと言ってどうしたらいいかはわからないけど、とりあえずちゃんと生きなきゃって思う。
  http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20130416/1366070578


綱引きのドキュメントはフェイクじゃないだろうけど…ちょっと一人で苦笑い。


   


…ニュースデスクの一日。
オリックスの金子が14奪三振の完封勝ち。
そういえばNHKサンデースポーツで放送していたパリーグの選手対談で、
「いま、どのピッチャーが凄いか?」という問いにおかわり中村や中田が声を揃えて金子と言ってた。


寒の戻り。
深夜帰宅、駅から自転車で走るが手袋を持ってこなかったことを後悔する。
セブン・イレブンで赤ワインのミニボトルを買う。
つまみはチーズかまぼこ5本入り。
赤ワインは甲州産モンデ酒造のフルボディ。
けっこう量があって飲んでたら調子に乗ってチーかま5本とも食べてしまう。


ネットニュースで蟹江敬三の訃報。
胃がんで先月30日に亡くなっていた。
1944年生まれ、享年69。
この年に生まれた人にはなぜか気になる人が多かった。
椎名誠藤原新也、西岡 たかし、辺見 庸、沢野ひとし船戸与一川本三郎…。
安西水丸さんもそうだったけど、ついこの前までテレビで見ていた人が亡くなっていたなんて俄に信じがたい。
これから身近にもそういうことが増えていくだろうな。
そんな年齢なのだから。

蟹江敬三さん。
あまちゃんの忠弁衛じいちゃんや日活ロマンポルノが有名だけど、
個人的に強烈な印象が残っているには映画「十九歳の地図」だ。
東京の新聞販売店で働く中年ダメ男の役だった。
だらしなくて、うす汚くて、姑息な男がつぶやく。
「どうゆうふうに生きていったらいいのかわからないなあ」

      


二十代のころ、この台詞が気に入って友人のY田正男と飲むたびに呪文のように繰り返した記憶がある。
「どうゆうふうに生きていったらいいのかわからないなあ」
そう、今でもわからないよね。
あの映画で、中年男の設定は三十代だったような。


69歳か。
あと12年…。