2014/6/25 前座は終わりだ。

早朝、布団に入ったまま日本vsコロンビアを観た。
日本大敗に打ちのめされたと言うより、
コロンビアの10番に鳥肌が立った。
22歳 ハメス・ロドリゲス 後半から出場して2アシスト1ゴール。
世界にはこういう才能がいる。
日本がダメとは言わないけど日本のサッカー偏差値は決して高くない。
そう思い知らされました。


         



今日はオフ、二度寝して自宅で取材の準備を少々。
夕食は自家製“家庭のオムライス”とスーパーの解体ショーで買って来た
中トロと塩尻の井筒ワインの白生で晩酌をする。


飲みながらサッカーにあまり詳しくない僕ともっと暗い嫁と、
珍しく1時間以上も今日の試合の感想戦で盛り上がってしまった。


  



嫁いわく、「日本はゆさぶりに弱いんやね」
つまりこういうこと。


コートジボワール戦では先制しながらも、後半からドログバを投入され勢いづいた相手に逆転負け。
ギリシャ戦では攻守の要だったカツラニスが退場、10人になり戦い方を変えた相手に得点出来ず。
コロンビア戦では同点に追いついて折り返したものの、後半から切り札ハメス・ロドリゲスが入り…。
スピードアップしたカウンターに全く対応出来なかった。


ゆさぶりに弱い、と知ってのペケルマン采配だったのか。
先発は8人も入れ替えるいわば2軍スタメンだった。
日本はその補欠コロンビアに何とか対応して前半を1-1で終えた。
この時点でペケルマンは余裕があった。
ここからゆさぶりが始まる。
コロンビアは後半開始からセカンドギアをいきなりトップにチェンジ。
マラソンで言えば25キロくらいからスパートされた。
最初はついていくが何度もゆさぶられ消耗する。
あわててロドリゲスマンマークに山口蛍を投入するが、
結果的に機能せず、相手が一枚も二枚も上だった。
2アシスト1ゴールの結果には蛍くんも落ちこんでるだろうなあ。


というのが嫁の感想。


  


僕もなるほどとナットクした。
日本でなくオランダやドイツ相手ならこういう采配はしないだろう。
すでに決勝ラウンド進出は決めている。
主力は温存したい。
ならば…。
明らかに前の2試合から日本がペースチェンジに対応できない、
ゆさぶりに弱いことをペケルマンは見切っていたのだ。


  


2010年の日本の対オランダの試合でオシムが言った言葉を思い出した。


  「日本にはエゴイストと言われても仕方のない選手がいる。
   本田がドリブルをするたびに全体のスピードが落ち、
          オランダのディフェンスが戻ってしまう。」


本田はすごい選手だと僕は思う。
精神面、技術面、存在感すべてにおいて日本の中心だ。
予定調和をちょっと崩すところも行儀のいい日本代表には不可欠だ。
でも、今日のハメス・ロドリゲスを見てオシムの言葉の意味がわかった。
球持ちがいい、ボールを奪われない、倒されない。
本田は強さを感じる。
が、オシムの言うように全体のスピードを落としてしまっている。
ロドリゲスはほとんどボールを持たない。
即断即決で前線にボールを送る。
あるいは自分で持ちこみ吉田を左にゆさぶり川島を右に飛ばし、
楽々とチップキックでゴールに流しこむ。


1分け3敗、でも楽しませてもらった。
余興は終わりだ。
ここからが本物のワールドカップだ。
ブラジルvsチリ、ウルグアイvsコロンビア…。
したたかで悪くて強い男たちの宴が始まる。
ぐふふ、と不気味な含み笑いが聞こえてきそうなカードが目白押し。

   
…今日はオフ。
自宅で週末の取材の準備をして午後遅くからロードバイクで市内を回る。
湿度は少ないが気温が高い。
「ゆげ焙煎所」で豆を2種類買う。
ケニアと、ケニアとルワンダを深煎りしてブレンドしたもの。
若い店主と自転車の話をする。
TARZAN最新号の特集は「ようこそ、トレイルランニング!」
思わず購入してしまう。

Tarzan(ターザン)2014年7/10号

Tarzan(ターザン)2014年7/10号


そうそう、そういえば愛読している酒コミックの最新刊が出ていた。
すでに読んでしまった。


深夜、アルゼンチンとナイジェリアの試合を観る。
この二カ国はフランス、日韓、南アフリカの3大会でも同じグループだったらしい。
またアルゼンチンかあ、とナイジェリアはうんざりしてるのでは?
メッシ2ゴール!