映画『きっと、うまくいく』@ガーデンシネマ梅田
All is well は「そのうちなんとかなるだろう」と訳すのが正しいようです。
ラストシーンの舞台、北印 ラダックの空は果てしなく青かった。
あれが希望だ! あの青空を信じろ!
久々に印度映画を見た。
劇場で見るのは「ボンベイ」以来かもしれない。
軽く10年以上前。
DVDでは「マイ・ネーム・イズ・ハーン」を見た。
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これがマイ印度映画では最高傑作。
「フォレスト・ガンプ」風ではあるがガンプより数段出来がいい。
素晴らしい映画に出会うとうまく感想(レビュー)が書けない。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20120813/1344785427
ね、ほとんど書いてない。
でも、ライフタイムベスト10入り確実。
だまされたと思って見ることをオススメします。
あ、ここにちょっとだけ書いてますね。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20111110/1320852918
で、今日見たのは「きっと、うまくいく」です。
ブログ「特別な一日」に紹介されていた。
レビューを読むとこれは見に行かねば、と思いたった。
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20130610/1370869034
『きっと、うまくいく』(原題 3idiots ) @梅田ガーデンシネマ
チケットを買うと整理券が96番だった。
ミニシアターで96番目、混んでいる。
定員が111名だからほぼ満席状態。
すぐ隣りに他人が座って映画を見るのも久しぶり。
嬉しくはないが…。
でも、映画を見終わって思う。
満員の劇場でこんな風にみんなと泣き笑いしながら見るのって懐かしいなって。
そう、町山氏や「特別な一日」のSPYBOYさんが指摘しているように、この映画は高度成長期のクレージーキャッツ映画なのだ。
エリート大学に合格した3人の新入生。そのひとり、ランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人。
「きっと、うまくいく ALL IS WELL 」というモットーのもと、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。
そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。
やがて親友たちに降りかかる人生の危機とは……。
エリート大学を舞台に、3人の学生が巻き起こす珍騒動を描くヒューマンコメディ。
2010年インドアカデミー賞で作品賞・監督賞など16部門受賞。
ヒンディー語の170分、3時間近くある映画だけど1分たりとも眠らなかった。
劇場が笑いに包まれ、じーんと涙したり、終了後の客の誰もが風呂上がりのように爽やかだった。
映画評は書けないけど散文的な感想くらいは書き記しておきたい。
MEMO: ・相違点を強調するのもいいけど共通点を確認するのも悪くない
・やっぱり「五万節」が好き
・すーだららったとズビズビズビズビは似ている
・ほぼ満席の劇場 年齢層によって感じ方が違いそうな
・アンジェラ?大谷直子?カルーセル?ロシェット? 三茶?
・“青い空と白い雲”の時代 http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida+archive/20130618/1371515941