ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2014/12/26 てんのじの酒宴

夕方よりマッカラン友の会を開催する。
もともとはマッカラン18年という高級スコッチのシングルモルトを1年に一度くらいは一晩で飲み干そう、それくらいの贅沢をしよう、と20年ほど前に始まった。
時は流れ、メンバーの高齢化が進み、同時に不況が襲い、経済的衰退も激しく、マイナーチェンジ、ダウングレードを繰り返し今に至る。
全盛期には温泉旅行にも出かけていた。
3シーズンは雪の中でコテージを借りて一泊した。
昨今は酒屋の立ち飲み(角打ち)に落ちぶれ、それもfatfat氏の体重増加により断念。
今年は趣向を変えて天王寺エリアで酒宴を設けることになった。
五十八が2名、五十七が1名、五十五が1名、みんな何とか生きてます。
  



朝、晴れて暖かい。
いつものように「マッサン」で起きて、珈琲を淹れてぐずぐず過ごして、少しだけ走る。
宝塚ハーフから中2日、いつもより厚着で5キロちょっと、汗をかく。
MY ASICS というiPhoneと同期出来るWEBサービスでトレーニングプランをつくってもらった。
週3日か4日の練習メニュー、真面目にやってみようかなと思う。


冬の海は透明度が高い。
思わず立ち止まってシャッターを切る。
  


青い海を進む。
うらやましい。
  


♪ 赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた
最近ランニングコースで目立つ赤い実をつけた木。
なんて木だろ?
  


午後3時、阪神電車で西九条、環状線で天王寺。
日本一高いビル あべのハルカス 完成してから真下で見るのは初めてでした。
意外にも300メートルもあるなんて感じなかった。
青空に上弦の月が浮かぶ。
  


天王寺のルシアスというビル(有名なアポロビルの隣)の地下にある「恵比寿屋」という店に集合。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27001340/
店のチョイスは僕がネット情報で決めた。
早い時間から飲める店、安くて旨くて評判のいい店。
この方のブログから見つけた。
「立ち吞みダイエット日記」 http://a30041.blog.fc2.com/blog-category-12.html
恵比寿屋は通称ABSというらしいです。
どっちにしようかと迷った森田屋はMRTとのこと。


  


あべのに先乗りしてたセルジオに店の偵察をお願いした。
セルジオの見立てはかんばしくなかった。
オレ的にはアウト、とのこと。
しかし、遅れてくるはずのfatfatさんがすでに入店していた。
ま、結果オーライ。
塞翁が馬。


狭いと思ったが店の雰囲気がいいのか居心地も悪くない。
何より気難しいfatfat氏の機嫌がいいのでこっちの気分も落ち着く。
寒ブリやまぐろ赤身、たまねぎフライ、菜の花の辛子和え、筑前煮、鶏肝煮、などの小鉢、みんな美味しい。
昼から飲める店、ということで4時過ぎには満席、大盛況。
そんな満席状態でも美人揃いのスタッフの動きがいい。
注文へのレスポンスよし。
お酒や料理がほとんど待ち時間を感じさせずに出てくる。
ABS、いい店だ。
  


途中、海老フライとハムカツを間違って持って来た。
注文してない。
困った美人スタッフ。
おねえちゃん、うちがひきとるわ、とfatfat 氏。


熱燗2合とっくりを何本追加しただろう。
シメに 激辛!俺の焼きラーメン 300円を注文。
日清焼そばみたい。
これが辛い!
食べたら咳きこんだ。
辛いけど旨い。


  


お勘定は…確か4人で8000円ちょっとだった。
大の男がたらふく食べて飲んでお一人様2000円ちょっと。
ABSは久々にヒットです。
でも、阿倍野にはあんまり来ないけどね。
お店の前に貼り紙があった。


  酔ってらっしゃるお客様に対して入店をおことわりとさせて頂きます。
  先日も警察の出動することとなりはいへん他のお客様にご迷惑がかかります。
  ご了承下さいませ。


                             店主


      


天王寺、阿倍野エリア 恐るべし。


来年はどうなるかな?
天王寺まで来る車中で呼んでいたのは椎名誠「ぼくがいま死について思うこと」だ。
冒頭に先に旅立った友人たちをもう何人も送った話が書いてある。
椎名誠は1944年生まれ、この本を書いたとき69歳だった。
ことし同い年の蟹江敬三が亡くなった。
同じ時代を生きてきた者が死ぬ、という時代がそれほど遠くはないことを実感する。
覚悟はしてるけど淋しいよう。

ぼくがいま、死について思うこと

ぼくがいま、死について思うこと



セルジオとfatfat はほろ酔いで帰宅、別口の忘年会があるというY田正男と天王寺でもう一軒。
駅の北側にある戦後闇市のようなエリアの「種いち」という立ち吞みに入る。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27021940/
6時過ぎ、店は超満員、二人分を無理やり開けてもらう。
以下、写真日記です。


あべのは再開発されてしまったがこのゾーンはいまだ残っている。
そのまま戦後の映画が撮れそうだ。
  


明日は土曜、きょうで仕事納めのサラリーマンも早めに切り上げて飲んでいる。
  


どんだけメニューあんねん。
サーモンフライ100円、赤ウインナーやイカリングは160円。
どんだけ安いねん、とその上の貼り紙を見たら…。
  


お店の方針が明確に示されています。
うちはこれでいきまっせ、と。
1300円という数字はいかにして設定されたのか。
  


天王寺闇市エリア、なかなか奥が深い。
この「種よし」、中に入れない人はビールケースをテーブルにして外でも飲める。
アーケードだから半屋内、雨風はしのげる。
  



Y田は忘年会へ行く。
僕は闇市エリアで飲んでちょっとアウェー感を感じながら探検家気分になる。
じゃあ、もうひとつの魔巣窟、ミナミの千日前あたりへ行ってみようと御堂筋線なんばで下車。
折しもドキュメント編集中のA部老師よりメールが入る。
仕事を切り上げて飲みたいとの意向。
なら、日本橋の独酌虎徹に行きますか?


老師を待つ間、周辺をパトロールする。
そういえば味園ビルの2階のドキュメントをNHKの「72時間」で放送してた。
「味園ユニバース」という映画も来年2月に公開されるようだ。
渋谷すばる関ジャニ二階堂ふみが出ている。
ヒミズ」とか、「日々ロック」とか彼女がいい、と評判は聞いてるけどまだ映画を一本も見たことがない。
  


方向音痴で道に迷ったA部氏を待って独酌虎徹へ行くも満席。
うらナンバ方面へ向かうも丑寅も満席、鮨にしますか、ときすしへ行くも満席。
この路地にある新しいお店「喜多郎寿し」にたどりつく。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27082490/
小ぶりの寿しがいいつまみになって悪くない。

  


夜8時も過ぎて二軒目に独酌虎徹へ行く。
僕にとっては4軒目です。
虎徹はなんとか入れた。
地酒で安らぐ。
F島さんより着信があった。
そろそろ高校ラグビーか。


明日は編集チェック。
今年の仕事が終わる。
外飲みするのも今日が最後かな。
ビール、日本酒、焼酎、十二分に堪能しました。