2014/12/15 こわれる(new)

曇り空、天気は下り坂になるらしい。
第一級の寒気がやってきて北日本は大荒れになるという。
体調はいいような悪いような。
最低の投票率と予想された結果のせいではない。
絶好調は長くは続かない年齢だということ。
だましだましのジェネレーションです。


今月4度目の5キロタイムトライアル。
最初からピッチを早くすることを心がけて走る。
1キロが4分54秒、2キロが5分06秒で入る。
2キロ過ぎてキツいので3キロでやめようと思った。
今日はもういいや、と。
3キロ通過、まだ頑張れる。
平均ペースも5分を下回った。
5キロを25分12秒、シーズンベストは更新出来なかったけど辛抱したことに満足。
(3キロも初めての14分台)
海沿いのコースではコースレコードだ。
ああ、しんど。

 
朝食後、1月の人事異動情報がメールで届く。
スポーツから副部長のT氏が営業へ異動するそうな。
聞けば制作畑から営業部長になる人がいて、その補佐役として引っ張られたとのこと。
新番組を立ち上げようとしていた矢先に…。
「人生とは何かを計画している時に起こる別の出来事」
人生はいつも別件で決まっていく。


18日に近江日帰り旅を企画している。
同行するY田と打合せと青春18キップの受け渡しの打合せをしようと夕方4時半に銀座屋で待ち合わせる。
セルジオも誘う。
向かっているときにY田より電話が入る。
どんなに探しても店が見つからないという。
僕はメールに駅前第一ビルのB2と書いた。
地下2階やで、と言うと、B1で探していたという。
電話の声が意味なくデカい。
いやな予感がした。

   


銀座屋に来たY田は酔っていた。
こんな時間に…。
どこで飲んでいたの?と問うと、漫画喫茶の3時間パックというやつで…と言う。
よくわからないがそこで飲んでいたのか。
会うのは今年の3月以来だと思う。
そのときも飲んではいたけどフリーになって仕事も順調で健康そうだった。
いま、その仕事も終わって1月以降は収入がゼロだという。
嫁とは数ヶ月も口をきいていないと言う。
食べ物をテーブルにこぼす。
灰皿の周りに灰を散らかす。
こうなったら原発で働こうと思ってんねん、と呂律のあやしい口調で言う。


久しぶりに怒りがこみあげてきた。


旅行の打合せはやめよう。
こんな状態で話は出来ない。
旅行そのものもやめよう。


中学生のころの自分の父親を見ているようだった。
酒に酔っては家族に嘘をついた。
嫌だった昔を思い出して余計に腹が立った。


崩壊するマッカラン友の会。
笑い話では済まない。
だらしなく飲む友を見ていろんな思いがめぐる。
めぐりうめぐって一周して結局自分はラッキーなのだと思うところで落ち着く。
Y田を駅に送り、いったん別れたセルジオを呼び出し、山長で飲み直す。
飲んでも酔わない。
ヨドバシ梅田で電化製品を見て回る。
2014年のオオサカステーションの繁栄の中を歩く。



  



  



Y田を見て思う。



  もちろん人生はこわれてゆく過程である。


フィッツジェラルドの「崩壊」という小説の書き出し。
物質的に豊かでなくとも、せめてエレガントにこわれてゆきたい。
自分がそう願っているのを意外な思いで自覚した。