今回の仕事は今までと何が違うのか。と考えてみた。
とりたてて作業量が多いとは思わない。
睡眠時間を削られるわけでもない。
やっぱり、精神的なものが大きいと思う。
誰一人、この仕事について自分と同じように感じていない、どこか他人事、という孤立感。
役所や警察との交渉や、台風の心配だけではない。
他人が同じことを僕に言ったらこう返すだろう。
「ディレクターなんやからそんなの当たり前やん。甘えたこと言ってんなあ。」と。
そうなんだけど…。
まいったよ、今回のケースは。
で、思った。
自分も弱いんだな。
仕事だけじゃなくて人生がそうなんだよね。
病気になっても貧乏でも誰かと思いを同じくしてたら何とか耐えられる。
孤独は決して嫌いじゃないと思ってたけど、好き嫌いじゃないね。
孤独であっても孤立したくない。
この年齢になって痛感してます。
いい経験が出来たのかもしれない。
他人の苦しみが少しだけわかるようになった。
自分が役に立つかどうかは別にして傍に立っていることだって時には大切なのかも。
今日は走らず仕事もせず、早めに帰ろうと京橋駅へ向かう橋の上、振り返ると黄金色の夕景。
Instagramで撮ると大阪と思えない絶景になった。
ヴァンホーベンとかギエルモ・デルトロらが描く近未来都市のような質感。
ヒロがグリーンコープで試しに買ってみたという珈琲豆。
東チモール産の豆で200グラムで消費税込みで600円ちょっと。
飲んでみたらキレイな苦みで美味しい。
かなり美味しい。
しかも安い。
アイス珈琲にしても清んだ味になるだろう。
贔屓にしよう。
ヒロは僕がねこグッズが好きだと思いこんでいる。(まあ、それはそーなんだけど)
これは同じくグリーンコープで買ったという携帯用の爪楊枝入れ。
うーむ、要るかなあ?
…出勤前に甲子園。
眼鏡堂さんが来ると聞いて朝イチで一塁内野自由席を買いに走る。
久々にロードバイクで行こうとしたら後輪に空気が入らない。
通勤用で往復する。
今日はライトスタンドじゃなくて一塁側内野席。
第三試合は聖光学院と近江。
あの2011年に同じ一塁側から聖光学院を応援してサヨナラ勝ちした。
エース歳内のヒットだった。
福島の特別な夏、あの年から3年が経つ。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20110806/1312634339
天候不順の夏。
秋のような雲が浮かぶ。
守備練習する青いユニフォームの近江高校。
空からこぼれ落ちてきたみたいな青だ。
眼鏡堂氏が父親自ら「感じの悪い7番」という娘のチキさんと。
高校のバスケチームの得点源なのだそう。
1塁側は聖光学院(福島)、3塁側は近江(滋賀)。
両県共に準優勝が1回、滋賀は2001年“竹内&島脇ダブルエース”の近江…、福島は1976年“小さな大投手田村”の磐城。
僕は田村さんに近い世代だ。
この試合、9回裏、聖光学院がスクイズでサヨナラ勝ち!
奇しくも3年前の再現となった。
大阪マラソンの会議があったのでサヨナラ劇を生で見ることが出来なかった。
マラソン会議のあと、梅田で写真の受け渡しして早めに帰宅する。