2014/11/17 ハイライトを一服

先週日曜日9日の西宮10キロレース以来、一週間ぶりに走る。
今週末はいよいよ神戸マラソンです。
2007年のかすみがうらマラソン以来7年ぶり、人生二度目のフルマラソン
楽しみでもあり不安でもあり。


早朝は晴れてたけど雲が出て寒くなる。
静かな西宮の海にウエイクボードを引くモーターの音だけが響く。
 


いつもの湾岸コース6キロ弱を5分50秒ペースで走る。
本番はこのペースを出来るだけキープして走りたい。
20キロ過ぎて6分に落ちてもまだ10キロ粘ろう。
勝負はそこからだ。


新西宮ヨットハーバーの桜並木。
色づきはこんな感じです。
  


メジャーなフルマラソンに出場するって大変なことなんだと実感。
いつもは応援したり取材したりする立場だったけどたまには当事者にならないとね。
さて、目標は…。
7年前は50歳で5時間半でした。
C目標は歩いてでもそのタイムを上回って完走すること。
B目標は歩かずにそのタイムを更新すること。
A目標は5時間切り。
とにかくスタート時のコンディションをベストにするよう全力を尽くそう。
もう一夜漬けは効かない。
ナンバーはE31229です。

  
また季節が進み晩秋を越えて初冬な感じ。
ヒートテックボタンダウン、セーターにハーフコート。
食卓には味噌汁の替わりに土鍋の湯豆腐が登場。
   



出がけにマフラーを持っていこうと探すが目当ての短めのが無い!
去年、かなりヘビーに使ったばあばあ手編みの青いマフラー。
厳冬ではない今頃の季節にちょうどいいのに…。
しばし探すが見つからず。


今津のスポーツオーソリティーのセールは今日まで。
せっかくの20%オフ、プール帰りのヒロと店で待ち合わせる。
狙っていたアシックスのトレランシューズは気に入った色とサイズが在庫切れ。
アシックスのハーフよりちょっと長いカプリサイズのランパンと登山用のソックスを買う。
先日、山登りしたときにほとんどのソックスが耐用年数をオーバーしててかかとが擦り切れていたのだ。


夕方から出社、ミニ番組の編集チェック。
テロップをいくつか手直したり足したりする。
今回の取材対象は13歳のフィギュアスケーター、なかなか可愛らしい。


仕事終了後、天満の「みき屋」で少しだけ飲む。(立ち飲みです)
カウンターの常連客の話を聞きつつ、
石垣島の拾われた子猫兄弟の報告をフェイスブックで読みつつ、ぼんやりと飲む。
つまみに注文した韓国海苔とクリームチーズという一品が当たりだった。


帰りがけコンビニで煙草を一箱買う。
ハイライト!
ライターなど持ち歩いていないので小さな100円ライターも買う。
扇町公園の街灯の下で一本吸う。


ハイライトが吸いたくなったのは今朝届いた本のせいだ。
フェイスブック読書マラソンというグループのメンバーM氏より写真の3冊を送ってもらった。
村上春樹 編・訳「セロニアス・モンクのいた風景」の冒頭にある本人の書いた表題作に氏の十代から二十代の頃の描写があった。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/

   ジャズ喫茶の濃いブラックコーヒーと、吸い殻でいっぱいになった灰皿と(当時は誰もが当たり前のことのようにひっきりなしに煙草を吸っていた。
   「受動喫煙」なんて言葉はまだ影も形もなかった)、黒々としたJBLの巨大なスピーカーユニット、読みかけの小説(たとえばジョルジュ・バタイユ
   ウイリアムス・フォークナー、大江健三郎)、秋に着る最初のセーターの匂い、そして都会のあちこちに見いだせる不思議に孤独な一角…
   そのような一連の情景は、僕の中では今でもやはりまっすぐにセロニアス・モンクの音楽に結びついている。


                                                 (「セロニアス・モンクのいた風景」より)


   



あとがきには、1960年代、ニューヨークに住んでいた水丸さんがモンクにハイライトを一本あげたというエピソードが出てくる。
(もしかしたらこのエピソードは安西水丸さんのエッセイで読んだかもしれない。確信はないが。)
そのシーンを和田誠さんが再現したのが表紙のイラストだ。
考えてみればそのハイライトのパッケージデザインって和田誠のはずだ。
ああ、久しぶりにハイライトが吸いたくなってきた。
春樹氏が書いてたように昔は当たり前のように煙草吸ってましたよね。
男性で吸わない人の方が明らかに少数派だったように思う。
僕の遍歴は最初は高校生の時におばあちゃんのチェリーを盗んで吸って、以後しばらく学生時代はハイライト、社会人になってピースライトでした。


何十年ぶりかで買ったハイライトは一箱420円!
僕が吸ってた頃はハイライトが180円でセブンスターが200円だったような記憶が。
ハイライト150円だったかな。
和田誠パッケージデザインもこれでは台無し。
   


扇町公園でハイライトを一本。
いまこうして公共の場で煙草を吸ってみるとどこか後ろめたい。
灰皿もないし。



帰宅後、途中まで見てそのままだったDVD『大停電の夜に』を見終える。
これもM氏に紹介してもらった本で知った映画、都会のおとぎ話、そして、ウイスキーのある風景。
          


ビル・エバンスの「マイ・フーリッシュハート」が流れるバー。
あまりに知れた曲だけど、やっぱりいいよなあ。
          


今、トイレで読む本は「ジャズメンとの約束」、これもM氏に紹介してもらった。
美味しいウイスキーや煙草を一服するみたいに一編ずつを楽しむ。
洒落ている。
でも、ジャズファン以外は拒否してる本だと思う。
ラグビーとかサッカーとかテニスでもこんな世界があると思う。