今年いちばんの冷え込みだという。
最高気温が5度、冷蔵庫の中にいるようなものだ。
阪神淡路大震災が起こったのは苛酷な季節だったのだと改めて思う。
そんな季節に六甲山中で幕営していた僕らも奇特で若かったのだ。
午後から梅田へ出てO氏とランチ。
O氏は大手スポーツ制作プロダクションの常務取締役&温泉ともだちだ。
堂島の「鶴の巣」で牡蠣フライ定食を食べながら業界の情報交換をする。
まあ、僕にとってあまり関係ない話、というかジタバタしても変えられないからアクションは起こさない。
1000円でQB散髪。
ナカノさんという60年配のおばちゃんが丁寧にしてくれる。
最近、若い人が働いていた職場におばちゃんが増えている気がする。
朝刊を配るのも新聞少年ではなく朝刊おばちゃんであることが多い。
若者は何をしているのだろう。
いろいろと買い物をした。
ジュンク堂で本を4册、すべてもらったクオカードでまかなう。
もう一冊はNHKテキストの「攻略!英語リスニング」だ。
そろそろまた英語をやり直そうという気分になってきた。
もう人生に残り時間は少ないのだ。
高田郁の「あい」という小説も欲しかったが図書館で予約しよう。
L.L.Bean でバーゲンのジャケットと防寒シューズを買う。
ジャケットはコール天のブレザー、色は濃いブラウン、23000円→12800円。
シューズはメンズ・ストーム・チェイサー、13000円→9900円。
…『100万回生きたねこ』@梅田ガーデンシネマ
映画の冒頭のこんな字幕が浮かぶ。
わたしは70になったけど、70だけってわけじゃないんだね。
生まれてから70までの年を全部持っているんだよ。
だからわたしは7歳のわたしも12歳のわたしも持っているんだよ。
この映画で一番印象に残ったのがこの一文だった。
残念ながら、期待し過ぎたせいか、少し眠ってしまった。
佐野洋子本人のパートと様々な世代の女性と絵本「100万回生きたねこ」への思いがインタビュー中心で描かれる。
女性たちへまるで感情移入出来なかった。
女性だからかな、いやそうじゃないと思う。
彼女らが語っていることが明解じゃないせいだ。
彼女らのせいじゃない。
演出に問題があるのかもしれない。
映画の雰囲気や映像、音楽は好きなのだけれど。
例によって予告編は悪くないです。
唯一の収穫はコーネリアスの音楽「スリープ・ウォーム」でした。
…淡路の「千成寿司」で阪神巨人OB戦の慰労会。
のち、西宮北口の「いなか」でおでん酒。
待ち合わせの時間に余裕を持って梅田を出た、と思ったのに15分ほど遅れる。
阪急の特急は全て淡路に停まるものだと思い込んでいた。
通勤特急は停まらないということに気がつい時、電車はすでに十三を出ていた。
茨木市まで行って来いする。
OB戦イベント責任者のM山氏と編成Mと3人の慰労会。
この「千成寿司」へ来るのは2009年1月以来のこと。
もう4年も前になります。
4年に1回、オリンピックか、とボケつっこみする。
その4年のあいだに「千成寿司」はミシュランの☆がついたらしい。
ひとつ目の平目を一口で食べたら違いがわかります。
二つ目の鯖でうなり、三つ目のふぐの白子が、うわああ、と声が出る。
以後、M山部長の「これ反則ですわ」が連発、やっぱ、高級寿司は旨いですねえ。