ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

09/12/15 本当はこういうこと。

また口の中が酸っぱくなるという現象。
前にも起きたが、その時もフラジールという薬の服薬中だった。
フラジールはアメーバ原虫の繁殖を止める薬)
やっぱり犯人はこれだったか。
眼鏡堂氏が言ってたように胃酸が逆流しているのだろう。


体重73.80と増える。
血圧138-93と下が高い。
寒いせいか。
脈拍57。


久しぶりにジョギング。
最近はいつも久しぶりだな。
5キロ走りきるのが正直辛い。
このペースだと年間1000キロに届かない。
2007年(1085キロ)、2008年(1205キロ)と続いた年間1000キロが途絶えそうだ。


町山氏がPodcastで『プレシャス』という紹介する。
貧しく太った黒人女性が主人公。
アメリカの都会に暮らす最下層の現実を描いたドラマ。
ドキュメンタリータッチのどうしようもなく哀しい映画だという。
映画としての出来は素晴らしく、オスカー主演女優、助演女優は確実と断言する。
マライア・キャリーソーシャルワーカーの役で出ている。
すっぴんで全くオーラはないが演技は抜群に上手いらしい。
予告編を見て、なるほど、と思う。
http://www.youtube.com/watch?v=LpU8rJ_ZwOs
 
 



水道橋博士twitterの面白さを語る。
うーむ、聞いていてもどうもピンとこないなあ。
でも、やってみようか。
ってこいうのが「Tweet つぶやき」なんですね。


…午後イチで歯医者。
今日から歯石をとるのだと思っていたら歯磨きの指導のみ。
痛みを覚悟してたのに肩すかしを食らう。
指導してくれたのは若い女性の歯科衛生士。
うーん、いいんだけど何だか頼りない。
大丈夫か、と思う。
どの業界もこんな感じなのだろうな。


歩いてJR西ノ宮駅。
会社に出るが身体が重い。
久々のジョギングと旅疲れかな。
やるべきことはあるのだがサボりを決めこむ。
A部氏を誘ってコーヒーを飲んで帰宅。


松井秀喜エンゼルス移籍がほぼ合意。
エンゼルスタジアムは2006年にWBCで行ったことがある。
ボストンに来なかったのは残念だけど来季が楽しみだ。
エンゼルスは人とかヤンキースといった特別な集団ではない。
松井にとって35歳にして初めての体験。
ひょっとしたら大爆発の予感(?)


隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』下巻を読了。
死人として生きることのなんと激烈で痛快なことよ。
作者が亡くなったしまったために未完だが実に面白い小説だった。
思えば僕らフリー稼業も主人公の斉藤杢之助と同じくこの不況で死んだも同然。
つまらない仕事にしがみつかずもっと大胆に、と思う。 
  


…つのだひろのラジオ番組は昭和歌謡リクエスト特集。
トニー谷のクリスマスソングを聴いた。
“あたしゃ、しがないニコヨン稼業ざんすからね”
ニコヨンって言葉を聞くのって何十年ぶりだろうか。
時給240円という低賃金。
戦後まもない頃の話だが…昔の話だからとは言えない。


普天間の移転先は年越し。
アメリカが不信感を示す、と読売の夕刊が報じる。
僕らや僕ら以下の世代にとって日本国内の米軍基地は生まれた時からそこにあった。
宮内勝典の「海亀通信」にこんな例えが載っていた。
http://pws.prserv.net/umigame/
本当はこういうことなんだよね。


 普天間基地をめぐる会談を、アメリカ政府が拒絶してきたそうだ。
 ああ、バラク・オバマでさえ、権力の座につくと、ブッシュと同じになってしまうのか。
 この基地問題を、逆に、たとえてみよう。


 もしも日本の軍隊が、バラク・オバマの生まれ故郷、ハワイに駐留してしていたとしよう。
 戦争が終わってから、もう六十数年も、日本軍はハワイに基地をもっている。
 その基地は、ホノルルの住宅街のど真ん中にある。


 かつては経済効果もあったけれど、いまはそれほどでもない。
 日本軍兵士たちの給料さえ、アメリカ政府が負担している。


 しかも日本軍兵士たちは、ハワイの少女たちをレイプする。
 それでも地位協定などがあって、日本軍の基地に逃げ込みさえすれば、
 逮捕することもできない。
 ハワイの住民たちは激怒して、日本軍基地をハワイの外へ移転して欲しいと願っている。


 そこで、ハワイの海にV字型の海上滑走路を建設しようという話になる。
 おそらく、その建造費もアメリカ側が負担するのだろう。


 ハワイのおばあたちは、美しい海にヘリポートなど造って欲しくないと、
 もう何年も海辺に坐り込んでいる。
 アメリカの新政権は、その計画を見直そうとしているが、日本政府はがんとして、
 ハワイの海上滑走路建設を推し進めようとする。


 これが日米間で起こっていることだ。


 戦争が終わってもう六十数年も過ぎているというのに、
 外国の基地があること自体が異常なのだ。  
                       (「海亀通信」09/12/12より)



僕らより下の世代はこんなことをよく言う。
「アメリカに守ってもらってるのに逆らったりしたらダメじゃん」
「米軍がいなくなったら日本が攻めた時にどうすんの?」
アメリカが怒ったらエライことになる、と思い込んでいる。
喧嘩が強くてデカい奴に媚びている金持ちの子供。
それって仲がいいんじゃなくて隷属してるってことじゃないの?
若い世代は言う。
それでもいい、と。


まあ、約束を先延ばしにするってのとは別の話だけど。