2012/6/26 オフの贅沢

いまだ口内炎おさまらず。
しょうゆや唐辛子を食すと下唇の内側が痛いのなんの。
それでも運動不足なので朝10時半からプールへ行く。
老人のダシがしみた水の中に40分ほどつかってきたのだ。
梅雨の晴れ間、風が気持ちいい。


…昨日見た映画『純喫茶磯辺』に麻生久美子が出演していた。
仲里依沙の親父である宮迫が惚れてしまうバイトの女、年齢は30手前、を演じている。
モテキ』でもそうだったけど彼女はどこかイタイとこのある役が多い。
美人で、頼りなげで、守ってあげたくなるんだけど、なんだか後悔しそうな予感が、やがて確信になる。
そんな女。
同性からは(たぶん)好かれない。
そういうめんどくさい女を彼女は嬉々として演じている。
かなり前に、彼女がおそらく十代のころの映画『ひまわり』(行定勲 監督)を劇場で見た。
たぶん『カンゾー先生』で演技派の彼女を見たのがきっかけで行ったのだと思う。
僕はよくそういうモチベーションで見に行ったりする。
その映画の彼女は、消え入りそうな印象だけがわずかに残っている。


CMではなぜか武市さんと競演することが多い。


「意外と贅沢」「すいません」


「いいじゃん」「ね、消えちゃおか」


…『平成紅梅亭』で落語を聞く。
場所はよみうりテレビの1階ホール特設セット。
生落語はいつ以来だろう?
今回は親子会、開口一番を含め全部で5席。


   桂 吉の丞  「つる」


   笑福亭 生喬 「笠碁」

    
   桂 南光   「佐野山」

   
   (中入り)


   桂 南天   「阿弥陀池


   笑福亭 松喬 「お文さん」



極楽寺でおなじみの生喬さん、枕はタカラヅカ歌劇、ネタは碁好きの老人の『笠碁』
気合いが伝わって爆笑、顔と目線だけで10秒以上しゃべらないまま笑わせる芸が光る。
南光さんは枕が良かった。
相撲の八百長なんてやいやい言わんでええんですわ、あれも演出のうち、で始まったのが『佐野山』。
なるほど、名横綱小野川喜三郎が佐野山に引退の花道を用意してくれるという人情相撲、これにも爆笑。
でも、浪曲で相撲ネタを聞いてしまうといかに鳴り物入りの落語でも物足りないと感じてしまう。
生喬さんが言うように語りあり、楽器あり、歌あり、の浪曲は反則である。
畳の上に座って見ていたので中入り後は6階に上がって収録モニターで2席聞く。
松喬さんは大ネタ「お文さん」、これ生で聞くべきだったなあ、と後悔。
病を押しての熱演でした。


この収録の放送は7月7日の深夜だとか。
まだホームページに載っていないので不確かですが。


    訂正:「平成紅梅亭」放送は、7月10日(火)深夜25:58〜だそうです。


終演後、夫妻で見に来られていたK輪住職と軽く京橋で飲む。
『おくどあん』という歓送迎会の2次会などで使う片町の店、初めてのカウンター。
広々として落ち着いてなかなかよろしいな。


胸肉、ささみなど脂肪の少なめを所望。
でも、背肝の炙りなんかちょっと脂があった方が数段おいしいおまんな。


おいしい日本酒発見!
栃木は真岡の産、『辻風』 ほんわかしたやさしい地酒です。
越後の『巻機(まきはた)』に近い味わい。
19歳のバイト嬢に持ってもらいました。
    

真岡といえば僕らの世代には猟銃店襲撃事件を思い出す。
京浜安保共闘が真岡で猟銃を奪い、あの浅間山荘で機動隊に向けて発砲した。
あさま山荘事件は1972年、ちょうど40年前だ。