2012/11/22 身にしみて、うら悲し

久しぶりに観たDVD『ヤング≒アダルト』、見終わって(男の立場から)独り言。


   「あのさ、あの頃の君がピカピカに輝いていて、今も美人なのはわかってるよ。それは嘘じゃない。
    でも、僕らはもうあの頃みたいにバカじゃないんだ。すまないけど都会へ帰った方がいいよ。」


ただし、君がシャーリーズ・セロンなら話は別だけど。


彼女の独りご飯はケンタコハット。
ケンタッキーフライドチキン&タコベル&ピザハット
      


…ちょっと肌寒い曇り空、図書館からの帰り、昼下がりの夙川公園にてiPhone で撮影。


    秋の日の 


    ヴィオロン


    ため息の


    身にしみて


    うらがなし・・・


ヴェルレーヌを口ずさみ、落ち葉のベンチで書を開く、なんちって。


 


色合いが華やかすぎて、うら悲しって感じじゃないですよね。
ま、どっちにしてもこの季節の特等席であります。
テルモスに入れた温かい珈琲なんぞを飲みながら小一時間ほど“読書する中年”と化す。
(実際には寒くて小一時間が限度、そこがまたうら悲し、ですけど)

   



TSUTAYA DISCUS で借りっぱなしになっていたDVDをようやく観る。
邦題は『ヤング≒ アダルト』、原題は『YOUNG ADULT』です。
同じように思われるでしょうけど英語のYOUNG ADULTは小説のジャンルをなのです。
主人公は37歳バツイチの小説のゴーストライター、その小説のジャンルがヤングアダルト
ティーン向けのハーレクインロマンス(?)みたいな恋愛小説。
演じているのがシャーリーズ・セロン
彼女の生活がどんなものか?
映画では冒頭の数分、ナレーションも台詞もなしで、そのやさぐれっぷりを描写する。
優れた短編小説が書き出し3行で世界を作り上げてしまうのと同様に。
眼鏡堂夫人がこの映画の冒頭、タイトルまでの描写の巧さについてブログに書いている。
このブログも簡潔で秀逸、さすがライターです。
http://homeforbooksandkids.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-760e.html


        



やさぐれダメ女でもやっぱりシャーリーズ・セロンはいいなあ。
映画の舞台はミネソタ州マーキュリーという“魚くさい” 田舎町。
彼女が働く大都会はミネアポリス、冒頭にちらっと映し出されるこの街の風景は好きだ。
その地方ではミネアポリスが“ミニ・アップル”と呼ばれているらしい。
小さなN.Y.という意味かな。
田舎町に住んでさえない暮らしをしている(と彼女が思いこんでいる)元カレの母親がメアリー・ベス・ハートだった。
僕らの永遠のメアリーはどこにでもいそうなアメリカのおばちゃんと化していた。

   


十代の頃なんて今思うとホントに自分のことしか考えていなかった。
思い出すと、いまだに成長できていない彼女のことを決して笑えない。
いや、僕の場合は30過ぎて、いや結婚するまで自己チューでバカでした。
もう一度やり直したら立派なオトナになれるだろう。


映画の中でほぼアル中のシャーリーズ・セロンが飲んでいたのがメーカーズ・マーク。
ロックグラスにたっぷり注いだそのバーボンを、彼女はストレートで何杯も飲み干す。
そう言えば…昨夜、酒豪Nさんがオン・ザ・ロックで飲んでいたのがメーカーズ・マークだった。


…今日はオフとする。
午後から梅田へ出る。
誕生日のプレゼントを探すが見つからない。
阪急百貨店がリニューアルグランドオープンでごった返す。
地下で気仙沼の「金のさんま」とHiro 珈琲の豆を購入。
帰宅してスパゲッティ・ボロネーゼとジンジャエール
DVD で『ヤング≒ アダルト』を観て、ポートウェーブ西宮で筋トレ40分、プール30分。
寝る前にオンデマンドで『恋するハエ女』という連続ドラマを観る。
http://www.nhk.or.jp/nagoya/koihae/index.html
主演がミムラ筧利夫
ミムラは映画の『落語娘』で見初めてしまい、筧利夫はドキュメンタリーのナレーションをしてもらったので縁があるかな、と。
名古屋局制作のラブコメ
なんとなく見続けてしまいそう。


夜更けになっても豊川信金の立て籠もりは続いている。
容疑者の要求が「野田内閣は総辞職しろ」だって。
そこらのコント作家より笑いわかってるよなあ。