ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2012/4/24 つちふる

ゴビ砂漠か、はたまたタクラマカンからか、歓迎せざる客が日本列島に訪れた。
春、大陸の雪解けが始まると砂塵が舞い上がり偏西風に運ばれ“黄砂”がやってくる。
2年前の3月、日記にこんなことを書いている。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20100322/1269221770


   黄砂について僕がつぶやくとパンチョさんが返してくれた。


   @shioshiohida おはようございます。奈良も黄色い朝です。
   黄砂を意味する言葉は、「霾(ばい)」だそうです。
   俳句の季語でもあるようです。「霾る」と書くと「つちふる」と読むようです。
   本当に土降ってますよね



   @shioshiohida  おはようございます。
   「霾曇(よなぐもり)」ってのもあります、季語で。
   勿論黄砂の事。気をつけて瀬戸内を渡って来てください。


   僕も返信。


   @bukan1979 ヨナ曇りがあるならマオ曇りはどんな曇りでしょう?


   なかなかオモロイやんか、と送信しながら悦に入る。
   どなたからも反応なし。
   So it goes そんなものだ。


で、つちふる香櫨園浜。


よなぐもりの夙川河口。
黄砂とは関係ないけど写ってるのは僕の好きなコンクリートの階段です。
自宅周辺にはこの手の小さな階段がたくさんあって、それぞれにいい味出してます。
最近、見つけると写真を撮ってるのでいつか「小階段」の写真展をしますね。


桜並木のトンネルも緑に塗り替えました。


ぷよねこ日記を“黄砂”で検索すると2009年以降のエントリーがリストアップされます。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/archive?word=%B2%AB%BA%BD
やっぱり3月末から5月始めにかけて多いようで。
珍しく11月に“つちふる”こともあったみたいです。


いずれにしろ黄砂は僕の粘膜(フィルター)を刺激するようです。
ここ数日、夜中に咳が止まらず眠れない。
日曜の夜は明け方4時頃に発作が起きて6時過ぎまでコンコンやってた。
ヒロも起こしてしまう。
さすがに体力を消耗した。
昼間は昼間でコンコンやる。
通勤電車で発作が始まると数分止まらない。
周りの人が、こいつ大丈夫か? インフルエンザ違うややろな? と疑惑の視線を感じる。
T夢記者には、その咳ちょっとヤバイですよ、と数度言われている。
発作がひどいのは一週間くらいでおさまる。
だから今まで放っておいたのだけどもう5年近くなる。
ヒロにも、ちゃんとしとこうよ、と怒気まじりに言われる。
彼女は義母の病院通いで疲れている。
今日も夜中に発作があったら申し訳ないでは済まない。
夕方、近所の呼吸器内科へ行く。


黄砂で日記検索してたら咳のことを書いてるエントリーがあった。
2009年9月26日  http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20090927/1254015085
この日に黄砂があったわけではないが、黄砂が原因らしいと書いている。
3年以上前から続いてるんだ。


   咳の発作も断続的に襲ってくる。
   去年の春くらいからだろうか。
   コンコンという乾いた小さな咳が止まない。
   涙が出るほど苦しいときもある。
   熱もなく頭痛もなく咳だけが止まらなかった。
   病院にも行ったが風邪だと言われ薬をもらったが改善はない。
   当時はマイコプラズマ肺炎だとか百日ぜきではないかと疑った。
   ネットで症状を調べるとちょっと違うような気がした。
   最近、ラジオ番組のPodcastを聞いて「せきぜんそく」という病名を知った。
   水道橋博士がそれだったらしい。
   症状も同じだった。
   読売新聞の健康欄にも「せきぜんそく」や「アトピーせき」のことが載っていた。
   アレルギー性の咳、医師もまだ知らない人が多いという。
   原因は空気中を漂う化学物質、春の黄砂も大きな原因らしい。
   春に始まった咳、その疑いはある。
   眼がかゆい、鼻水が出る、という症状と同じアレルギー性なのかも。
   高血圧の薬の副作用で咳が出るというのもあるらしい。
   放っておくと「ぜんそく」になる危険性がある。
   ステロイド系の吸引剤が有効で通常の咳止めや風邪薬は効かないそうな。
   まったく、と自分の体の不具合かげんに呆れてしまう。
   身体は新品を買えないからなあ、オーバーホールするしかない。  
                                  (2009/9/26)



夕方、さくら夙川駅前の呼吸器内科で診察を受ける。
おそらくアレルギー性の「咳喘息(せきぜんそく)」であるとのこと。
夜中の咳だけは薬で止めて、今後の治療を考えましょうとのこと。
1週間分の薬をもらう。
 
左から「濃厚ブロチンコデイン配合シロップ」:咳を止め、痰を切る。
真ん中が「シムビコート タービュヘイラー」:気管支を広げ、気道の炎症を抑える。
パウダー状の吸入式喘息治療薬でこいつがステロイド系です。
http://www.youtube.com/watch?v=k2fnxQrjdC8
右が「ツロブテロールテープ」:気管支を広げ、呼吸を楽にする。
胸や背中に貼るのですが、こんなの効くのか?って思う。
説明によると皮膚から有効成分が浸透していくのだとか。
さあ、発作は止まるのか?


…きょう衣更えをした。
クロゼットの冬物を仕舞い、夏物を出した。
病院帰りのヒロと香櫨園駅で待ち合わせ2号線沿いの「リンガーハット」へ行く。
野菜たっぷりのちゃんぽんを食べる。
その足でポートウェーブ西宮で軽めの筋トレ30分、水中歩き30分、風呂。
甲子園はマエケン〜サファテの完封リレー。
決めたのは20歳の堂林のプロ初ホームラン。
3年前の夏、アメイジングラストイニング、あの決勝以来の甲子園アーチだそうな。
中京大中京出身、応援したくなる。