ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

10/1/17 15年目

阪神淡路大震災から15年目の朝。
あの年の2月だったか被災地のセンバツ有力校 神港学園を取材した。
甲子園の自宅から阪神電車で大阪の局へ出勤、マイクロバスに乗り換え大正区へ、
そこからチャーターした船に乗って神戸へ上陸し現地のタクシーをつかまえた。
関東で言うなら川崎からいったん都内に出て、芝浦あたりから船に乗って横浜へ行く感覚。
センバツ決定の朗報を待つ神港学園の取材に何日通っただろうか。
当時のデスクから部員の何人かは死んでるかもしれん、と言われたが全員無事だった。
2本の10分ほどの企画VTRを作ったことを記憶している。
その時の神港のキャプテンが現巨人の鶴岡捕手だった。
プロ野球中継で鶴岡を見ると震災の神戸を思い出す。


…口の中が酸っぱくなる症状。
眼鏡堂氏のアドバイスにより枕を高めにすると症状が軽くなる。
夜明けに起き出すことがなくなった。
右下腹部のしくしくした違和感は消えず。
体重71.50キロ。


都道府県対抗女子駅伝を見る。
優勝候補は京都、対抗は岡山、兵庫、神奈川、愛知が続くという予想。
注目は京都の高校1年生 久間ツインズ。
去年は中学生区間で二人とも区間賞。
妹の萌(もえ)は高校生の記録を塗り替えた区間新で走りきった。
解説の高橋尚子も金哲彦もア然、価値破壊的な走りっぷりだった。


You-Tubeにアップされてたので観て欲しい。
去年の8区3キロ区間、妹の久間萌。
2位でタスキを受ける。
いきなり突っ込む。
慣れないのだろう、タスキが上手く結べない。
もたつきながらもタスキを処理。
その瞬間、ギアチェンジ、つむじ風のようにトップを奪う。
彼女の走りが凄い。
ラドクリフ野口みずきをミックスさせたような“駆けっこ”スタイル。
「最初の1キロ、2分58秒ですよ…!」
金さんが驚く。
「いやあ、ちょっと速すぎる。これは…」
動画で1分以降m、そのスピード感が凄い。
映像から、これテレビドラマか?って思うほどの大げさな驚きが感じられる。
http://www.youtube.com/watch?v=AhywDBq5NaU


去年3区3キロ、姉の悠(はるか)
3キロの記録は9分13秒。
高橋尚子が呟く。
「わたし、すでに負けてます。」
高橋の3000メートルのパーソナルベストを上回っていた。
http://www.youtube.com/watch?v=zaMVJaFUdbQ


今年の京都、1区の仏教大エース西原が頑張ったもののベテランの小崎まりが不調。
久間ツインズも不発、アンカーの小島一恵が頑張るものの3位に終わった。
優勝は岡山、2位に千葉が入る。
贔屓のランナー、小島と那須川瑞穂藤永佳子らが見られて良かったです。


小林繁氏が逝去。
福井市内の自宅で心筋梗塞心不全による急死。
つい2ヶ月前に番組のミニコーナーで現役時代の映像を編集したばかり。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20091118#1258503429


江川事件は僕らが大学の頃、日本中を揺るがした。
引退後もTBSの花形ニュースキャスターだったことを思い出す。
今年から日ハムの1軍コーチだったそうな。
57歳、実にあっけない。


…『龍馬伝』を見る。
「偽手形の旅」、おお、キラ☆キラのピエール瀧が登場。
龍馬を掻き回す弥太郎が効いている。
ゲゲゲの鬼太郎における鼠男、あるいは細腕繁盛記の正子(富士真奈美)みたい。
鼠男みたいに薄汚く、正子のように憎たらしい。
(ちょっと違うか)
ちょっとしたシーンだが、岡田以蔵武市半平太に心酔する場面が出てくる。
宮迫が「以蔵は武市さんにぞっこんじゃのう」(不正確だが)と言う。
武市にあこがれる以蔵のまなざし、それに重なる武市の意味ありげな目。
遠くない日の悲劇の予感。
岡田以蔵があのようなスリムな美少年だったかについての歴史的検証はあえてすまい。
たーけ、たーけ、たける ロッテのガム噛んで踊りそうなんだもん…。


北方謙三『友よ、静かに瞑れ』読了。
こいつも泣けるハードボイルドだったぜ。

   


  
小説では山陰の海沿いの温泉町が舞台。
映画では沖縄のコザに舞台を変えている。
主人公の船医 新藤役は藤竜也、友人の坂口には林隆三
予告編がアップされていた。
いいね。
  http://www.youtube.com/watch?v=jjW-H0erf2A
  



報道ステーションの世論調査の電話が留守電に入る。 
世論調査に世間が動かされるのに否定的なので断る。