2012/8/18 雷鳴轟く

枕元の目覚まし時計がセットした時間に鳴らず。
7時にセットしてたのに7時半にちりちりりんと鳴る。
珍しくまともな時間に朝食をとる。
今日は朝から五輪特番(制作特番の中の30分枠)の編集、ニュースデスクも兼任ショー。
500本以上あるオリンピックの配信素材から名場面集を作る。
シーン選びでなくカット単位の編集になるので骨が折れる。
手抜きすれば何とでもなるのだが今まで遊んで暮らしてきた贖罪の気分でやってみましょう。


編集中、報道フロアが騒がしくなる。
地下のパーキングの入り口に土嚢を積んでいる、とか何とか。
雷鳴が聞こえる。
猛烈な豪雨。
タクシーのワイパーが効かないので取材にも出られないらしい。
甲子園も試合中断、テレビにも稲妻が映される。


    


メダリストのゲストが数人追加となり編集内容が変更になる。
スタジオ進行がフィックスされるまでしばし編集を中断。
今日はニュースデスクもそこそこ仕事があるのだ。


笹本稜平『グリズリー』を読了。
今年読んだ中で間違いなくベストワンの傑作冒険小説でした。
主人公の孤高のテロリスト“グリズリー”こと折本敬一という存在感。
読んでいくうちに僕はこの男に強く感情移入した。
彼を追う公安刑事の清宮、北海道警の元スナイパー城戸口もいい。
クライマックスの舞台は極寒の知床。
“グリズリー” はたった一人で超大国アメリカを震え上がらせるような闘いに挑む。
武器は地対空ミサイルと無反動砲、AK47と強靱な肉体と明晰な知力。
ラスト100頁は無酸素で読め!



   



今日はヒロが実家に泊まっている。
コンビニで買ったエビス黒缶を飲みながら『グリズリー』を読み終えた。