震災12年とROCK YOU! 2007/1/17

阪神淡路大震災から12年が経つ。
干支を一回りということだ。
そぼふる冬の雨があの1995年を遠い昔のように流していく。
12年前の今日、冬山のトレーニングと称して六甲山中でキャンプしていた僕は、
テントの周りを暴走した馬が何十頭も通りすぎるような凄まじい衝撃でたたき起こされた。
60リットルの大型ザックを担いで街へ戻った。
新神戸の高台から見た三宮は奇妙な静けさに包まれていた。

体重70.70キロ、16日を過ぎて10勝6敗、体重は落ちない。

…店主が清宮監督インタビューに立ち会ってくれたことを眼鏡堂通信で知る。
東芝戦やヤマハ戦へに対してのコメントは予想されたところ、
母校ワセダの敗戦をどう見ているのだろうか、
店主が「私的な話をした」というあたりが知りたいところだ。
4人の監督のトークイベントはどんな感じだったのだろう。

 


…ホワイトカラー残業ゼロ法案のコンセプトとテーマは何なのだろう。
政権は何を狙って、何を実現させたいのだろう?
これを考えていくと必然的に見えてくるものがあるはずだ。
国民は 好き嫌いとか、イメージ、見てくればかりに流されず、
笠原メソッドのように地道な理路整然を見直すべきだと思う。

 

 

 

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…午後から梅田芸術劇場メインホールへ行く。
パンチョ氏から「WE WILL ROCK YOU」に招待してもらったのです。
以前から話には聞いていた話題のロックミュージカルである。
♪ アクエーリーアー の「ヘアー」や映画で観た「トミー」みたいな感じだろうか。
あと「ジーザスクライスト・スーパースター」とか。
(多分、若い人は知らないだろうな)
ヒロとヒロのバレーボール仲間二人と待ちあわせて入場、
梅田芸術劇場って梅田コマだったのか。
一階席の中央ブロック、前から5列目という特等席だった。
以下は感想です。

やぱり生の歌、パフォーマンスは迫力と緊張感が同居していいもんですね。
ヒロは出演者の歌の上手さに感心してた。
(彼女は自分は音痴なのに他人の歌唱力には厳しいのですが…)
特に主役のガリレオ・フィガロ役の青年の声がきれいと感動。
あれくらい出ないとフレディの「BOHEMIAN RHAPSODY」は歌えないからね。

この物語では「悪の帝国」側なのだが、
クローン人間たちのダンスや歌が僕は意外と好きでした。
ロボットダンスみたいな群舞で「レディオ・ガ・ガ」を踊る。
画一的な表情が、お、頑張ってるね、という感じで
何だか観ているこっちの顔も笑えてきて困った。 
キラー・クイーン役が重量感たっぷりの迫力。
デビ夫人と細木和子とサッチーが合体した化身のようでした。
妙にデカい大阪の派手なキッツイおばちゃんだ。

悪の帝国の会社名が「グローバル・ソフト・カンパニー」
グローバル化が世界にとっては何だかヤバイぞというのは世界の共通認識なのだ。
大量破壊“楽器”が発見されなかったとか、もブッシュ政権の揶揄でしょう。
セリフに指輪物語のパロディ「わたしの愛しい人」とか、
「六甲おろし」とか「ハンカチ王子」などの大阪向け“くすぐり”も随所にあり。 

この日来ていた観客の何パーセントくらいがクイーンを知っているのだろう。
イギリス人だったら大半はスタンダードになっているのだろうか。
曲自体は知ってたけど、僕にとって レコードを買って聞く というバンドではなかった。
知ってるのは、
「キラー・クイーン」「レディオ・ガ・ガ」「伝説のチャンピオン」「バイシクルレース」
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「ボヘミアン・ラプソディー」「I Was Born To Love You」
これくらいだろうか。

オリジナル曲でなく、あえてフレディへのオマージュとして既存チューンを使っている。
だから楽しめるか否かはクイーンを知っているかどうかにかかる部分が大きいのかな。
それともオリジナル曲として楽しめればそれでいいのか。
僕らの世代は頭でっかちになっているので そのあたりは判断に困るところだ。

さらに言えばオリジナルの曲として楽しむには
劇としてのプロット(あらすじ)が弱いかなと思う。
(ちょっと子供向けの仮面ライダーショー的でもある)
このミュージカルはやっぱり クイーンを知っているファンが
お馴染みの名曲の数々をともに踊り歌うというのが醍醐味ではないか。
知識の蓄積がないと楽しめない、こういう感覚は頭でっかちなのだろうか。

劇中で若くして死んだロックスターへ捧げる歌がある。
スクリーンに彼らのフィルムやポートレートが映し出される。
バディ・ホリー、エルヴィス、ジミヘン、ジャニス・ジョップリン、ジム・モリスン…。
日本向けに尾崎豊が入って最後はフレディ・マーキュリー。
ヒロは音楽に詳しくないのでジョン・レノンと尾崎豊しかわからんかったと言う。
僕はこういうの得意です。

物語の終盤、湖からフィレディ・マーキュリーの彫像が浮上するシーンがある。
ちょっとワンナイあたりの小芝居のようで笑ってしまった。
「バラエティか」とタカ&トシで演出家に突っ込みたくなる。
ワンナイならあのフレディ像をぐっさんが金粉ショーでやるだろうな。
あのシーンは感動するべきなのか、笑うべきなのか。
笑っていいんでしょうね。

ラストは「BOHEMIAN RHAPSODY」
主役のヴォーカルはなかなか聞かせてくれる。
アンコールは「I Was Born To Love You」
これには会場スタンディング、
陳腐なストーリーなんてどーでもよくなって楽しめました。

一応、スタンディングしているものの、
ステージから見る日本人のスタンディングは出演者にどう映るのだろう。
心から解放されてるわけでなく、とまどいながらも楽しんでいる日本人のノリを。
ちょっとクローン人間っぽく見えたのではないだろうか。

カラオケボックスとか、仲間うちの宴会とかなら
日本人は心から解放されてバカになれるのだけれど。
内と外の使い分け? お恥ずかしい。

でも僕にとってミュージカル初体験、気分は高揚しました。
ヒロも最後はハシャいでました。
ちょっと見る前にビールを2杯ほど飲んで
世間のしがらみから解放されてほろ酔い気分で見たら
たぶん最後はノリノリになってしまうだろうな。
恥ずかしいけど、それが昭和の日本人なんだよな。
ま、日本人はノリノリになっちゃいけんよな、はしたないよな。
アメリカ人なんて映画観ててもスタンディングで踊ったりするからな。
あれは出来ないよな日本人には、近頃の若者はするのだろうか。
「欧米か」

ちなみに今回のオーストラリア&ニュージーランドのユニットらしい。
ロンドン公演と大阪公演の両方を観た人に言わせると、
このオセアニアユニットはちょっと太めだったらしい。
それも迫力と重量感かな。

パンチョ様、ご招待ありがとうございました。
ROCK YOU !