2012/6/17 くちなし

先週の日曜日、見舞いに行ったときばあばあはベッドの上に座ってよくしゃべった。
見舞いにやってきた2匹のぬいぐるみをかわいいかわいいと言いながらずっと抱きしめていた。
きょう一週間後の日曜日、その人はこの世にいない。
不思議な気持ちだ。
ばあばあのことばかり書いてしまう。
無理もない、亡くなったのはたった3日前のことだ。


山梔子(くちなし)の花が咲いていた。
英名はgardenia(ガーディニア)、清楚な姿、甘い香りの美人花。
今年は花の数が少ないように思う。
アカシアもそうだった。
樹の花はハズレ年なのだろうか。
クチナシの白花が本当にきれいなのは数日だ。
厳密に観察したら一日だけかもしれない。
すぐに茶色な染みが出来る。
3日も経てば無残な姿になる。


       


今日は昼前からゴルフ中継の企画VTRの編集。
構成が決まらず、居眠りばかりしていた。
なでしこジャパンU-20のアメリカ戦の中継をちらちら見る。
INAC神戸田中陽子が決勝ゴールを決める。
ごっちゃんゴールのように見えるが彼女はそれまで何度も何度もチャンスを作っていた。
報われたゴールだ。
なでしこの選手はみんな自分の娘だったらと思って応援してしまう。
こういうのも一種のプレイなのだろうか。


早めに切り上げて夜は久々にプールへ行く。
夕食は家カレーだった。
実は昼に社員食堂でカレーを食べたのだが構わない。
葬儀場の仕出し料理みたいなものばかりだったのでカレーが食べたいのだ。


オンデマンドでドラマ『刑事の現場』の最終回を見る。
http://www.nhk.or.jp/dodra/keiji/
先日、この日記に感想を書いた『リミット 刑事の現場』の前のシリーズだ。
同じく森山未來、老刑事役が寺尾聰だ。
名古屋放送局のドラマだけあって『中学生日記』っぽいテイスト。
『リミット』ほどディープではないが、これはこれであり。
最終回は心拍数、血圧、ともにかなり上昇しました。


新米刑事と退職前のベテラン刑事のコンビネーションは第2弾と同じ。
この組み合わせには明確なコンセプトがあるのだ。
戦争を知らない子供たち” がそろって退職する時代。
WEB ページより抜粋する。


  この10年、団塊世代の大量退職で、全国で4割にあたる10万人のベテラン刑事が消える。
  本庁を30,40代の中堅が支える中、所轄警察署の半数以上が20代の新米刑事という現実がある。
  一方、犯罪は増加の一途で、検挙率は30%を切る。
  NHK名古屋放送局では愛知県警の取材協力のもと、ベテラン刑事が消える所轄警察署の実情を長期にわたり追い続けた。
  その取材をベースに誕生した、リアリティーあるオリジナル刑事ドラマが「刑事の現場」である。
  若手刑事主体の24時間眠らない所轄警察署を舞台に――
  世代も考え方も違うベテラン刑事と新米刑事の対立や葛藤を軸に、真相解明に情熱を傾ける、プロフェッショナルな刑事たちを描く。
    


ドラマでは若い刑事たち3人がロッカールームで駄弁るシーンと退職前のベテラン刑事らが喫煙所で愚痴るシーンが何度かカットバックされる。
若い刑事たちの雰囲気はまるでサークルの部室みたいだ。
一仕事終えてベテラン組が署内でビールを飲もうとすると、署内でアルコールは御法度です、と若手に禁じられる。
こういうのはよくわかる。
若い層ほどルールを遵守する。
寛容さに乏しい。
僕らの業界でも同じだ。
じじいの方が柔軟性がある。
少しくらい自分たちのものさしを持っててもいいのに、といつも思う。


そうなのか、今、所轄には少年っぽさが残る森山未來のような刑事が半数以上を占めているのか。