9時前に起床、雨はあがっているが風が強い。
ボストンはウエイクフィールドが投げている。
ヤンキースは今シーズンまだボストンに1勝も出来ない。
今年はとても良い年である。
李啓充『怪物と赤靴下』の中扉(というのだろうか?)にこう記してある。
とてもよい日 ヤンキースが負けてレッドソックスが勝った日
よい日 レッドソックスが勝った日
悪い日 レッドソックスが負けた日
とても悪い日 ヤンキースが勝ってレッドソックスが負けた日
ゆえに今日は「とてもよい日」で今年は「とてもよい年」なのです。
僕の個人史にとって「とても良い年」になるかどうか?
それは本人次第でもあるし、また川の流れるままに、でもある。
人生は何かを計画しているときに起きてしまう別の出来事、なのですから。
「とてもよい」は偶然の産物、自分の努力で「よい」になればいいなあ、
とは常に思ってます。
15年以上前、ある女性に「草食動物みたい」と言われた。(お恥ずかしい)
人生に対して積極性が足りないのだろうな。
狩りに行くより、そこらの草を食べて満足してしまう。
ここ数年は美味しいものを食べに四国まで行くこともあるのになあ。
でも、おっさんグルメは別に奪いとるわけではないからなあ。
遠くまで出かけて美味しい草を食べに行くに過ぎない。
なんだかよくわかりません。
レッドソックスの「とても良い日」の話から脱線しました。
雨が上がったのにジョギングをサボる。
「悪い」
…今日はニュースデスク。
12時からデスク会議があったのを失念して遅刻。
というか、てっきりいつものように13時からだという思い込みでした。
月イチの会議なのに遅刻、「とても悪い」。
今日はオリックスと巨人@スカイマーク。
6月負けなしの巨人は開幕6連勝のゴンザレスが先発。
一方のオリックスは6月まだ勝っていない。
強いのは巨人だろうけど確率論で考えてオリックスではないかと予想した。
そろそろ負けるころ、そろそろ勝つころ、です。
果たしてオリックスの勝利。
うーん、「良い」かな。
…YTVの生番組『サプライズ』のゲストに痴漢えん罪の被害者がスタジオに来ていた。
沖田さんという東京の男性で10年前に痴漢容疑で警察署に拘束された。
電車内で携帯電話で話していた女性に注意した。
そしたら、降りた駅で駅員に止められ警察に引き渡された。
携帯電話の女性の逆恨みによる虚偽申告(でっちあげ)だった。
取り調べで自白を強要されたが、していないので拒否したら21日間拘束された。
その社会的ダメージは計り知れない。
沖田さんはその女性を訴えた。
しかし、1審2審は訴えを却下した。
携帯電話を注意されたくらいで人は虚偽申告しない、というの棄却の理由だった。
そうだろうか?
今はそれくらい気味の悪い世の中だと思う。
普通の人はそんなことしないけどね。
ヒロは僕がえん罪で捕まったら信じてくれるだろうか。
くれるよね。
たぶん。
信じて欲しいよな。
番組で弁護士が薦めた痴漢えん罪の対処法。
もしもそんな状況になったら、絶対にその場から立ち去ること。
駅員に拘束する権利はないし、警察が来ても絶対に署へ行かないことだと言う。
何もしていないのだから、潔白だから話せばわかる、という態度は、
有罪にしてください、というのと同じことだという。
僕なんか絶対にそうしてしまうだろうと思う。
しかし、恐ろしい現実がある。
痴漢えん罪は『一度起訴されたら99.9%有罪』らしいのだ。
(これは痴漢犯罪に限らない)
そういえば『僕はやってない』という映画あったなあ。
現場から立ち去れ、か。
でも、この知恵を都合のいいように使う奴も出てくるんだよな。
もしかしたら常習者にはこれくらいの悪知恵はあるのだろう。
とんでもない世の中だから。
The Hard Rain gonna fall(激しい雨が降る)だ。
だから、ゲリラ豪雨が多いのだろうか。
こんな世間は「とても悪い」と思う。
沖田さんのHP
http://homepage3.nifty.com/okita-m/
…昔、いっしょにニュースを編集したことのある編集マンがストーカー容疑で逮捕された。
女好きというのは聞いていたが、コレに関しては誰もえん罪だとは言わない。
とにかく、この手のことに関しては相手の都合とは別に努力家だったのだ。
僕なんか相手に冷たくされたら努力を放棄してしまう。
熱心になれない。
http://www.zakzak.co.jp/gei/200906/g2009061201_all.html