2015/2/5 ビフカツ

昨日、最終電車で帰った。
導き出された結果が朝寝坊。
9時半過ぎに起きた。
最近、脳の作業領域が飽和状態になっているという自覚がある。
記憶を検索したり、抽出したり、文章を書くときに類語を思い出すような作業。
作業領域が狭くなっているというよりCPUがフリーズしているような感覚。
脳作業能力の劣化。
要するに痴呆?
たとえばここまでの文章を書くのに15分くらいかかったりする。
頭の中が固まってる。
そういうときジョギングしたり筋トレしたりするのが有効だと経験上わかっているがすぐにフリーズする。
単に加齢のせいなのか、放電を必要としているのか。
同世代の辛苦や不安に比べたら脳天気に暮らしていると思うのだが…。
いやなのはこういう状況は若い頃にはなかったし、この年齢になって、最近出てきた症状だということだ。
こわれゆく私。


天気予報は終日雨だったのに晴れる。
朝は走らず、やるべきことが出来ず、時は過ぎる。
そういえば、と年頭に内田樹先生がブログに書いていたことを思い出す。


   あけましておめでとうございます。
   
年末には「十大ニュース」、年頭には「今年の予測」をすることにしている(ような気がする)。
   ときどき忘れているかもしれないが、今年はやります。
今年の日本はどうなるのか。

  「いいこと」はたぶん何も起こらない。
「悪いこと」はたくさん起こる。

   だから、私たちが願うべきは、「悪いこと」がもたらす災禍を最少化することである。


当たっているような気がする。
朝、寝坊するのは目覚ましがわりのラジオニュースにいいことが何もないからではないだろうか。


昼過ぎにヒロとスポーツオーソリティーへ行く。
年に二度、会員は全品15%オフ、一万以上買うと20%オフになる。
ユニクロにしてもそうだけどアパレル製品の定価って何なのだと思う)
ヒロが水着を買い、二人分の軽アイゼンを買う。
軽アイゼンはバックルつきの装着するのが楽なもの。
装着の反対語は何だっけ?
こういう脳作業がスムースに出来ないのだ。
離脱でもないし、着脱といえばいいのか? 違うな…着けるの反対は外す脱ぐ解脱?
装着の反対語は…ネットで調べると、脱着とか解除とかある。
うーむ、ピンと来ない。
これくらいにしておこう。


ヒロは牛ランプ肉が安売りされているとたまに買ってくる。
いつもはステーキにするのだがリクエストしてカツにしてもらった。
肉厚のランプを瓶で叩いて薄くする。
   


赤ワインを入れたデミグラスソースで食べる。
ビフカツ食べるの何年ぶりだろう。
先日買った平皿がこのところ大活躍、この皿を使いたいがためにメニューを選んでいる。
   


ビフカツというと村上春樹が若い頃に書いたエッセイを思い出す。
神戸にはおいしいビフカツを出す店が多い。
ビフカツサンドで有名な「もん」は豚カツも旨い。
ああ、東京のとんかつ専門店の豚カツも食べたくなってきた。
たっぷりのキャベ千といっしょにたっぷりの豚カツソースで。



柴田元幸の「ケンブリッジサーカス」と北方謙三の「風待ちの港で」を並行して読んでいるのにまた一冊読み始める。
こういう性癖はネットサーフィンするようなもので無意識に興味がうつろう。
集中より拡散へのベクトルが強い。
これは僕の人生に貼り付いた性(さが)で、外部から強制されないとなかなか集中へ向かない。
読み始めたのはベストセラーの短編集「満願」、著者は米澤穂信
この本のプロフィールには岐阜県生まれとしかないけど、僕と同じ金沢大学出身だ。
ボトルネック」の頃のプロフィールにはそうあったと思うのだが。
同窓の小説家を他に知らないので親しみがあったのだが本人が望んでないのか編集部が要らないと思ったのか、ちょっと複雑な思い。
「満願」はミステリー短編集、文章が素晴らしいと久米宏がラジオで言っていた。
最初の「夜警」を読む。
背筋がぞくっとする。
謎解きよりも人間観察に重きをおいた描写に魅せられる。

満願

満願


明日は早起きしよう。