ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2011/2/23 Take it to the limit

3月下旬並のあたたかさだとか。
ロードバイクで走っても手袋が要らない。
久々に芦屋浜の海を走る。
春の海は波しずか。
つい自転車の写真を撮ってしまう。
同じ場所、同じような構図でいったい何枚の写真を撮るのだ。
安物の中古自転車だけどGiantフラットバーロードは悪くない。
スタイル抜群のセクシーな別嬪だと思う。
もっときれいな写真が撮りたい。
デジイチ、中古でいいから欲しいなと思う。
でも重いよなあ。


…今日はラジオで桑田佳祐とイーグルスがやたらと流れる。
ヘビーローテーションのこころはCD発売と来日公演。
イーグルスのことは何度も日記に書いている。
3年に一度くらい、聞き始めた時代の風景を思い浮かべ懐かしむ。


Eaglesといえばウエストコースト、前期は明るいロックのイメージがある。
今日聞いたPodcastで萩原健太が言っていた。
『ホテル カリフォルニア』の歌詞にこんなのがある。
ワインを注文した客(主人公)にホテルの給仕長が言う。
「1969年以来、私どもはスピリット(魂)を置いておりません」
(We haven’t had that spirit here Since nineteen sixty-nine”)
1969年はウッドストックが開催された年だった。
『ホテルカリフォルニア』は1976年の曲だ。
Welcome to the Hotel California、ロックの時代の終焉を歌った曲だった。

The Eagles  僕らが20代の頃、いつもどこかで流れていたような気がする。
今の20代にとってイーグルスは楽天なんだろうか。
今、手元に4枚のLPがある。
調べてみると70年代にはベスト盤を除けば6枚アルバムを出しただけ。
活動時期は意外に短かった。


前期イーグルス My Favorite3を発表!
(ジョー・ウォルシュが参加する前、カントリーポップ色が強い頃ですね)
1位は『 Take it to the limit 』聴くと反射的に涙腺がゆるむ。
http://espanol.video.yahoo.com/watch/8288965/22097567
2位は『 Desperade(ならず者) 』
http://espanol.video.yahoo.com/watch/8282823/22076174
3位は迷うけどやっぱり『Take it easy 』かな。
http://www.youtube.com/watch?v=OPospvRqP_s
今でもフルコーラス、歌詞見ないで歌える。


後期イーグルス My Favorite3を発表!
後期というかアルバム『The Long Run 』から3曲。
(このアルバムは評価が高くないらしいけど僕は大好きです)
1位はタイトル曲『The Long Run 』、なんと言っても歌詞が泣かせる。
http://espanol.video.yahoo.com/watch/8289279/22098551
2位は『Sad Cafe 』、映画の1シーンみたいな名曲、デビッド・サンボーンのサックス!
http://espanol.video.yahoo.com/watch/8277941/22058470
3位は『I Can't Tell You Why(言い出せなくて)』
http://espanol.video.yahoo.com/watch/8287441/22092974
新メンバー、ティモシー・B・シュミットがヴォーカル担当した。
学生時代に見た映画『サンフランシスコ物語』(好きでした)の挿入曲だった。
ティモシー・B・シュミットはソロ活動でカバー曲『So much in Love』をヒットさせた。
長谷川滋利氏の引退記念番組のエンディングで使わせてもらいました。
南カリフォルニアのピア(桟橋)を歩く長谷川と眼鏡堂のバックに流れる。
http://www.youtube.com/watch?v=5hZghu0qcjA


この後期のイーグルスの歌に共通するのは終末感。
俺たちの時代はもう終わりつつある、という終焉の予感だ。
一番いい時は去りつつあるという感覚。
20代の頃から僕は終末の気分が好きだった。
今に始まったことじゃないんだ。



…朝食、食卓の話題はキム・ヨナの話。
来月の世界選手権、SPは「アリラン」、フリーは「ジゼル」だと言う。
五輪女王がどんなアリランとジゼルを見せてくれるのか。
ジゼル! バレエの名曲、薄幸の少女、死んでもなお妖精となって恋人を守る。
以前、中野友加里が演じてた記憶がある。
かなり表現力が求められる難題だとヒロは言う。
鈴木明子なら成りきって感動的に演じるかもね。


眼鏡堂さんが、『キラ☆キラ』で話していたこと。
フィギュアスケートはシーズン通して戦う競技である。
選手権のみに出場するキム・ヨナが勝つのには納得出来ないものがある、と。
ヒロにその話をすると、そう主張する気持ちはよくわかる、でも…と言う。
スポーツファンは常人の予想がはるか及ばない凄いことが起こるのを期待している。
鳥肌が立つようなジゼルを見せて欲しい。
一発にかけるには強靱なメンタリティが要求される。
どうせなら、参りました、と納得させるような凄みのあるパフォーマンスを。
ただ、ヒロはキム・ヨナは妖艶過ぎてジゼルのキャラではないような気がすると言う。
どちらにしても疑惑の残るような判定にだけはならないようにと思う。
後味が悪いのは勘弁して欲しい。


ご隠居岩佐さんが「いま、日本のエースは安藤だろ、日本人は浅田が好きなんだな」とつぶやく。
四大陸の浅田真央は悪くなかった。
でも、懸案のジャンプはあんまり変わっていなかったと思う。
コンビネーションジャンプでは安藤や五輪のキム・ヨナに明らかに劣ってるように見えた。
というか可哀想だけどあんまり改善点が見られない。
あんまりジャンプに拘泥せず伸び伸びやった方が最終的にいい点数になるのでは?


バレエの熊川哲也がテレビ番組で高橋大輔と対談していた。
38歳現役の熊川が、フィギュアの選手が24歳で引退するなんて信じられない、と驚いていた。
フリー4分は想像以上の体力が必要なのだろう。
加えてジャンプが何回必要とか制約の中で滑るのは相当なフラストレーションなのだろう。
毎年、新しい振り付けを覚え、シーズンの間、集中して戦うのは大きな負担だろう。
モチベーションを10年維持するのは大変なんだろう。


…夏の特番の企画書を苦戦しつつ書く。
間を縫って今日も野球解説者と打ち合わせ。
○○と○○が決定的に仲が悪いとか、ベンチの○○が嫉妬深いとか、○○は報復人事だとか。
しゃべりたいネタを山ほど仕入れたがもちろん書けません。