2014/5/30 こんやもふっくやまじゃあ

瀬戸内特有のビュート(メサ)という地形です。
今日も黄砂にかすむ。
晴れが続くけどなんだか無駄遣いしてるようで落ち着かない。
いつか降り止まない雨になる。
後ろ向きな性格が悲しい。

  



トーナメントの開催が例年より一ヶ月早い。
いつもは梅雨のさなかだ。
今年は草もまだ淡い緑だ。

  


  



…こんやもふっくやまじゃあ。


ゴルフ場の仕事終わりで駅前のホテルへ戻る。
右膝の腫れがまだ引かないので走れない。
でも、仕事の疲れとトレーニングの疲れは別物。
(その仕事がそれだけ役に立っているかはまた別の話)
走るかわりに部屋で上半身と体幹を筋トレする。
けっこうキツい。 
でも、甘やかすと基礎代謝が落ちる。
それに夜に飲めない。
だから面倒くさいけどやる。
風呂に入って夕食。
今夜はしみじみと瀬戸内の小魚で飲む。
予算は2000円以内。
出張手当を超えてはならない。


駅南の路地にある何でもない店。
おでんの豆腐と小イワシの天ぷら。
お酒は広島三次の「瑞冠」の冷えたの。
コンビニに寄ってさっさとホテルへ戻る。


  


  


  



…夕刻、ゴルフ場から戻るバスの中からジョガーを見た。
福山でも城の周りはランニングコースなんだなあ。
前の席に座っていたタクマが言う。
あれ、○○さんじゃないすか?
そうだ、あの顔、インタビューの映像で見たぞ。
今週の男子ツアーで予選を終えて首位タイの選手だった。


きょうは午前中のラウンドだった。
コンディショニングのために夕食前に走ってるんだ。
プロなんだから当たり前なんだろう。
でも、応援したくなったというのが正直な気持ち。
プロ野球とか、Jリーグとかの団体競技ではあまり見ないシーン。


彼は一人で闘っている。
ひとりで走るという光景はそれを伝える。
国内ツアー未勝利。
単身アジア予選に挑み、全英オープンの出場権を勝ち取ってきた。
そのときもタイ バンコクの街をこんなふうに走っていたのだと想像する。


10年以上前だけど、当時47歳だった中嶋常幸を取材した。
7年以上ツアー勝利から遠ざかっていた。
ツアー参戦中、毎晩ホテルの部屋でストレッチや筋トレをしていた。
「やらない奴は早く終わるよ。」
暗いホテルの部屋で黙々とトレーニングしながら中島さんは呟いた。