2010/10/9 『 RUDY(ルディ)』

一昨日、『下流の宴』の感想を書いた時、自分の涙腺が刺激される映画を挙げた。
『遠い空のむこうに』『ブラス!』『ロレンツォのオイル』
『ショーシャンクの空に』『ヤング@ハート』…。
もうひとつ忘れてた。


『RUDY(ルディ)』


あの美しいテーマ音楽とともにルディ・ルティガーの勇姿が瞼によみがえる。


勧められてDVDを見たのは2005年1月だった。
その日の「ぷよねこ減量日記」から抜粋。


  …今度、アメフト映画の特集をやるのでDVD「ルディ」をヒロと観る。
  眼鏡堂店主が以前からいいよと言ってた映画。
  アリゾナでキャンプ中の高津投手のアパートにもDVDがあった。


  見終わってじーんと来てしまった。主人公のルディが愛おしくなる。
  劇的なタッチダウンパスやゴールはこの映画にはない。
  ただルディという小柄なフットボール選手がスタジアムに出てきただけで胸が熱くなった。
  神はルディに才能を与えなかった、かわりに熱意という魂を与え給うた。
  ストーリーは単純明快、身長160センチしかない若者が
  名門ノートルダム大学のアメフトの選手になりたいという夢を叶えるという話、実話です。
  家庭の経済的な事情や学力不足で大学進学出来なかったルディは22歳になって
  夢を叶えようと努力を始める。ただ、ひたむきに夢に向かって。
  思うのだ、夢を諦めないで熱い思いをもって一生を過ごすということ、
  その人に夢に値する身体能力がなくとも、知能指数がなくとも、
  一つのことを熱意を持ってやり通せるのはほんの一握りの人間しかいない。
  それはこの数年、何度も書いたが「それは一つの天賦なのだ」


  写真家 星野道夫さんの話を思い出した。
  野生動物の勉強がしたくて仕事にしたくて星野道夫はアラスカ大学を受験する。
  しかし、点数が30点足りず不合格。
  そこからが凄い。学部長のところへ直談判に行く。英語もろくに話せないのに。
  自分がどれほどアラスカの野生動物を研究するために時間を費やしてきたか
  これからどんな覚悟でこのアラスカで頑張ろうと思っているか…を話した。
  「30点くらい足りなくて不合格にされて、その夢を棒にはふることは出来ません」
  むちゃくちゃだ。でも、そのパワーって凄いなあと思う。


  映画の中で才能がありながら名選手になれなかったルディの兄フランクに友人が言う。
  「おまえにルディの100分の1でも熱意があればな」
  この映画、音楽もいい。この曲調は泣けてしまうよなあ。
  脇役もいい。いい映画は脇役がいいのだ。
  映画のトーンは「遠い空の向こうに」に似ている。(これも泣けたよ)
  同じ監督作品に「勝利への旅立ち」というインディアナ州の高校バスケットの話もある。
  テレビドラマの名作「ヒル・ストリート・ブルース」の監督もしていたのだ。
  デビッド・アンスポーという人です。
  職場の友人がルディにノートルダム大学のアメフトチーム
  「ファイティング・アイリッシュ」のスタジャンを贈るシーンがある。
  それを受け取るときのルディは心から嬉しそうな表情を見せる。
  友人は言う「夢は人生の宝物。決して諦めなければ夢は叶う」
  DVDにルディ本人であるルディ・ルティガー氏のインタビューが入っている。


5年前の日記。
少し文体が若いな。
と言ってもこのときすでに48歳だけど。
感動のラストシーンがアップされてた。


映画『ルディ』、もういちど見たい。
DVDが1212円、安い!

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  • 発売日: 2009/09/02
  • メディア: DVD