朝刊の一面に「春場所中止」の大きな文字が踊る。
まただ、と心の中でつぶやく。
大相撲協会の不祥事のことじゃない。
こういう時代の空気にうんざりしているだけです。
メディアのヒステリックな過剰反応が誰も望んでいない結論へ誘導する。
僕は八百長があったって何も困らない。
報道すべきことの優先順位はもっともっと下であるべきだと思う。
この空気って極論すれば戦争だって起こしかねない。
友川カズキのドキュメント映画のチラシにあった本人のコメント。
「こんな時代が大嫌いだ。私は永遠に唾をはく。自分にかかってもいいんだよ。」
激しく同意する2011年2月6日 日曜日の朝です。
…2011年リスタートの企み。
今日は自宅オフ、どこへも行く予定はない。
自分の周りのプチ大掃除から始めよう。
定石のメソッドに従うなら、
「人生を一大事を考える時、まずは引き出しの中の整理から始めよう」(出典不詳)
誰かエライ人がこんなふうなことを言ってたような。
人生の一大事かどうかは別にして出直し(リスタート)の際に効果があると思う。
身の回りにあまりに不要なファイルが溜まり過ぎた。
スッキリすれば気持ちよくスタートラインに立てるのではないか。
不要な本、雑誌、CD、書類、映画やライブのチラシ、郵便物などなどを処分する。
前回、不要品を大量処分したのはおそらく2006年だったと思う。
もう5年近く経っている。
じわじわと増殖して周りの風通しが悪くなってきた。
2006年をレベル5とすれば年に1度はレベル3くらいの処分はしておかないとね。
夕方、駅の駐輪場に停めっぱなしの自転車を取りに行った。
外へ出たのはその時だけ、ひたすら整理、分別、処分の作業を続けた。
予定の3分の2くらいしか終わらない。
部屋の見かけはあまり変わらないが気分はスッキリした。
ラジオを流しながらの作業した。
今日は45歳以上のためのミュージックステーションFMcocoloを聞く。
憂歌団のヴォーカル木村充揮の歌、あの天使のダミ声が聞こえてきた。
かの名曲『Que Sera(ケ・サラ)』だった。
映画『毎日かあさん』の主題歌であるとか。
鴨志田&西原の夫婦をテーマにした映画は他にもあったような。
競作か?
『Que Sera(ケ・サラ)』by kimura kazuki
ギターのみの伴奏、このシンプルなバージョンもいい。
キャンディー&千餅(せんべい)というグループの『Que Sera(ケ・サラ)』
元祖(?)『Que Sera(ケ・サラ)』by ホセ・フェリシアーノ
…録画したNHK『大聖堂』を見る。
Twitterで佐々木譲さんが興味津々なご様子だった。
ヒロもケン・フォレットの原作が面白いらしいと興味を示し録画しておいたもの。
制作総指揮にリドリー・スコット!
加えて爆発的に面白かった『アンストッパブル』の監督トニー・スコットら。
(でも、制作総指揮って複数いて何してるのだろう?)
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/daiseidou/
時代は12世紀のイギリス。
イングランドがフランスの属国状態になっていた時代。
(ノルマン・コンクエストですね)
当時の国王は征服王ウイリアムス(ノルマンディーの貴族)の息子ヘンリー1世。
その世継ぎが船の遭難で亡くなる。
続いて当のヘンリー1世も毒殺(?)で亡くなる。
さあ、誰が国王になる?
これが物語の発端。
第一回、とにかくテンポが早いです。
必死でついていく。
居眠りなんてしてたらその場に捨て置かれる感じ。
登場人物の確認と相関図を頭にいれるだけで精一杯でした。
放送は全8回らしい。
面白いかって?
わかりません。
次の回までは見てみようと思いました。
ついで『やべっちFC 』を見る。
ゲストが鹿島の岩政大樹。
最後に彼の両親からのビデオメッセージが流れる。
お母さんがしゃべりが達者で驚く。
「大ちゃん、いつも応援してます」
滑舌もよく感情表現も豊か。
元アナウンサー? 役者?
調べると両親ともに教師でした。
なるほど、と合点がいく。
岩政は山口県周防大島出身。
周防大島!
5年前くらいに佐野眞一『大往生の島』を読んだ。
ハワイ移民を数多く生んだ海洋民族の住む島。
この島へ行きたい、と思った。
岩国から入って島を縦断して松山へ渡るという計画を何度か立てた。
いまだ実現できないでいる。
今年の自転車旅行は周防大島にしよう。