映画『ソルト』@西宮TOHOシネマ。
アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクションです。
夫婦50割引。
土曜日だけに半分くらいの入り。
CIAに潜入していたロシアの女スパイが仲間によって正体を明かされる。
その瞬間からもの凄い速さでストーリーは展開する。
土壇場でのどんでん返しあり、ソルト、おまえは何者なのだ?!
先月見たこの予告編で見たいなと思いました。
早い展開、急な切り返し、フェイントに翻弄される。
正直、チンチンにされる。
あれ、これどうなってるの? この台詞はどんな意味が?
それなりに面白かったのだが置いてきぼりにされしばし茫然。
見終わってヒロに言うと、
「全然、問題なかった。なんで?」と言われる。
そうだったのか。
僕の理解能力が衰えているのか。
思えば、ヒロはHDで録画した映画を1.5倍速だかの早送りで見ている。
制作者側からすれば言語道断だが、これくらいのテンポで十分面白い、のだそうな。
彼女はそういう訓練(?)が出来ている。
だからノーマルスピードで見ると、止まって見える、のだそうな。
慣れとは恐ろしい。
彼女が文句をつけたのはアンジェリーナ・ジョリーのファイティングアクション。
体つきはよく鍛えられているが運動能力はなんだか鈍重に見えたのだとか。
確かにアップが多用され誤魔化していたような。
それも倍速で見てるせいだろうか。
映画そのものは3.5ブラヴォーくらいかな。
似たような女スパイの映画に『ロングキス・グッドナイト』がある。
スパイサスペンスというより女スパイが大暴れするアクション映画。
ジーナ・デイビス主演、監督はダンナのレニー・ハーリン。
サミエル・エル・ジャクソンを初めて見たのはこの映画だった。
記憶喪失の凄腕の暗殺者がジーナ・デイビス(今は普通の主婦)で、
その素性を探るよう依頼されていた3流の探偵がサミュエル・ジャクソン。
役名は確かヘネシーと言った。
荒唐無稽だけど文句なしに面白かった。
これは5ブラボー。
予告編では面白さが十分には伝わってきませんが…。
英語版の予告。
こっちの方が数段出来がいい。
英語がわからなくとも映画の面白さが伝わる。