冬至まで一ヶ月を切った。
５月に同じ場所から写真を撮ったとき、
太陽は正面で陽を浴びているマンションの背後、六甲山に沈んでいた。
夏至の頃はマンションの右側に落ちていたから一年で子午線の位置が随分変わることがわかる。
するべきことが半分くらいしか出来なかった一日。
午前中にスポーツクラブに併設されている整体へ行く。
きょうの予約だと思っていたら実は昨日だったらしい。
結果的に無断キャンセルをしてしまった。
そういう思いこみが増えている。
人生の季節も秋、晩秋なのか…。
じゃあ、いつが真夏だったのかと思い返してみる。
ああ、あれが…と思い当たることもないわけではない。
筋トレ、今日は負荷を上げて１０回３セットを基本にやる。
プルダウンは左右２５キロで計５０キロ、レッグプレスは６０キロ。
これくらいは何とかいける。
Tarzanを立ち読みしたら低負荷でも筋肥大出来ると書いてある。
要はオールアウト（もういっぱいいっぱいの様態）を作ることが大切のようだ。
あまり難しく考えないでやっていこう。
確かに最初から重いウエイトでやるとフォームが崩れて意味がない。
それと低負荷多回数でやると効果が出るまでに二か月以上はかかるらしい。
もう少し我慢して続けよう。
iMacで映画を見ていたらいつのまにか夕方になる。
夕陽がきれいなのでたまには一眼レフで撮ってみよう。
朝昼兼用の献立は木綿豆腐の豚バラ肉巻きとほうれん草おひたし。
豆腐の豚肉巻はすき焼き風味でした。
ＤＶＤを借りてＭａｃにとりこんでおいた映画をようやく見る。
「しあわせの隠れ場所」（原題はThe Blind Side ）
ＮＦＬのスター選手の出自を描いた物語。
ハリウッドお得意のBased On The True Story です。
ポスターにはThe Extraordinary True Story （驚くべき真実の物語）とあり、
普通ではありえない、と強調している。
原題のブラインドサイドはラグビーでよく使われる用語。
敵エリアの狭いサイドを指すものだと認識していた。
（広い方はオープンサイドという）
この映画で知ったのだがアメフトではもう少し狭義で使われる。
たいていのクォーターバックは右投げなので攻撃の時に身体は右側に開く。
当然、左に背を向けるのでタックルを受けやすい。
その無防備なＱＢを守るオフェンスマンがレフト・タックルというポジション。
身体が象のように大きくて虎のように敏捷な選手に向いているという。
そのレフトタックルの選手マイケル・オアが映画の主人公だ。
舞台は南部のテネシー州、格差社会、貧困、奨学金制度、家庭教師、
ミシシッピ大学とテネシー大学とのライバル関係、リクルーティング、保護本能、キリスト精神…。
いろんな要素がうまく配合されて面白い。
マイケルを貧困から救う保護者となるリー・アン（サンドラ・ブロック）は全米ライフル協会所属のゴリゴリの共和党支持者だ。
彼女が優秀な家庭教師（キャシー・ベイツ）に依頼する。
仕事を受ける前に「わたしは民主党支持者だけどいい？」と断るシーンがあった。
テネシーは共和党の地盤なんだろうな。
アメフト映画にハズレなし、と言われるように佳作だった。
いくつかのアメフト映画を思い出す。
「天国から来たチャンピオン」「ロンゲストヤード」
「タイタンズを忘れない」 そして「ルディ」
なかでも「ルディ」は最高傑作だと思う。
この「心揺さぶるスポーツ映画ベスト10」でも堂々の１位です。
ちなみにトップ10は以下の通り。
10位 「ウォリアー（原題）」 総合格闘技 2011年
９位 「シービスケット」 競馬 2003年
８位 「幸せの隠れ場所」 アメフト 2009年
７位 「ナチュラル」 野球 1984年
６位 「ロッキー」 ボクシング 1976年
５位 「勝利への旅立ち」 バスケットボール 1986年
４位 「ミラクル」 アイスホッケー 2004年
３位 「フィールド・オブ・ドリームス」 野球 1989年
２位 「ブライアンズ・ソング」 アメフト 1970年
１位 「ルディ」 アメフト 1993年
「ウォリアー（原題）」、「ブライアンズ・ソング」はまだ見ていない。
夜は天ぷらが食べたいと所望する。
海老天、烏賊下足天、南瓜天、なめ茸天、
薩摩芋と枝豆とたまねぎのかき揚げ などなど。
つい食べ過ぎる。
汁物はきのこ汁。
５種類の茸と里芋と牛肉が入って美味。
山形のいも煮のようでした。
明日は走ろう。
５キロ走れば３か月連続月間１５０キロ達成だ。
その割には練習効果は出ていないが。
