ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2010/12/12 口の中にホコリが溜まる。

今朝も目覚めたら口の中がカラカラに乾いている。
水が飲みたくて喉が渇いているわけではない。 
文字が違う。
“渇く”ではなく“乾く”。
鼻づまりが原因なのは明らか。
口呼吸すると鼻毛のようなフィルターがないから直接粘膜に外部から異物が入る。
鼻づまり解消すること。
加湿器を使うことも考えよう。


…先月行った平成中村座の感想アップしました。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20101123/1290438872
筋書き(プログラム)を買ったので二度楽しんでます。


感想書いてたら走る時間がなくなってしまう。
最近はサボり気味、3勤1休くらいのペースだろうか。
距離を走っていないので体重に変化はない。


…今日は若手Dの編集チェック。
そのつもりでゆっくり出勤したら自分がニュースデスクでもあったことに気づく。
完全に忘れてた!


スピードスケートW杯帯広大会の中継を見る。
ご贔屓の小平奈緒が登場、バンクーバー五輪の彼女を見てファンになった。
信州大学出身、地元松本の相澤病院勤務(所属)の24歳。
1000mで2位に入るも滑りに満足してないらしくちょっと浮かない表情でした。
でも、滑り終えた後、スタンドに手を振るあの控えめな仕草は健在。
http://www.youtube.com/watch?v=8--XAMC-wHo&NR=1


…録画してあったドラマ『ニセ医者と呼ばれて〜沖縄 最後の医介補〜』を見る。
9日に放送された読売テレビ制作のドラマ、主演は堺雅人寺島しのぶ尾野真千子
あらすじを新聞記事からコピペするとこんな感じ。


 戦後の医師不足を補うため、沖縄には免許を持たない代用医師「医介輔」がいた。
 乏しい設備と薬で、地域医療に貢献した医介輔を描いたヒューマンドラマ。
 1959年の沖縄。医介輔 宮前良明(堺雅人)は、正規の医師からニセ医者と呼ばれながらも、 
 村になくてはならない存在だった。不発弾の爆発、米兵の暴行で妊娠した主婦……。
 米軍統治下の矛盾に翻弄(ほんろう)される患者たちと向き合う宮前。
 そのひたむきさは「ニセもの」ではなく、正真正銘の「本物」だった。


テレビドラマは滅多に見ないのでスタンダードがわからないのだけど、
美術セットや照明がいかにもテレビドラマですという安っぽさが気になって仕方ない。
いろいろと工夫してるな、とは思ったがチープな感じは否めない。
僕の中では『龍馬伝』が標準になってしまったのかな。
妙に診療所のスタジオセット(ロケセット?)が作りたてホヤホヤ感がある。
戦後の沖縄の空気感がセットからは全く感じられない、嘘くさいのだ。
役者の琉球なまりの台詞は気にならなかった。
でも、堺雅人のおそらく七十過ぎの老けメイクはお粗末だった。
ウッチャンナンチャンのコントかと思った。


★5つなら2つかな?
堺雅人尾野真千子が見たかったのでいいんですけど…。
でも、このトホホな脚本でも寺島しのぶの迫真の長台詞にはじーんと来てしまった。
名優とはそういうものかもしれない。
さすが音羽屋。


河瀬直美監督『萌の朱雀』に女子中学生役で出演していた尾野真千子も28歳。
映画は難しかったけど当時素人で抜擢された彼女の存在感は光っていた。
あの中学生は明るい役だったけど大人になってからは幸薄い役柄が多い。
今回も思い詰めた表情が印象的だった。
堺雅人とは映画版『クライマーズ・ハイ』でも共演している。
あまり記憶にないが。


…最後の一章を残して寸止めにしておいた『あやつられ文楽観賞』を読了。
いやあ、面白かった。三浦しをんの思惑通り文楽が凄く見たくなる。
傑作は『仮名手本忠臣蔵』『桂川連理柵』『女殺油地獄』の三浦しをんの解題3作。
浄瑠璃の原作者 三好松洛さんの描写がこれまた愉快。
何にでもいっちょかみしてくる三好さん。
中には6人合作なんて演目もあって、「こいつら飲み仲間か?」に爆笑。
最後の大夫のインタビューも秀逸でした。
バッテリーに喩えた大夫と三味線の関係が興味深い。
豊竹咲大夫さんによると、大夫がピッチャー、三味線がキャッチャーなのだそう。
昔は人形浄瑠璃の常設小屋に竹本座と豊竹座があったことも初めて知る。
8月に国立文楽劇場で見た時には大夫や三味線、人形遣いの名前を一人も知らなかった。
次は竹本住大夫豊竹咲大夫、鶴澤燕三、桐竹勘十郎さんらに注目したい。
この本は面白い。
『仏果を得ず』と合わせて読むと面白さが倍増します。
図書館で借りて読んだが古本でいいからamazonで買おう。

仏果を得ず

仏果を得ず

あやつられ文楽鑑賞

あやつられ文楽鑑賞