関係ないけど連休最終日。
晴れて、空気はひんやりして、気持ちいい日。
山中千尋トリオ@ビルボード大阪
久しぶりにジャズに浸りました。
日記を遡ると彼女のトリオを聴くのは4回目だった。
自分にはあんまり関係ないけど連休最後の一日。
西宮のベイエリアでは近場のリゾートを楽しむ人で賑やか。
御前浜はバーベキューの煙の匂い。
海にはシーカヤックの隊列。
紫蘭(しらん)の花が咲き誇る。
この花を見ると荒木一郎の歌を思い出す。
BYE BYE まだ 夢のようさ
BYE BYE 君 ドアの外の
気に入りの紫蘭の花
昨日の朝 枯れたよ
(「君に捧げるほろ苦いブルース」)
…西梅田のスターバックスのテラスで読書。
五月の薫風が気持ちいい。
16時半より山中千尋トリオ@ビルボード大阪
久しぶりにジャズに浸りました。
彼女のトリオのライブは4回目、いずれもビルボード梅田。
これまでも感想を日記にアップした。
ルックスは久保純子。
僕の席から遠くはないのだが背中しか見えない。
ステージ衣装なので背中が大きく開いている。
鍵盤の端から端までを小動物のように行ったり来たりする。
2009/9/5
曲の合間に山中千尋が学生時代の話をする。
山中とベースの脇義典とはバークリー音楽院の同級生らしい。
「ヨシくんはすごくピアノが上手くて、
試験前によく彼に教えてもらいました。」
ジャズ版『のだめ』みたいだな。
ちなみにバークリー音楽院はボストンにある名門カレッジ。
彼女はバークリー首席卒業なのだ。
2009/9/5
ピアニストの背中を見ながら聞く。
ダンスを踊るように躍動する肩胛骨がエロティック。
一曲目から全力疾走、怒濤のラッシュ。
「Sing Sing Sing」
突っ走るピアノトリオ。
小柄で女子中学生のような彼女が飛び跳ねるように鍵盤を叩く。
チヒロちゃんってピアノが上手らしいよ。
コンサートするから見に来てよ、と言われた同級生全員が演奏を聴いて目が点になる。
プロには失礼だけどそんな感じ。
その弾きっぷりは浅田真央の「仮面舞踏会」の超絶技巧のステップを見るかのよう。
圧倒された。 2010/11/30
ピアノを弾く山中千尋の見ているとバレーボールの竹下佳江を思い出す。
あの150センチ台の小さな身体で、あちらと思えば、またこちら、
レシーブに、トスに、つなぎに、とコートを四方八方飛び回る。
まさに大暴れ。
山中千尋もそんな感じ。
いつもしとやかに、ひっそりと弾き始めるが、終わってみれば呼吸荒く、
心拍数200越え、汗だく、になっている。
初めて見たA木がぼそっと、凄いですね、と囁く。
2011/11/22
今回はイスラエル人のベースとドラムスとの編成。
二人ともシェイプアップされた細マッチョで北アフリカの陸上中距離選手のようだ。
ハヌーシとか、アウィータとか、モルセリとか、エルゲルージとか。
(知る人ぞ知る名前ですね)
1500mを4分切りそうな感じ。
来日した翌朝に東京で震度5の地震を体験したらしい。
主役の山中は黒のボディコンスーツ!
フィギュアスケートの練習着のようでした。
チラシにメモしたセットリストです。
Living without Friday(山中千尋)
Take Five (ブルーベック)
Yesterday (マッカートニー)
When I wish upon a star 星に願いを(ハーライン)
Rain,rain&rain(山中千尋)
不明
アンコール
異邦人(久保田早紀)〜So Long(山中千尋)
ベースとドラムスの二人は「異邦人」を聞いて、いいね! と言ったそうな。
イスラエルっぽい旋律だもんね。
So Long は山中作品でベストだと思う。