2014/11/8 未来から来た人間だと思って…。(未)

ことし劇場で見る20本目の映画がアタリだった。
ブコメで、タイムトリップもので、それだけなら見る気はしなかったけど。
終盤に死期の迫った父親が主人公の息子に幸せに生きるためのアドバイスをする。


 ・日々を普通に生きること。


 ・つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。
  考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。

 
  そして最後に言う。


 ・未来から来た人間だと思って今を大事に生きること。


僕は20年後の未来から来た。
タイムトリップする超能力を持っている。
残念ながら行けるのは過去だけ、未来へは行けない。
現在77歳、当然ながら年相応に身体にガタが来ている。
身体中が痛くて内臓も弱っている。
毛髪も抜けて筋肉も落ちている。


20年前に戻った。
毎日だって走れる。
嫁さんも元気でおいしい食事を作ってくれる。
ビールも美味しい。
そうなんですよね。
未来へ帰りたくない、と思える過去であることを実感。
感謝して生きようと思った。
(明日には忘れても)



朝走る。
イーブンペースを心がけて10キロ。
6分を少し下回るくらい。
一人で走るとこれが難しい。
ペースが一定しない。
ゆっくりだと飽きるし速いとしんどい。
心が弱いからだ。
女性はイーブンペースに強い。



うろこ雲?
  



朝兼昼食はおにぎりだった。
おにぎり、塩海苔、薩摩汁、卵焼き、じゃこおろし。
   


…『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』@西宮



       



この映画を知ったのは愛読してる「一日の王」というブログ。
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/943e077bbed029704ccac3b4a8bbcdcf
リチャード・カーティスという英国人監督の作品、
ブコメでタイムスリップもの、ということで、...
僕らのような年齢になると夫婦でも一人でも見ようとは思わない。
確実にスルーしてた。
ブログのおかげです。


   


こんなお話。


   イギリス南西部でティム(ドーナル・グリーソン)はちょっと風変わりな両親と妹、伯父ら家族とともに暮らしていた。
   家族との仲は良好であるものの、自分になかなか自信が持てず、恋人ができないでいた。
   21歳の誕生日を迎えた日、ティムは父(ビル・ナイ)からある秘密を告げられる。
   それは、一族に生まれた男子にはタイムトラベル能力が備わっているというものだった。
   はじめは冗談かと思い信じることができないでいたが、能力の使い方を覚えてからは恋人を作るために繰り返しタイムトラベルをするようになる。
   弁護士を目指すティムはロンドンへ移住、そこで出会ったメアリー(レイチェル・マクアダムス)に恋をする。
   しかし、タイムトラベルしたせいでメアリーと出会っていないことになってしまう。
   なんとか彼女の愛を得た後も、タイムトラベルを繰り返して人生の成功を掴もうとするティム。
   やがて、どんなにタイムトラベルをしようと誰にでも起こりうる不運や波乱を避けることはできないことを知り、本当の幸せに気付いていく……。


タイムスリップそのものはご都合主義で陳腐なものだったけど、
演出や編集が音楽も洒落てて、ヒロインのレイチェル・マクアダムス
笑顔がチャーミングで、「ガープの世界」テイストの世界観も好ましく、
見終わった時、すっかりこの映画に惚れてしまいました。
冒頭、主人公のモノローグで語られる主人公の家族の描写(紹介)がほほえましくて素敵です。
名作「おもいでの夏」で主人公のハーミーが大人になって少年時代の夏を思い出すような感じ。
何よりも映画の中に流れている “愛おしい時間について” の考察、
あるいは人生観、届けられるメッセージが素晴らしい。


   


冒頭に書いたことと重複するが…。
映画の最終章にあたるパートで死期の迫った父が主人公である息子にいつくかのアドバイスをする。
(過去への)タイムトラベルなんて出来なくても幸せになれる方法を。


・日々を普通に生きること
・つまらないと思った一日をもう一度振り返ってみる。
 すると、つまらないと思ったことが実は素晴らしいと思える。


そして、最後のアドバイスがこれ。


・未来から来た人間だと思って日々を大切に生きる。


これについてはブログ「一日の王」に素晴らしい解説がある。
出典を明らかにしてコピペさせてもらおう。


  「過去に戻って人生をやり直したい」と、
   誰しも一度や二度は思ったことがあるのではないだろうか?


   と書いたが、
   実は、私自身は、そう思ったことはない。
   現在に満足しているからかもしれないが、
   あまり「過去に戻りたい」とは思わない。
   そして、もし、「過去に戻ってやり直したい」と思ったときは、
   タイムトラベルなどせずとも、
   人生をやり直す方法を私は知っているのだ。(ほんまかいな?)
   その方法は、「私だけがやっている方法」と思っていたのだが、
   この映画を見て、そうではないことを知った。
   本作『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』では、
   映画の最後に、ひとつの答えが示されるのだが、
   それは、日頃、私が考えていることと同じだったのだ。
   それは……


   「未来から来た人間だと思って日々を大切に生きる」


   ということ。
   たとえば、中高年であれば、
   年老いて、躰が不自由になっているかもしれない
   20〜30年後を想像してみる。
   私など、いつも最悪の20〜30年後を想像している。(笑)
   寝たきりとなり、
   娘たちや孫たちにも見放され、
   お尻をつねられたり叩かれたりしながら、
   配偶者にオムツを取り替えてもらっている。(爆)
   そこまで想像して、さらに、
   「ああ、20〜30年前に戻れたら……」
   と、後悔している自分を想像してみるのだ。
   そして、20〜30年前の自分に(つまり今の自分)に戻って、
   ホッと安心するのだ。
   「まだ間に合う。もっと配偶者や娘たちや孫たちに
                  優しくしなくては……」
   と。
   ほら、タイムトラベルできたでしょう〜?(笑)



   「未来から来た人間だと思って日々を大切に生きる」
   ということは、
   今日がいちばん若い日なのだから、
   これから一日一日を大切に生きていけば、
   (過去は変えられないが)未来は変えられるということ。
   未来の自分は変えられるということなのだ。



                   (ブログ「一日の王」)



そう、過去は変えられないけど、未来は変えられる。
だから今日を「特別な一日」と思って大事にしよう。
先のことはわからない。
明日、世界が終わるかもしれない。
きょうという特別な日が副題の通り“愛おしい時間”になる。



映画の舞台はロンドンとコーンウォールという英国南西部。
30代半ば、コーンウォールの海岸線を二週間ほど一人で旅行した。
海辺の風景がなつかしい。



今日は飲まずに過ごす。
夜は早めに帰宅して自家製のカレーうどん。
昨日のカレーグラタンと同様、したたらせました。