かろうじて8時前に起床す。
寒いというほどではないが僕の印象とは違うゴールデンウイークの気温。
学生時代の記憶、そうだなあ30代くらいまで、この時期に半袖シャツに衣更えしてた。
今は逆に太ってるのに厚着だ。
生物として弱体化しているのだ。
生肉なんてうかつに食べちゃダメだね。
自転車で走ろうと外へ出ると六甲が見えない。
数年前にラジオで聞いた話だが黄砂を吸い込むと翌年の花粉症が酷くなるらしい。
中国4千年の秘技『花粉症一年殺』か。
新緑の六甲山がかくの如し。
五月初旬は山笑う候、六甲のほほえみを黄色い悪魔が隠している。
(この比較写真は2007年4月2日の黄砂の時にアップしたものですが…)
きょう、南芦屋浜で撮った写真です。
黄砂で煙った六甲アイランドの巨大クレーン群。
SF映画に出てくる異星の風景?
核戦争後の世界?
『渚にて』という映画を思い出す。
黄砂でも季節の花は咲く。
ハマナス、夏に北海道へ旅するとよく出会う花。香りがいい。
八重桜も落花盛ん、ソメイヨシノや山桜と違い花びらは散らずツバキのように花ごと落ちる。
…Podcastでラジオ日本の『ラジカントロプス2.0』を聴く。
ゲストは流通ジャーナリストの金子哲雄さん。
カメラマンのタコMくんが「実にいい人」とつぶやいていた。
ツイートに本人から返信が来て感激してました。
テレビで見るとルックスとしゃべり方にちょっとイラっとする。
いぢめたくなるタイプ(?)かもしれないと思っていた。
ラジオで1時間ほど話を聞いた。
簡潔でわかりやすい。
簡潔さというのは大事だ。
テレビで成功している大きな要因だと思う。
60分の講演でも5分の小ネタを12個話すという。
どこから聴いてもいいというわけ。
やっぱりラジオだとテレビとは違う。
小学生のころの話が面白い。
おこずかいは基本的に無し。
母親が1000円くれて買い物を頼まれる。
注文の品をすべて買い、おつりが出ればそれがおこずかいになる。
それって今の仕事と直結じゃん。
ジャパンエネギー時代の話も興味深い。
タコMの言うようにいい人だったんだ。
新刊、読もうかな。
- 作者: 金子哲雄
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…午後遅く、梅田に出る。
Book1st にてクオカードで本を3冊購入する。
大阪駅には三越伊勢丹が進出、あさってリニューアル・オープンする。
江戸時代、このあたりは海だった。
梅田は埋田(うめた)であると聞いたことがある。
天満でセルジオと合流。
天五の銭湯「楽天地温泉」へ行く。
久々の大きな湯船。
410円でこの快楽はどんだけお値打ちやねんと思う。
天満は江戸時代から栄えたエリア。
今でも市場があって、銭湯があって、食堂があって、ストリップ劇場がある。
風呂上がりに「酒の奥田」で立ち飲み。
瓶ビール1/2と赤ワインをグラスに1杯。
これで打ち止め。
でもストレス解消が目的じゃないから必要十分だと思う。
帰りに商店街のUFOキャッチャーで見つけた。
下の方に埋もれているイヌが我が家の王子てんにちょっと似ている。
でも、僕の実力では1000円使ってもとれないだろうな。
…眼鏡堂さんが『en-taxi』という文芸系の雑誌に3.11と生まれ故郷 気仙沼への思いを綴っている。
北新著の駅で立ったまま読んだ。
そうだったのか…、短いけどズシンとくる。
このような不毛を私は恨んでいた。
だから、十八歳の春に私は一度、故郷を捨てたのだ。
生まれた土地と違う場所に移り住んだ者にはかすかな罪の感情がある。
故郷を捨てた日から、ずっと先送りにしていた案件を津波が運んできた。
モラトリアム(執行猶予)の終焉、という文言にもぞくっとした。
彼はバーのカウンターにひとり座り、誰に話すでもなく自身のことを語る。
その一人語りを僕らは静かに聞いている。
…そうなんだよな、と一人うなづいた記事だった。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1105/02/news007.html
極論という方法論にこめられたメッセージ。
いまの日本には、給与をもらって、高い能力を発揮して一生懸命働き、
その上で社会に「マイナスの貢献」をしている人がたくさんいます。
しかも下手するとそういう人が「権力の要」にいます。
しかも多くの場合、彼らは「自分たちが社会の進化の邪魔をしている」
という感覚を持っていません。
…大多数の日本人ががまだ他人事だと思っていた時代に作られたドキュメンタリー。
始まってから3分45秒あたり、原発から3キロの場所にあるプリピャチ市街の事故当日の映像。
市民は普通に暮らしている。だが、その風景を写したフィルムには…!!!
10年後のあの場所がこのドキュメンタリーに予言されていないことを願う。
http://www.youtube.com/watch?v=4GcOF4prndE
今日も小ネタ集だった。
いやネタにもならない単なるツイートなのかもしれない。