2015/4/4 サイコーだよ!

予報では朝から曇り、午後遅くから雨 だった。
もともとの予定は須磨アルプスから塩屋へ尾根歩きをして桜を楽しみ、塩屋の異人館でライブを聴く、だった。
前日の雨で足元もぬかるんでるだろうし天気もよくないので僕一人でライブだけ行くという計画にいったんは変更した。  
朝起きて珈琲を飲んでたら光がさしてきた。
晴れた!
ならば、とヒロも歩く気満々だ。
でも出発が遅れたので山歩きしてたらライブに間に合わない。
須磨海岸でランチ&須磨浦公園で花見&ライブにマイナーチェンジする。


須磨浦公園に来たらこれを撮らなきゃ。
桜なめの明石海峡、対岸の山影は淡路島。
去年の夏、24時間テレビのロケで四苦八苦したあたりです。

   


ライブは女性シンガー松田美緒さんの「クレオールニッポン 歌の記憶を旅する」と題されたツアーの初日。
場所は神戸塩屋の旧グッゲンハイム邸異人館跡です。
松田美緒さんは2月にはA部氏夫妻と豊中の古い屋敷跡で聴いた。
ポルトガル語圏、スペイン語圏の歌を中心に謳っていたシンガーでm日本の忘れられた歌を発掘するプロジェクトでCDブックを出している。
これがなかなかいいのだ。
で、ヒロを誘ってみた。
彼女も気に入ると確信してたがその通りだった。
曰く、声が好き、だそうだ。
なるほど。
澄み切った声とは違う耳に心地いい音域と少しハスキーな声質。
特にポルトガル語の響きがいい。
今回のライブは主に日本語だけど。

   


アンコールは「SAIKO」という曲、豊中のライブでもアンコールで歌った。
カルプソを思わせる陽気な歌でハリ・ベラフォンテが歌ってそうだ。
そのときには由来は聞かなかった。
彼女のオリジナルだと思っていたがもともとはポルトガル語圏で歌われていた曲だったらしい。
大西洋に浮かぶ島国カーボ・ヴェルデ
不覚にもそんな国があることを今日まで知らなかった。
(地理学専攻でありながら恥ずかしいお話しですが)
ネットで調べたら無数の島から成り立っているポルトガル人の入植地で島の風景が素晴らしい。
若くて独身だったらこれをきっかけに現地へ行ってたかもしれない。
ネット記事にこの曲について彼女がインタビューに答えていた。


   「SAIKO」という曲はサビの部分が“最高、サイコーだよ”と聞こえるユニークな曲だけど、これは昔からカーボ・ヴェルデで歌われている曲なんですね。
   1960年代に日本のまぐろ漁船がカーボ・ヴェルデのサン・ヴィンセンテ島に行っていて、
   漁師さんたちが現地の人たちと仲良くなって“サイコーな奴らだ!”ということで生まれた曲なんですよ。
   だから、今回は私が2番に日本語を付けて歌っていますけど、元は正真正銘のカーボ・ヴェルデの曲で、
   似たメロディがブラジルのサン・ジョアンのお祭りの音楽にあったりするので、アレンジはサンバ〜バイヨンっぽい感じにしてみたんです。


ヒロが言う。
1960年代のマグロ漁船といえば和歌山の親戚のおっちゃんが乗っていたはず、もしかして知ってるかも? と。
松田さんがリスボンで歌っている動画を見つけた。
聴衆は日本語の「サイコーだよ」という歌をもともと知ってるみたいです。
そうなのか、日本語だったのか、って感じの反応。
歌もいいけどおっちゃんたちがいかにもポルトガル人って感じでいいなあ。
映画監督のオリベイラとか、サッカーのエウゼビオみたいな人がいる。
ポルトガルは死ぬまでに行ってみたい国のひとつ。
サイコーだよ。

   


晴れた!
さくら夙川駅まで歩く。
もちろんオアシスロードは花見客で混雑して歩きにくい。
でも、わざわざ歩く。
花が咲いていると人はその下を歩きたいのだ。
   


香櫨園駅への途中、毎年咲くアイフェイオン。
今年は花も多くて勢いがある。
球根で増える花だが繁殖力が強いらしい。
   


椿と桜、つばきとさくら、何だか演歌デュオの名前にありそう。
あるいは任侠青春コミックとか。(そんなんあるのか?)
   


JRさくら夙川から普通で芦屋へ。
芦屋から快速で須磨へ出る。
須磨駅構内のセブンイレブンで弁当を買い桟橋に坐ってランチ。
   


とろとろビーフオムライス。
僕は390円の海苔弁と缶ビールです。
   


ザックに3匹入ってます。
   


ちいさい魚がいっぱい泳いでる!
   


うららかな須磨の海です。
初老の夫婦が歩きながら「心が洗われるようなな」と大げさに話すして通り過ぎる。
   


須磨浦公園です。
人出の割りに桜はイマイチで、もしかしたらソメイヨシノが寿命で花の勢いが衰えてるのかも?と思わせる。
灘のちいさめの酒蔵が新酒を販売してました。
仙介、空蔵、福寿などなど。
30mlくらいしかないのに200円は高い!
30mlなんて試飲だろ。(怒)
100mlで300円くらいにして欲しい。
   


須磨浦公園から電鉄塩屋まで一駅乗る。
旧グッゲンハイム邸は駅から5分。
管理人の森本アリさんが、山越えで来たの?、と迎えてくれました。
この異人館の裏手から六甲縦走路が始まります。
須磨と垂水の間にある塩屋の街は昔からあこがれていて、いつか住みたいと思っていた。
https://reallocal.jp/3263
   


きょうのメインイベントです。
   


映画「繕い裁つ人」のロケ地でそうです。
   


ブラジル料理屋さんが出前販売してました。
中入りの休憩中にムケッカという煮こみ料理をライスにかけたものを食べた。
なかなかイケました。
   


帰りはJRで塩屋からさくら夙川まで普通電車でのんびり帰りました。