2012/9/13 消えない思い

蒸し暑く寝苦しい夜だった。
先日まで大陸の空気が流れ込んでいたのに昨日からまた太平洋の湿った空気に入れ替わったようだ。


オンデマンドで『クローズアップ現代』を見た。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012042183SC000/
「震災不明者を家族のもとへ〜密着“似顔絵”捜査」
現地気仙沼の高台で国谷さんといっしょに出演していた眼鏡堂氏がツイートしてた。
VTRの出来が素晴らしい、と。
尺はおそらく18分くらいだが見るべきもの、訴えるものがあり、過不足なく中身が詰まっていた。


   2848人…東日本大震災の行方不明者数。身元特定は日に日に難しくなっている。
   最も不明者の多い宮城県では県警本部が特別捜査班を設置、17人の捜査員が必死に身元特定作業を行っている中で、効果を発揮しているのが「似顔絵」だ。
   生前の表情を遺体から推定して描いたところ、次々に身元確認につながっているのだ。
   何の手がかりも得られない多くの家族が残されている中、捜査班に密着し、終わらない震災の傷跡を見つめる。
                                     9月10日(月)19:30放送  (C)NHK


  


7歳の一人娘がいまだ行方不明の母。
「まだ手に娘の感触が残っているんですよ。このくらいの太さだったって」
あの日の朝までいつも手をつないでいた娘があの日から突然消えてしまった。
つないでいた腕の感触だけが残った。
今は仕事をやめ、この1年半は気仙沼まで数時間かけて通い海辺を捜索する毎日だという。
「探してはいないことを確認して、ほっとして帰るんです。」
わかっているのに、諦めてもいい頃なのに、消えない思い、その捨て場所もない。


似顔絵で身元が判明した。
似顔絵を見て自分の母だと名乗り出た人がいる。
遺体の損傷はひどかったが口元の描写が決め手だった。
歯形、DNA鑑定が一致した。
母の遺骨は娘のもとへ帰った。
「おかえりなさい」と娘が位牌とともに遺骨を仏壇の上に置いた。
簡素な仏壇だった。
その瞬間、ハッとした。
壁に7枚ほど大きさのバラバラな家族の写真が並べて貼ってあった。
祖父母と思われる年老いた男女、夫か兄であろうと思われる働き盛りの男、そして幼い子供たちの笑顔。


遺体が見つかったのは母が三人目だった。
まだ四人の行方がわからない。
おととい、911の記憶が消えていくと書いた。
311の記憶を消したくても消せない人がいる。


…二人でスライド式本棚を2つ組み立てた。
組み終わったらエアコンを入れよう、と汗だくになって頑張った。
説明書には1時間ほどで組み立てることが出来ます、とある。
1時間もかからんだろとタカをくくっていたが1時間かかった。
この手の作業は独身時代が長かった二人は得意だったはず。
出来たことが出来なくなっている。
哀しいけど認めざるを得ない。
でも、2つ目は半時間ほどで組めた。
   


久々のチーズフォンデュ
冷蔵庫の在庫処分。
  


グラン・マルシェで買って来たチリのシャルドネを飲んだ。
おかげで筋トレをサボる。
ゆるんでいる。
9月後半は綱紀粛正。