日替わりの天気が続く。
今朝は雨模様。
7時過ぎにヒロがアシックスのお得意様向け販売会へ行く。
昨日、一昨日とほとんど家から出なかった。
やりたいこと、やるべきことはあるのだが何もしていない。
身体を休めているか、と言われればそうでもない。
自堕落に過ごしている分、衰えていってるような。
体が重い。
11時過ぎに雨がやむ。
雨上がりの光を浴びた夙川公園。
ヒロを香櫨園駅へ迎えに行く。
途中で図書館に寄り予約していた長倉洋海『人間交路』を借りる。
所望したオーバーパンツをはいてみる。
暖かくて具合がいい。
歳をとると下半身から冷えてくるのだ。
ヒロはすぐに出かける。
Vリーグ観戦、バレー部の忘年会と今日は忙しいのだ。
とり残されたように家にいる。
阪神西宮駅のエビスタへ自転車で行き、『はがくれ』でカレーうどんを食べる。
はがくれ? 今読んでいる『死ぬことと見つけたり』は葉隠武士の話だ。
Book1stでTBSラジオ武田記者の『ドキュメント政権交代』を購入。
週刊文春のコラムで小林信彦が絶賛していた。
この手の本は新刊で買わないと、旬が過ぎると読む気が失せてしまう。
さっさと読んでamazonで売ろう。
久しぶりにスターバックスで豆を買い帰宅。
なんだか老後の生活みたいだ。
- 作者: 武田一顯
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/11/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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夕方に走ろう、と思っていたが結局サボる。
この3日間は無かったことにしよう。
自分を甘やかす。
自己嫌悪や罪悪感を巣ごもりしながら正当化して帳尻を合わせようとする。
蝕んでるなあ。
ラグビー関西学院と同志社、J1の鹿島と浦和の試合、男子ゴルフ、フィギアスケート。
合間に『死ぬことと見つけたり』と『ドキュメント政権交代』を読んで過ごす。
今日は飲む日じゃなかったがグダグダで2合ほど飲んでしまう。
嫁が家にいない日は家にいなきゃ損だと思ってしまう。
…長倉洋海の写真集『人間交路』を見る。
世界の戦場を撮り歩いた写真家が人々の暮らしの風景を切り取る。
中国の西域からトルコまでの宿場街。
見応えのある写真ばかりで圧倒される。
こうしてじっくり写真集を見るというのもいいものですね。
中でも僕が惹かれたのはチベットの少女を撮ったこの写真。
標高3500メートルの青蔵高原に暮らす娘。
巻末のキャプションにこう記してある。
青蔵高原で、識字教育を受けるチベット遊牧民の娘。
高原の強い紫外線で顔は赤銅色になっているが、
娘たちは誰もがおしゃれに気をつかっている。
町に買い物に行くと、まずのぞいてみるのが化粧品を売っている店。
店はいつも「色白になりたい」という若い娘たちでいっぱいだ。
(『人間交路』より)
天空に続く高原で暮らすチベット娘たちの日常を想像してみる。
いい写真集だと思う。
- 作者: 長倉洋海
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2008/09/20
- メディア: 大型本
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