ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

09/11/1 お経に拍手?

いつのまにか11月だ。
2009年も12分の10が終わった。
めまいの症状はほぼ消えた、と思う。
視線を早く動かすと焦点が定まらない。
でも、これは以前から同じ、加齢によるものだろう。
久しぶりに体重計にのる。
72.95キロ。


そろそろジョギング再開したい。
朝食もお粥から通常メニューに戻してもらう。
お米はササニシキ、軟らかめに炊いてもらう。
鮭の西京漬け、百合根の卵とじ、茄子の油炒め、薄揚げと大根の味噌汁。

     


日曜の朝は寝床でなぎら健壱の『あのころのフォークが聞きたい』を聴く。
今日は「アメイジング・グレース」という超有名な曲。
白鳥英美子(元トワ・エ・モア)とジュディ・コリンズ版が流れる。
ジュディ・コリンズは懐かしい。
C.S.N.&Y.の名曲『青い目のジュディ』は彼女のことではなかったか。
古典的な美女、というイメージ。


全日本大学駅伝を見る。
全国レベルで見ると関西勢は、うーん、いつもの調子かな。
でも、びわ湖駅伝を走る立命、京都産業、第一工大(九州)の3校で見ると面白い。
前半型の京都産業、レベルが均一な立命館、留学生ドーピングが効いている第一工大
びわ湖の順位予想はかなり難しい、ゆえに勝負は面白い。
番組的な盛り上げはこのあたりがキーポイントか。


…午後から風雨が強くなる。
ヒロと西宮北口の県立芸術文化センターへ行く。
大ホールで『聲明(しょうみょう)〜西行マンダラ〜』がある。
仏教音楽である。
なんでそんなものを、と思うかもしれない。
ヒロが興味を持ったのだ。
3年前、義父のお通夜で聞いたお経、その朗々と響く声が忘れられないと言う。
真言密教、確かに鳥肌が立つくらい素晴らしい声だった。
で、公演のリストで見つけて数ヶ月前に予約したのだ。
何とチケット完売!


大ホールの3階席。
もちろん観客の年齢層は高い。
日頃はクラシック音楽が響くホールに坊さんの合唱が響く。
まさに、エエ声! である。
凄い凄い。
鮮やかな色彩の裟を纏った坊さんが20人くらいステージで合唱する。
ステージまで遠いのでどの坊さんがメインなのかがわからない。
でも、しだいに眠くなってくる。
お経だもの。
いつのまにかヒロもこっくりこっくり。
どこからか誰かのイビキも聞こえてくる。


坊主が総入れ替えして後半が始まる。
袈裟のデザインが違う。
雅楽の笙(しょう)や横笛、琴がフリージャズのように演奏される。
これもまた眠気を誘う。


およそ1時間半で終了。
正座していたらしびれて立ち上がれないだろう。
拍手が起こる。
お経に拍手?
違和感がないでもない。
クラシックのコンサートのフィナーレみたい。
さすがにアンコールは無かった。


パンフレットを見る。
前半が真言宗、後半が天台宗らしい。
画期的な試みであると謳っている。


どんなん?
こんなん。
You-Tubeで発見。
声明(旧字で聲明)は英語でBuddest Chantというらしい。
ギリシャ正教でグレゴリアン・チャントってあるもんな。
タイトルに「Zen Chant」とあるのは投稿者の勘違いだと思う。
たぶん外国人?(カナダ人でした)
     http://www.youtube.com/watch?v=A1evxMA7yYw
     


まだ外は風雨。
西宮ガーデンズを歩くがあまりの人出に気圧されて退散。
夙川まで電車に乗り、蕎麦『以知川(いちかわ)』で早めの夕食、あるいは遅めの昼食。
僕は鍋焼きうどん、ヒロは湯葉あんかけ蕎麦を食べる。
アルコールなしの食事もすぐに慣れる。
断酒3日目。


…帰宅して日本シリーズを見る。
ダルビッシュ緊急登板」と中継画面にキャッチが入る。
野球やゴルフの中継にキャッチはのせて欲しくないと思う。
ゲスト(解説?)は清原と新庄。
清原の(意外にも?)的確な素晴らしい解説、新庄の天然コメントの対照がいい。
森本稀哲のバッターボックス。
三宅アナが今シーズン前半は打撃不振に苦しみました、と実況する。
新庄「考えすぎなんですよ。だーれも期待してないよ」


解説と言えば昨日のラグビー
wowwowのブレディスロー杯は大八木と平尾だった。
うーむ、と思ってしまったね。
平尾はクールであまりラグビーに興味がないように思えてしまう。
二人はどれくらいトライネーションとかスーパー14を見ているのだろうか。
選手の知識も実況アナに頼っている節がある。


…飴村行『粘膜人間』を深夜に読了。
第15回日本ホラー小説大賞長編賞の受賞作。
解説の池上冬樹が書いてる通り“奇天烈な世界”だ。
昨日も書いたが、こんなものを読んでいいのか、と背徳の思いです。
身長195センチ体重105キロの小学生の弟がいる。
その弟の暴力に耐えられなくなった兄二人が殺そうと決意、河童に弟の殺人を依頼する。
河童、近親相姦、斬殺、拷問、精神異常、憲兵、非国民…。
一言でいうなら「ぐろてすく&えろちっく・すぷらったー・ホラー」です。
イヤなら読むの止めたら、とのご指摘ごもっとも。
されど、止められない止まらないのえびせん小説。
面白いのである。
ただ、蕎麦が食べられなくなりそう。


続編が新刊で出ている。
『粘膜蜥蜴(とかげ)』
読み始めたら嫌な思いをしていっき読みしてしまうだろう。
買って読んだ自分を責めるかもしれない。

     


…残念なニュースが一つ。
我が甥、タカくんがの米子北が高校サッカー選手権の鳥取県決勝で敗れる。
冬の全国選手権の出場権をかけた雨中の決勝戦、0-1で宿敵境高校に敗れた。
攻めに攻めたが得点奪えず、フリーキックから逆襲を喰らった展開らしい。
70分、相手エースに奪われた。
焦るよなあ。
タカくんら米子北イレブンの心中やいかに。
境高校は煮えたぎるような勝利への意欲があったのだろうな。
インターハイ準優勝、高円宮杯ベスト8の旋風を巻き起こした。
ダークホース消ゆ。
さ、来年、来年!

     


米子北の夏から秋への健闘を讃え動画を再アップします。
高円宮杯で浦和を破った試合です。

http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/files/Yonagokita%20vs%20Reds%20U18.mov?d=.mov