久々に早起きすると暗雲立ちこめる空模様。
こんな日に博多日帰り出張とは道行きが思いやられる。
案の定、JR西ノ宮駅へ行くと神戸線も京都線も運転見合わせ。
阪神西宮まで歩く。
甲子園の高校野球は早々に中止となる。
梅田到着、JRは信用出来ないので地下鉄御堂筋線で新大阪へ出る。
新幹線の西行きは動いていた。
指定したのぞみには乗れず、ちょうどホームに入ってきた鹿児島行きのさくらの自由席に座る。
落ち着くと突然、すっごい美人の白人娘に話しかけられる。
この列車はヒロシマへ行きますか?
イエス、イエス!
ハイは1回でいいっちゅうねん。
そんなつまらないことで落ち込み僕は西へ旅立つ。
自由席はすぐに満席となる。
広島は豪雨。
マツダスタジアムもご覧の通り。
徳山のコンビナート。
工場萌え垂涎のゾーン。
今まで何度も通過してるはずなのに気がつかなかった。
新幹線の車窓から見える工場群としては日本随一の風景だと思う。
赤煉瓦巨大建築萌えに加え最近は工場萌えも芽生えてきた。
徳山は今は周南市というらしい。
周南コンビナートでは夜の見学ツアーもやっている。
地図アプリで徳山を見る。
徳山港は瀬戸の小島に囲まれた入江に位置する。
周防灘が多少荒れてもこの港湾地帯は島に守られて波静かなのだろう。
徳山からフェリーで出ている。
向かう先は国東半島。
こういうローカルな路線をつなぐ旅がしたい。
折り畳みのブロンプトンがあれば自由度は高い。
20分遅れくらいで博多着。
駅の食道街で揚州チャーハンと焼き餃子のランチ。
仕事前なのにランチビールに走る。
ヤフードームで王会長にインタビュー。
お元気な姿と力強い声に感動する。
今秋のオフに阪神巨人OB戦がある。
いわゆる伝統の一戦です。
このライバル構造が物語として成立したのは1970年代までかもしれない。
あるいは1985年の阪神優勝、バックスクリーン3連発の頃までか。
阪神の選手から巨人戦の一勝も他チームからの一勝も同じ一勝、という声を聞く。
時代は変わったのです。
伝統の一戦はすでにOB戦として存在するのみである。
そそくさと帰阪。
行きに土砂降りだったマツダスタジアムではナイトゲームが始まっていた。
マエケンが投げているらしい。
西宮食堂で遅めの夕餉。
鰺のつくねと里芋煮、冷奴、とろろ芋と味噌汁。
最近はつい脂ものを食べてしまうので夜はせめてこれくらいにしておこう。
夜、プールで歩く。
体重は増えたが体脂肪は18.6%と減る。