今日も猛暑日の予報。
甲子園へ続く道に咲く百日紅(さるすべり)、紅が目に眩しい。
三十路さんから譲ってもらった内野席のチケットでモーニング甲子園。
一塁側の中段、銀傘の陰になる涼しいシートを確保する。
浜風が吹き抜ける午前8時台の甲子園。
猛暑日予報なのに全く暑さを感じない。
居心地がいいサマーリゾート。
一日中こんな感じならいいのに。
日本文理(新潟)vs 日大三高(西東京)
序盤は2-2、文理が先制し日三が追いつくという好ゲーム。
だが中盤、日大三高の打線が火を噴いた。
畦上(あせがみ)の弾丸ライナーが右中間スタンドへ突き刺さる。
浜風関係なし。
日大三高打線の勢いは止まらない。
一昨年の決勝、日本文理が見せた“奇跡の9回裏”
スタンドは再現を期待して試合を見守る。
それを知ってか知らずか容赦なく加点する日大三高。
アルプスの文理の応援、部員もブラスバンドも元気溌剌、好感度抜群。
なのだが、あえなく、3-14、大差で敗れ去った。
新潟明訓との決勝、2-1で接戦を勝ち抜いた日本文理。
県内では一度も負けなかったおらが代表が晴舞台でボコボコにやられる。
見ていて切ない。
第二試合は島根と山口の隣県対決。
開星(島根)のエースの投球練習に子供たちが集まる。
白根尚貴、誰が呼んだか“島根のジャイアン”
ヤンキース時代の伊良部秀輝を思わせる体型とふてぶてしさ。
女には人気ないかもしれないけど子供が喜ぶんだよなこういう選手。
(ホームランは出なかったけど柳井学園を完封しました)
甲子園のスタンドにいると思うこと。
バイトの売り子さんはエライ!
ビールやドリンクやカチ割りを汗まみれになりながら大きな声で頑張っている。
大げさかもしれんが彼女たちの人生に対する前向きな姿に心打たれる。
日頃、街ではやる気のないダラけた若者が目立つせいか尚更だ。
UVメイクか、あるいは笑顔か、可愛さのグレードも向上しているように思える。
薄幸の女に惹かれるけど笑顔の女にも惹かれる。
がんばれ!
ナインや応援団だけじゃなく売り子さんにも声をかけたい。
ビール買ってあげたいけどさすがに今日はガマンしました。
…今日は午後イチで会議二つ。
駅伝に、大阪マラソンとこの秋も何とか仕事ありそうな気配。
夕方、天満橋にセルジオを呼び出して大川の見えるバルでビールを一杯だけ飲む。
盆明けから書く仕事以外のバイトをやるとのこと。
それぞれの夏、それぞれの決断。
6時半、ばあばあの入院する住友病院へ見舞いに行く。
中之島にある地上15階建て、ベッド数500の大病院。
いわゆる高度最先端病院です。
ちょうど夕食の時間。
ベッドでばあばあはモグモグとご飯を食べていた。
食欲が戻ってきて一安心。
ずっと生理食塩水の点滴を受けている。
腎臓の機能が弱っているらしく透析をするかも、とのこと。
暑いので今の季節は入院は楽でいいと思う。
見舞うヒロは大変だけど。
阪神西宮の『黄老』でヒロと夕食。いろいろと今後の話をする。
サッカーの日韓戦が見られなかった。
香川2ゴール!
凄い!
こんな大選手と僕は3月、神戸の北野坂でいっしょにアイスコーヒー飲んだもんね。
収録前の打合せだけど。