2010/11/20 6年目のびわ湖大学駅伝

長浜のホテルを6時15分に出てスタート地点の西浅井町役場へ行く。
例年より暖かいような、と思って去年の日記を見ると同じことが書いてある。
地球温暖化は「ぷよねこ減量日記」にも確かな体感的記録となって刻まれている。
黎明の湖北、いつも同じ季節だが絵画のように美しい。


…1区の区間賞はなんと大阪経済大学
始まってから1区を制したのは立命、京都産業、招待校の第一工大の3強、
一度だけ奈良産業大のケニア人留学生が勝っただけだった。
大阪経済大、しかも日本人ランナーが勝つのは新鮮だった。
神戸の市神港出身の木村哲也(4年)。
10000が29分52秒とまずまずの記録だがノーマークだった。
早めのスパートに成功、立命京産に20秒近い差をつけた。
大阪経済大学は2区でいったんは4位に下がるがラストに追い込み首位を奪い返す。
今まで見たこともないようなしぶといレース運び。
何が起こったのか?
結局、4位入賞(関西3位)、前年の6位から順位を上げた。


上位戦線を掻き回し見せ場を作った大経大に影の立役者がいる。
報徳学園を定年で去年退職、今年から監督に就任した鶴谷邦弘監督(66歳)だ。
報徳時代は高校駅伝で6度の全国制覇、史上初の3連覇を果たした。
『駅伝王国兵庫』を西脇工業の渡辺監督とともに支えた名将、その人だ。
第5中継所でインタビューしたが、終始、ニコニコと笑顔のまさに好々爺。
「1区でトップに立てたらええなあ、と思ってたら現実になりました。
 いや、冗談で言うてたんですよ選手には、トップになったら気持ちええなあって。
 理想の理想ですよ。それを成し遂げたってことです。
 ほんまに一番になったって聞いて、恥ずかしながらワタシ涙が出てしまいました。ハハハ」
こんな調子で選手にも接しているのだろうか。
報徳時代はカミナリを落とす厳しい監督だったらしいが…。
大一番のレース前、高校生や大学生のランナーが百戦錬磨の監督に、この笑顔で
「しっかり走りや、一番になれるかもしれんで」と言われたらどうだろう?
魔法にかかってしまうのではないか。
もちろん練習指導の厳しさは並大抵ではないだろう。
「1区と2区でトップになったから、来年は3区と4区でトップに立てたらええなあと思います。」
こんな調子で大阪経済大学は3年後、4年後に優勝を果たしてしまうんじゃないか。
聞いてる僕も鶴谷マジックにかかっていた。

  



優勝争いは関西2強の対決。
3区でトップに立った立命館が連覇するのか、と思われた。
が、4区で京都産業大学が逆転する。
立命を抜き去ったのは京都産業大の奥野雅史(4年)。
去年、同じ区間で立命館の1年に逆転を許したランナーが因縁の4区でリベンジを果たした。
京都産業大がエース三岡らの快走でそのまま逃げ切る。
びわ湖西岸コースになって初の関西制覇!
関西5連覇中だった僕の担当の立命館は悔し涙の円陣、雪辱を誓った。
こうして1シーズン、2シーズンを通して見ると駅伝取材は楽しい。


取材終了。
いつものように膳所城跡公園で弁当を食べる。
今年も「かつくら」の高カロリー弁当、早朝から働いたからいいか。


…電話で世界バレーの7日間労働の対価報酬(つまりギャラ)の交渉。
というか、この世界、ほぼ相手(雇い主)の言い値です。
でも、オリンピックと同等の日当で安堵する。
(オリンピック並と言っても高くないですよ)
何とか年末年始の高校サッカー応援ツアーの資金は稼いだぞ。


…昼過ぎに帰社。
J1ではグランパスが初のリーグ優勝、ピクシーと楢崎の歓喜に震える。
フィギュアスケートのロシア杯では安藤美姫が優勝、好調ですね。


夜は福島の中国菜オイルにて駅伝打ち上げの宴。
いつもはA木としみじみ飲るのだが今年は総勢7人の賑わい。
料理は当然のこと、瓶入りの紹興酒(常温)の美味しさに感動。
いつか一名2800円のお任せコースを食べてみたい。
そのリポートがアップされている。
http://emunoranchi.blog65.fc2.com/blog-entry-2546.html