2015/3/26 エニグマ 対 クリストファー 

「イミテーション・ゲーム」@TOHOシネマズ西宮
☆5つの傑作でした。
今年ここまで観た中でベストワンかもしれない。
「シェフ〜三つ星フードトラック始めました〜」「おみおくりの作法」「インターステラー」
「幕が上がる」「薄氷の殺人」とアタリ映画はあったけど☆4つどまり、これは☆5つです。

   


難解かも? と予習して観たけど全く予備知識がなくても問題ない。


・事実に基づく物語
・主人公は天才数学者
・大戦中にナチスドイツの暗号を解読する任務
・エニグマに対抗するマシンの名前がクリストファー
・学生時代、戦時中、戦後の3つの時代のシーンが交錯する


これくらいを知っておけば冒頭からすぐ物語に引きこまれる。
映画を観て何度も鳥肌が立ったのは久しぶりだった。
「バードマン」を観てないので何とも言えないが、ここ数年の作品賞と比べても遜色ないし、
去年の「アルゴ」や、あんまり面白いと思えなかった一昨年の「アーティスト」より数段いいと思う。
ベネディクト・カンバーバッチに主演男優賞もありだ。
結局、ノミネートされたけど獲ったのは脚本賞だけだった。
脚本が良かった。
無駄がなくそれぞれのシーンが訴えかけてくる。
緊張が持続する演出や音楽もいいのだろう。
サントラ https://www.youtube.com/watch?v=BVDQ9eHYJqk
テレビで脚本家のスピーチをたまたま聞いた。
今年のアカデミー賞でもっとも感動的なスピーチだった。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/25/graham-moore-say-something-meaningful-oscars-speech_n_6757416.html


   「16歳の時、私は自殺を図りました。しかし、そんな私が今ここに立っています。
    私はこの場を、自分の居場所がないと感じている子供たちのために捧げたい。
    あなたには居場所があります。どうかそのまま、変わったままで、
    他の人と違うままでいてください。
    そしていつかあなたがこの場所に立った時に、同じメッセージを伝えてあげてください」


いま、スピーチライターの小説を読んでいるので余計に感慨深い。
わずか1分足らずのスピーチだった。
映画の主人公アラン・チューリングの人生と重なって真実味があり胸に迫る。


   


ちょっと誉めすぎたかも。
いや、あえてもう一度書きます。
☆5つ、今年ここまでのベストワン。


 (大事なことを書き忘れている気がする。もう少しちゃんと感想を追記予定)
メモ 電圧が高い 号泣なし 元気映画で無し 謎解きもそれほど重要ではない 
   けれど観るべきもの エピソードの作り方が上手い 判断が


当初の予定は午前中に映画を観て、午後からは北山植物園まで歩いて、
バケットとワインで公園ランチにするつもりだった。
映画を見終えて西宮ガーデンズの店をひやかして外へ出ると…寒い。
帰宅して家でキューバサンドとビールランチに変更する。
高校野球をテレビ観戦して夕方からふたたび外出。
ゆげ焙煎所で酸味の効いたホンジェラスのエスプレッソ。
夜飲み用にデカフェの豆を100グラム買う。
   


夜は軽めの晩酌。
近所のスーパーで買った境港直送のつばす(鰤の小さいの)の刺身。
日本酒は和歌山海南市の地酒「紀土(きっど)」の純米。