2011/4/13 神様の贈り物

…今年初の山登り。
近所の六甲 荒地山(あれちやま)に登りました。
朝、のんびり出発しても陽のあるうちに帰って来られるお手軽コースです。
日記を検索するとこの山に登るのは、2008年11月20日以来、およそ2年半ぶり。
その日の日記です。


  六甲山系『荒地山(あれちやま)』、マウント・ウィルダネス 標高549m。
  阪急芦屋川駅から歩いて2時間でピークに立てる山。
  ロックガーデンの隣の峰、ひっそりとした低山だ。
  低山だがほぼ海抜0メートルから登るから540メートルでも登りごたえはある。
  いくつかのピークを越える尾根歩きあり、岩登りありの変化に富んだ山だ。


  我が家では勝手に自分たちの山(マイ ゲレンデ)だと決めている。
  香櫨園のマンションから、僕のジョギングコースからいつも見えるし、
  荒地山(あれちやま)という名前の響きもいい。
  春のコバノミツバツツジ、秋の紅葉、冬の静けさ、年に何度か登った。
  何より午後に自宅を出ても往復出来るのが嬉しい。
  なのに、前に登ったのは2005年11月28日。
  もう3年も登ってない。
  なーにがマイゲレンデだ。
  (中略)
  山の空気を身体にしみこませて歩く。
  自分の人生に思いを巡らせて歩く。
  荒地山逍遙だ。


  最後のピークへの取り付きに岩場がある。
  ちょっとしたフリークライミングだ、
  岩梯子と呼ばれるポイント、ヒロが悪戦苦闘する。
  来るたびにダメになっていくわ、と嘆く。


  岩場の途中に大きな岩の上面が平らに削れている場所がある。
  4畳半くらいのテラス状になった岩で、僕らは『岩のテラス』と呼んでいる。
  ほとんど人が来ない場所で展望もいい。
  スノーピークのストーブで豚汁を作る。
  ミニペットボトルに入れてきた無濾過原酒を啜る。
  眼下には秋の森が広がっている。


  芦屋川駅11時40分〜鷹尾山12時15分〜岩のテラス13時20分
  40分ほど休憩して、荒地山山頂15時00分〜芦有ゲート15時30分。
  芦有ゲートの脇に以前はなかった蕎麦屋がある。
  あまから手帖の蕎麦特集に載っていた『むら弦』という店だ。
  バス停で10分待ち、下界へ戻る。

                       (2008年11月20日)


マイゲレンデとうそぶきながら、ここ6年で2度しか登っていない。
いいかげんなものですね。



本日のコース(所要時間6時間)
自宅10時15分発 〜(自転車)〜阪急夙川駅〜(電車)〜阪急芦屋川駅
〜(歩き)〜城山登山口11時25分 〜(歩き)〜荒地山頂上14時20分
〜(歩き)〜芦有ゲート14時55分〜(阪急バス)〜阪急芦屋川駅
〜(電車)〜阪急夙川駅〜(自転車)〜自宅16時15分着


写真は芦屋川沿いの満開のソメイヨシノ
小説『細雪』の四姉妹がこの川縁を歩いたのだ。
奥に見える山が源平時代に山城があったという鷹羽山(城山)、
その背後にいくつかのピークが連なり尾根道が荒地山まで続いている。


登山道にはコバノミツバツツジが鮮やかな紅色に咲き誇る。
ヒロが、いい天気は五割り増し、と言う。
山桜、レンゲツツジアセビ、ツバキ、スミレ、全てが美しい。


春の山は独特の匂いがする。
花の香りとは違う。
新芽が芽吹く匂いだろうか。
インスタントラーメンの粉末スープのような。
いのちの匂い、生命=タンパク質=アミノ酸
たぶん間違ってます。


五十肩が治り登山隊に復帰したヒロは元気で機嫌がいい。
スクワットを毎日朝晩30回ずつやっている成果はテキメン。
僕より足の運びがスムースで、なおかつ疲れ知らず。
今夏、縦走登山も夢ではない。
(むしろ自分の体重増加の方に懸念あり)


いつもの岩のテラスに先客あり。
もう少し上の岩場で休む。
持参した西宮の地酒『宮水の郷 無濾過生原酒』を少しだけ飲む。


1年に何日か神様からの贈り物のような日がある。
今日がその日だと実感する。
のろけてるわけじゃないが贈り物のような日を共有出来る人がいて幸せに思う。
結婚してからそんなことを思うようになった。
子供がいればなおさらだろう。


芦有ゲートへ下りる。
蕎麦処『むら玄』で遅めの昼食。


Cyber Shot で動画を撮り、iMovieで編集しました。
コンパクトデジカメの動画はやはり画質に難あり。
次はちゃんとしたビデオカメラで撮ろう。
ハイキングには、てん、モル、ひだねこも参加。
恥ずかしながらムービーにも登場します。