朝に筋トレ。
なんとか中二日ペースを守っている。
風邪は…いまのところは大丈夫だ。
津村屋の栗おこわ。
栗が多すぎ?
おこわとの比率、半々の贅沢。
おいしい栗。
はたはた煮つけ、ベーコンと白菜、エノキのソテー、
大根おろし満載の湯豆腐(雪鍋)、わかめと大根と麩の味噌汁。
ヒロは管理栄養士なので品数は必ず10種類以上ある。
京橋駅に声高にスペイン語を話す男たちがいた。
サッカー、リバープレートのサポーターと推測。
ジャケットのエンブレムに見覚えがある。
ヴェノスアイレスからはるばる20時間以上かけてやってきたのだ。
バルサとガチ勝負を見るために来たのだ。
そりゃ負けられないよなあ。
彼らはBOOMの島唄を歌えるのだろうな。
アルゼンチンで大流行したらしいから。
社長のテロップチェックを終え、ソフマップへハードディスクを買いに出る。
今回の東京仕事で使う素材を詰めこむためのHDDだが
、I・O DATAのアウトレット品で3TBのが10800円だった。
ポイントを使って8000円で購入。
中之島をA藤、T夢と3人で走る。
おりしも「OSAKA 光のルネサンス」というライトアップイベントを開催中。
中之島公会堂に3Dプロジェクションマッピングが投影されていた。
6キロ弱を走る。
今月は80キロ越え、宝塚ハーフを走れば月間130キロくらいにはなるか。
とにかく風邪はひかないこと。
そのために中2日30分の筋トレは欠かさないこと。
ラン終わりに有志で忘年会。
2号線沿いの「銀座いちご」という鶏とパスタの店。
ランメンバー以外に伏見工業のラグビー取材帰りのI田と
サッカーCWC取材でスパークしたA木と素材送りでランを見送ったダーヤマが合流。
“ ここにはいない ” 人の噂話で盛り上がる。
馬鹿話をしながらふと思う。
自分はここにいていいのかな、と。
彼らは最年長のA藤やA木でも僕とは18も違う。
10年後にはこの輪に自分はいないのだ。
単に さみしい とはちょっと違う感情。
この世から先に消えてしまうという悔しさだったりする。
そう思えるくらいに自分は幸福なのだと再確認する。
いまも…日々を慰安が吹き荒れる…のだ。
きのう岡本おさみの訃報が届く。
享年73、自分より15歳上。
ついこのあいだ「旅の宿」について日記に書いたばかりだった。
「襟裳岬」「おきざりにした悲しみは」「野の仏」「地下鉄にのって」
「落陽」「ルームライト」などなど、ふと口ずさむ歌が多々ある。
♪ 日々の暮らしはいやでも やってくるから 静かに笑ってしまおう
この詞と酒がどれほど慰さめになったか。
詩人 吉野弘のフレーズを借用した「祭りのあと」が印象深い。
日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて 死んでしまうに早すぎる
慰安が吹き抜ける、とはどういうことだろう?
慰安=労をねぎらい、なぐさめ、安らぐこと
なんだかこれまでの、いまの、自分の暮らしのような気がしてきた。
吉野弘の原詩によると、慰安はさみしい人の言葉を枯らすそうな。
確かに、言葉は枯れつつある。
岡本おさみ、本人歌唱のアルバムがあった。
「襟裳岬」 https://www.youtube.com/watch?v=dCs8KwcqCxs
「祭りのあと」 https://www.youtube.com/watch?v=Xud0wFIR2ow