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2015/08/12 THINGS AIN'T WHAT USED TO BE

朝、起きてインターハイ特番のテロップ原稿を追加、
午後から収録するインタビューの質問項目を整理する。
それでも朝はプールを歩いた。
この8月、11回目のアクアウォーク、今日もプールは老人の海だ。


今日からポスプロ編集が始まる。
昼イチで南森町にある編集スタジオに顔を出す。
エレベータのない古いビルの3階。
周囲には夜になれば誘惑されそうな居酒屋やバルがひしめく。

   


阪神特番の放送までちょうど一ヶ月。
一ヶ月あると思うか、一ヶ月を切ったと思うか。
成否はともかく一ヶ月経てば終わるのだと思えば…ちょっと嬉しい。
そういえば昨日も日記に書いたな。
なにごともいつか終わりが来る。
これを信じよう。
そして、「サンドイッチの年」という映画で悲惨な人生を送るユダヤ人の老人が言っていたセリフ。
「これが朝日だ。これを信じろ!」
なにかが終わればなにかがが始まる。


なんだか大げさだね。
特番なんて数限りなくやってきたのに。
歳をとって臆病になってるのか。
あるいは制作環境が劣悪になってるのか。
あるいは仲間がいないせいか。


局の近くのホテルでインタビュー収録。
大阪城の眺めが最高のジュニアスイート。
読んでいる「村上海賊の娘」の舞台となる石山本願寺のいまの姿だ。
   


インタビュー終わる。
ここまで7人に聞いた。
30年以上も前のことを語ったあと、みな一様にシアワセそうな顔になる。
昔はよかった、そう言いたげに。
僕らだって同じだ。
もうあの頃に戻れないし戻らなくていい。
終わったことには笑顔でいられる。
それは普遍的にひとつの幸福のカタチなのだ。


エリントンの名曲 THINGS AIN'T WHAT USED TO BE(昔はよかったね)、滲みるなあ。


          


この題名「THINGS AIN'T WHAT USED TO BE」の日本語訳にも拍手。
そう、なにごともいつか終わる。


インタビューを終えてポスプロ作業へ戻る。
船頭多しであまり口出さずに静観、自分の領分に徹する。
作業は深夜に及ぶ。
終わって外に出たら大雨だった。
濡れて帰る。