2016/1/20 点検日

きょう、午前中に眼科検診を受け、午後に内科、健康状態のチェックも何とかクリアした。
失ったものを数えていても人生は良きものになることは決してない。
この年末年始は「ぷよねこ減量日記」ならぬ「ぷよねこ泣き言日記」になった。
ええトシこいて恥ずかしいことです。
不肖、この「ぷよねこ減量日記」も有り難いことに読者がいる。
10人くらいだろうか。
読んでもらう=話を聞いてもらえることは救いだった。
でも、泣き言にも限度があるだろう。
現有戦力、現有資産で、この先、覚悟をもって楽しき日々を送りたい。
泣き言はしばらく封印です。


朝イチで予約した夙川駅前の えの眼科 へ行く。
このクリニックはめちゃくちゃ混む。
毎年1回だけど4時間くらいかかっていた。
水曜日は院長先生でなく代診の担当日だから比較的空いていると聞き、朝イチで予約しておいた。
功を奏して9時半に受付し1時間ほどで終わる。
眼圧、網膜検査、矯正視力検査、精密眼底検査、視野検査他をする。
全てにおいて問題なしでした。
ドライアイの点眼薬の処方箋と合わせて4900円。
痛い出費だが年イチの安心と思えば高くない。
今後の人生、そういう安心買いは増えていく。


きょうは走らず。
眼科クリニックからの帰り道、海岸に立ち寄って写真を撮る。
季節風で海面が波立っていた。
   


六甲霧氷。
朝、出てくるときは霧がかかっていた山頂付近があらわになると雪化粧しているのがわかる。
山頂付近は霧氷だろう。
日差しが出るとすぐに消えた。
   
   

「きょうのメインは牡蠣だけど、フライがいい?ムニエル風がいい?」
そう聞かれて即答で「フライ!」と答えた。
キッチンから聞こえてくる揚げる音がいい。
この冬はじめての牡蠣フライです。
  


食卓に調味料が並ぶ。
僕はのメインはウスターソースに和辛子、ときどき醤油と和辛子。
ヒロは醤油とマヨネーズ。
うちにはタルタルがない。
  



夕方に血液検査の結果がわかる。
予約は4時半なので映画を観る。
「の・ようなもの のようなもの」@TOHOシネマ西宮
一人なので夫婦50割引もなし、ポイントも1点足りないし、シニア割には届かない。
仕方無しの正規料金で観る。


森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」は好きな映画だった。
1980年代始めだろうか。
映画館で観たのではなく、当時流行りだしたレンタルビデオだったような記憶がある。
旧来の映画っぽくない不思議な雰囲気があった。
主人公の伊藤克信の話す棒読みのような栃木弁が新鮮だった。
失恋した主人公が深夜から明け方にかけて東京の隅田川沿いを歩く。
訛りのある「道中づけ」が印象的だった。
今は便利。
ネットにそのセリフがアップされていた。
http://ameblo.jp/lm105809/entry-11410014612.html
そうそう、こんなだった。
シントトとは出船亭志ん魚、彼の噺家名だ。


  「水戸街道に入ると昔ながらの商店が蚊取り線香の匂いをたててディスプレイをしている。
   地下足袋一ダース三百八十円、自慢焼一個六十円、サクサクしたソフトクリーム一個百円。
   一息入れたい、シントトシントト・・・。」


  「三十過ぎの芸者衆と四十過ぎの浮気男が向島の屋根の下で寝ている。
   もうそろそろ夜が明ける、シントトシントト・・・。」


  「吾妻橋を渡ると仁丹塔が見えてくる。
   浅草雷門に入る。
   観音様!志ん魚が朝一番でやってまいりました。」


  「人形焼の匂いのない仲見世は寂しい、思い出の花屋敷に足は向く。」


  「国際劇場の踊り子たちは今頃どうしているだろう、シントトシントト・・・。」


若い頃は朝まで飲むこともあった。
しらじらと夜が明ける気分ってのも悪くなかったような。
この映画の道中づけには清々しい喪失感があって、自分的映画史上でも指折りの大好きなシーンだ。


今日見た「の・ようなもの のようなもの」は前作の35年後を描いたもの。
主演は松山ケンイチ、伊藤克信も同じ志ん魚役で出演している。
楽しみにしていたが…不覚にも始まって15分くらいで睡魔に襲われる。
で、起きてからも映画の世界に入りこめず、映像が流れて、感情は置いてきぼり。
正規料金払ったのに…。


  


あらすじはこんなんだそうです。


  東京、谷中。30歳で脱サラ、落語家になるものの、いまだ前座の出船亭志ん田(松山ケンイチ)。
  師匠、志ん米(尾藤イサオ)の自宅に住み込み修行中だが、「小学生が国語の教科書を読んでいる」ような落語で、全然パッとしない。
  同居している師匠の娘、夕美(北川景子)に秘かな想いを寄せているが、彼女にはいつもイジられっぱなし。
  ある日、志ん田は志ん米から、以前、この一門にいた兄弟子・志ん魚(伊藤克信)を探し出すよう命じられる。
  志ん米の師匠、志ん扇の十三回忌一門会に、スポンサーである斉藤後援会長(三田佳子)のご機嫌とりのため、彼女お気に入りの志ん魚を復帰させようという魂胆。
  すったもんだの挙句、夕美と張り込んだ墓地で見つけ出した志ん魚は、落語とは無縁の生活を送る55歳の男になっていた。
  志ん扇が亡くなってから、もう二度と落語はやらないと誓っていた志ん魚の頑な心を動かすべく、志ん米の命令で志ん田は志ん魚と男2人のおかしな共同生活を始めることに。


クライマックスは師匠の何回忌だかの一門落語会。
そこであの「道中づけ」が出てくる。
うーん、でも感情移入出来なかった。
自分が悪いのか、脚本がイマイチなのか、単に相性やタイミングが悪いのか…?
ま、仕方ない。
このブログの方はちゃんと評価されてます。
読んだらもう一度見たくなったけど…見ないだろうな。
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/d166830da9160db6e272f91501d3ff9a


松山ケンイチをいじめるヒロイン、マドンナ?の北川景子がよかった。
ヤンキー的ではすっぱな感じ、でも色っぽい、というかエロっぽい。
名前は知っていたが実物は(スクリーンだけど)初めて見た。
前作にも出演してて今回は師匠の役で出ている尾藤イサオはすでに70代だとか。
若いねえ。
でんでんという怪優は前作で初めて知った。


エンディング曲は前作と同じ尾藤イサオの「シー・ユー・アゲイン 雰囲気」
70年代から新しい80年代が始まってしまったという爽やかな喪失感がにじみ出ていて当時も今も大好きな曲だ。
なんだかわからなけどあの頃の気分になって懐かさがこみあげてくる。

 


当時、レンタルビデオやテレビで流れた映画を録画したVHSで見た映画にはマイナーだけど印象的なものが多い。
たとえばロビン・ウイリアムスの「ハドソン河のモスコー」、ロミー・シュナイダーとミシェル・ピッコリの「サン・スーシの女」、この「の・ようなもの」。
ジャック・レモンとマストロヤンニの「マカロニ」もそうだったか。
いや、あれは映画館で見たのか。
記憶もおぼろげな昔だ。


4時半、南森町の(というか東天満か)の内科クリニックへ行く。
血液検査の結果を知る。
いくつかの数値が基準をオーバーしているが決してシリアスな状態ではなかった。
三浦医師は過剰に薬を処方しない方針なので少しくらいオーバーしていても問題視しない。
薬で無理やり抑えても生活習慣が変わらなければ意味は無い。


一番の懸案だったのは血糖値。
自宅の測定器では空腹時で200台、食後2時間で360くらいまでになっていた。
血液検査の結果は、血糖値94 だった。
無問題の数値。
しかし、ヘモグロビンA1c が6.5 あった。
過去一ヶ月くらいの数値が高かったという証拠。
この数値は退院以来最高値だろうと思う。
その高値を裏付ける数値が中性脂肪やコレステロール。
これも基準を逸脱している。
特に中性脂肪は150以下に抑えてきたのに今回は200を越えてしまった。
ついでに尿酸値も高い。

  


去年の暮れから年始にかけて東京のホテル滞在で食生活が乱れていた。
毎晩飲んでいたし、飲んでも酔えないストレスもあった。
一時的に乱れた食生活の反映はもちろんあるだろう。
特に中性脂肪。
中性脂肪が高くなると血糖値も上がる。
膵臓がインシュリンを出しても、インシュリンが持つ血糖値を下げる作用を中性脂肪が阻害するのだ。
このところ東京出張を別にしても節制レベルが低かった。
わかっていながら放置していたという自覚はある。
この数値は警告だと思う。
しっかりとブレーキを踏んで安全速度で巡航しよう。
次回、4月始めに検査することを決めた。
目標はオールクリア。
薬なしで達成しよう。
そのための規律は今週中に決めようと思う。


メモ:東天満交差点の得一 ゆったりした大箱の立ち吞み 光中央軒 固いあんかけ焼きそば 


ニュージーランド航空の機内で流すセーフティーインフォメーションはユニークで定評がある。
以前にもロード・オブ・ザ・リングのホビットや魔物たちを乗客にしたビデオを見た。
ANAかJALが水木しげる先生の妖怪で作らないかなと思ったのを記憶している。
最新のものはオールブラックスとMen in Black のコラボ作品。
リッチー・マコウやダン・カーター他オール・ブラックスの面々、ライバル国のレジェンドたちが達者に演じていて楽しい。

  


今日は点検日だった。
明日から2016年のスタート。
アルコールは一勤一休ペース。
あすは断酒。
デスク脇に貼ったアンセル・アダムスのカレンダーも2016年版に掛け替えた。
この日記も「ぷよねこ減量日記2015+」から「ぷよねこ減量日記2016」に更新した。