…久しぶりにサイクルジョッグ15キロ。
転倒、その後に後輪パンクで7月に入って走ってなかった。
GinatはパンクなのでVigoreで走る。
こいつは速い。
ドロップハンドルだからだろうか。(Giantはフラットバーハンドル)
同じ距離でも所要時間が8割以下。
50分かかるところを40分で走ってしまう。
前にも書いたがそのスピード感に視力がついていってないような…。
危ないよね。
芦屋浜がにぎやかだった。
ビーチラグビーの大会開催中、模擬店も出ている。
…午後から長居スタジアムへサッカーを見に行く。
ワールドカップの無い日は生サッカー観戦と我が家は蹴球熱が高め。
阪神、御堂筋線と乗り継いで長居へ。
思えば世界陸上2007以来の長居スタジアムである。
あれはキツい仕事だったなあ。
総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント。
今日が開幕、オープニングゲームは地元大阪体育大学と国士舘大学。
甥っ子の米子北のエースストライカーだった山本大稀くんが大体大に進学した。
高円宮杯の得点王です。
1年生だがすでにレギュラーだとヒロが聞きつけ、ならば見に行ってみようか、となった。
19番、フォワードではなくミッドフィルダーでスタメン出場。
局で招待券をもらっていったが入場無料でした。
選手入場。
FIFAアンセムが流れ、エスコートキッズもいるぞ。
観客は部員やOB、その家族がほとんど、200人いるだろうか。
2002年の日韓W杯の会場に200人は淋しい。
見やすい記者席も一般に開放されている。
試合は…大稀クンの大阪体育大学は2-4で1回戦敗退。
うーむ、両チームとも見ていて眠くなるほどのゆるーいゲーム展開。
パスに意図も感じられずスピードも無い。
味方がボールを奪っても歩き続ける選手が目立つ。
キミたち勝ちたいんか? と疑いたくなるようなダルい試合でした。
少しだけ勝つ気に優った国士舘が4点をとったが、攻撃に迫力は感じられなかった。
ワールドカップのドイツ見たあとだから、というわけでもないと思う。
大体大は内部に問題を抱えているように見えた。
8番の選手がサイドを突破してチャンスをつくるが他がついていかない。
後半、途中交代でピッチに出た10番は納得がいかないのか、怪我なのか、
どこかふてくされてるような態度だった。
デフェンスの選手を投入、左サイドの第2列でプレーしていた大稀クンがトップに入る。
左サイドでは機能しているように見えなかった彼がFWに入ると動きが違った。
例の如くコマネズミのような動きで前線をかきまわすと、
相手ディフェンダーは明らかに嫌がっているように見えた。
とにかく小さい。
体格負けしないかと思ったが身体の使い方がうまいのか大きなデフェンダーを苦にしない。
するりとポジションを入れ替えて前を向いている。
天性のセンスか。
でなければ得点王にはなれないだろう。
なんどもシュートを放ち、ペナルティキックも奪った。
大体大は2年前にこの大会に勝ち全国優勝している。
去年は低迷、いまチームは再建中なのだろうな。
でも、スタンドで応援する部員らも試合に集中しているとは思えなかった。
一部はふざけ半分で声を出しまったく秩序がない。
お前らちゃんと試合見ろよ、と怒鳴りたくなった。
2試合目の選手たちがピッチに姿を現す。
身体も大きく動きもキビキビしている。
スタジアムを吹き渡る夕暮れの風も気持ちいい。
18時キックオフ、明治大学(関東第一代表)と新潟経営大学(北信越代表)
もう一試合見ていくか。
新潟経営大学には留学生がいるぞ。
11番はガタイのいい短距離のスプリンタータイプの黒人。
ブラジルっぽくはないな。
どこの国の選手だろう。
坊主頭の13番は甥っこのタカくんに似ている。
でも、ずいぶん背が高く180センチはあるだろうか。
新潟経営大のユニフォームは米子北と同じ白。
判官贔屓でこっちを応援しよう。
校歌斉唱。
白雲なびく駿河台、を久しぶりに聞く。
旺文社のラジオ講座以来。
新潟経営大学の学歌が流れる。
なんだか「千の風になって」みたい。
キックオフ。
5分見て確信した。
見る価値のあるゲームだ。
開始からフルスロットル。
大丈夫か、と思われるような激しさ。
前の試合とは動きがまったく違う。
ボールもよく動くしコンタクトも激しい。
ダイレクトパスもつながって数秒でゴール前に運ばれる。
好守の切り替えも速い。
コンパクトなサッカーとはこういうものか。
お互い相手にスペースを与えない。
両チームの選手が狭いエリアで前後に激しくムーブする。
見ていて緊張感がある。
関東1位通過の明治はさすがに上手い。
支配率、シュートチャンスともに圧倒する。
それでも新潟はチェイスを続ける。
諦めない。
関東(中央)に負けてたまるかという思いがプレイに出ている。
ちょっと感動的だった。
明治が1点先制して前半終了。
ハーフタイムに両チームの選手の紹介がアナウンスされる。
明治のスタメンはほとんどがJユースチームの出身者。
東京ヴェルディ、FC東京、川崎フロンターレ、柏レイソル、三菱養和SC…。
高校も市立船橋、国見、藤枝東、青森山田の選手権常連校ばかり。
J1に内定している選手も多い。
あの長友も3年まで明治大学でプレイしたOB。
新潟経営大も全国から選手を集めている。
ソロモンはガーナからの留学生。
W杯のウルグアイ戦は興奮しただろうな。
試合でずば抜けた存在だろうと期待したソロモンくん、
確かに1対1には強いけどそれだけって感じ。
突破力は感じられず攻撃につながらない。
フツーでしたな。
観客が少ないので選手たちの声がよく聞こえる。
明治はよく声が出ていた。
特にキーパー、後ろの声は神の声というが、こういうことなのかと初めて知る。
デフェンスの選手は彼にコントロールされているのだ。
ボールが動くたびにパスの出しどころを支持する。
一度、明治が前がかりになって自陣に誰もいなくなった場面があった。
ボールを奪われカウンター。
そのとき、キーパーが泣きそうな声で叫んだ。
「おまえら、早く帰ってこいよぉ!」
淋しがりなんだね。
明治は後半にも1点奪い2-0で勝利。
新潟経営大の健闘は賞賛に値する。
最後までプレスをかけ運動量が落ちなかった。
見ていて気持ちが良かった。
明治は順当に勝ち上がりそうだ。
隣の山からは駒沢大と南ア帰りの永井擁する福岡大のどちらかが上がってくるだろう。
(訂正:明治と福岡は同じ山でした。順当なら準決勝で当たるが…。決勝は明治と駒沢かな?)
明治の次戦はあさっての国士舘。
ヒロが明治の試合がまた見たいと言う。
10日の決勝行く?