2016/1/14 パンを買う。

サンシャインワーフ神戸までロードバイクで往復、小一時間の自転車旅行。

  


東神戸のサンシャインワーフまでパンを買いに行く。
焼きたてを取り置きしてもらうように昨日電話しておいた。
往復1時間弱の道のり。
何ヶ月ぶりだろう。
ロードバイクに乗るのは半年ぶりくらいか。
グレインドールのパンを買うのは1年ぶりか。
二匹のおともを連れて、冬の良き日。

  


焼きたてのパンで朝食。
自家製ハンバーグと付け合わせの野菜。
白菜とベーコンのコンソメスープ。
常食のオニオンスライス。
ジャガイモと人参はセルジオからのもらい物です。

  


  


  


プラチナブレッドという小型の食パン。
  


クラシックロールとセサミロール。
  


午後から外出。
エディオンで電気ストーブを物色したり、ユニクロでソックスを買ったり。


邦画2本立てを観る。
新開地のヨツバヤでピロシキ2個買って持ちこむ。
映画代は⒉本で1200円、1本600円。
「あん」「きみはいい子」@パルシネマしんかいち
不覚にも…2本とも鑑賞中落涙。


そもそも映画のあらすじにも、主演女優の樹木希林にも、河瀬直美監督も見たい対象ではなかった。
見てみようかな、と思ったのは勝手に愛読しているブログ「一日の王」のおかげでした。
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/e81d3c4c7f712853109ba804da96a2ac

  


河瀬監督の映画は「萌の朱雀」と「殯の森」を見たけどピンと来なかった。
あまり記憶に残っていなおのはきっと寝てしまったに違いない。
萌の朱雀」は映像は美しかったが致命的なのは音だった。
方言でポツポツと話されるセリフがほとんど聞き取れず入っていけなかった。
「あん」は何より物語が明解なのがいい。
小難しくない。
もちろんセリフも聞き取れて安心した。
樹木希林は主人公の元ハンセン病患者 吉井徳江にしか見えなかった。

  


ベタだけど徳江さんが笑顔で言うセリフが泣けて泣けて…。
「店長さん、ほんとに楽しかったぁ」
   


町のどら焼き屋の周りにはソメイヨシノの並木があって満開の季節から物語は始まる。
演出なのか、ロケ日の巡り合わせなのか、ずっと曇っている。
いわゆる花曇り、あるいは雨。
印象に残った。


どら焼き屋の店長、わけありの男を演じた永瀬正敏もいい。
人生に疲れてむくんだ顔がリアルだった。
でも、僕はこの人と浅野忠信の区別がつかない。
顔が似てるわけじゃないのに。
永瀬がキョンキョンの元旦那なんですよね。
  


そこに通う常連の女子中学生役の内田伽羅のイノセントな感じもいい。
もしかして素人?と思わせる天然さ加減。
彼女は樹木希林の実の孫らしい。
  



2本目は「きみはいい子」
こっちは見たいと思う理由はあった。
まず監督。
そこのみにて光輝く」の呉美保であること。
次に主演女優の尾野真千子
次に主演男優の高良健吾
池脇千鶴高橋和也ら「そこのみにて」のキャストも並んでいる。
そして、こちらも愛読するブログ「特別な一日」が最大の理由。
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150727/1437995290


シンプルに心動かされた「あん」の後で観ながら思った。
これはパスすべきだったかも…。
ちょっとこれは…気持が塞ぐよなあ、と。
学級崩壊だとか、モンスターペアレンツだとか、認知症だとか、幼児虐待だとか、現実に目を背けたくなる。
でも、これは凄い映画だと見終わって思った。
原作の力なのか?
演出の力なのか?
役者の力なのか?


   


観る者の気持をふさぐ。
やりきれない現実の群像劇。
どうするの、この話。
救いはあるのか?
結論を言えば…明解な救いなんてない。
でも、誰かと共有することで少なくとも生き続ける力を得ることが出来る。
静かに抱きしめること。
「特別な一日」に書かれているように、このろくでもない世界への抗い方。
いささか唐突で、意外で、乱暴なソリューション。


   


去年観た映画「恋人たち」も同じく救いようのない3人の男女の群像劇だった。
その映画で提示されるソリューションも “ 共感 ” だったように思う。
魔法みたいなハッピーエンドなんて現実にはない。
映画のラスト近く、小学校教師の高良健吾が立ち向かう先にあるものは希望か絶望か。
未来が希望でも絶望でも人生は続くのだ、というメッセージは「きみはいい子」にも共通する。
そこのみにて光輝く」もそうだった。


高良健吾、「苦役列車」「横道世之介」「ひゃくはち」
とりたてていい役者だとは思ってなかったけど…見続けて魅力を感じるようになってきた。
「百年の愉楽」も見てみたい。
  


尾野真千子池脇千鶴
ママ友の池脇千鶴、最初は鬱陶しくてめんどくさいって思わせるが…。
  


認知症?と思われるおばあさんと自閉症児の母 富田靖子
このエピソードだけで映画が出来そうな話でした。
  


「あん」と「君はいい子」 素晴らしい⒉本立て上映。
パルしん、やるなあ。
2016年の映画初めは手応えありでした。
ちなみに去年は「百円の恋」、一昨年は「セッションズ」、2013年は「レ・ミゼラブル」、2012年は「哀しき獣」でした。


新開地「グリル一平」は定休日でした。
元町まで戻って南京町の支店へ行く。
オムライスとグラスワイン。