ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2013/7/26 で、何がしたいの?

なまぬるい日々が続く。
人生を賭けてこの夏を闘っている人たちには申し訳ないくらいぬるい。
いつか、神さまの使いがぼくの処へやってきてドアをたたく。
「ぐうたらクレジットが限度額を超えています。そろそろちゃんと働かないとカードを停止しますよ」
ぼくの感覚では限度額はとうの昔に超えていて負債をいますぐ支払わなければいけない。
寛容な神さまがいてしばらくは泳がせてくれているに違いない。
ぼくはそう思っている。


80年代に流行ったイラストレータ鈴木英人とか、ヒロ・ヤマガタ風?
  


朝、今日も日課の如くプールで泳ぐ。
20000 ほど。
(単位はセンチね)
僕は泳げない。
神さまは泳がせてくれているのに本人が泳げないのだから笑ってしまう。
きょうもゆるいね。


西宮大橋から西を望む。
六甲、大阪湾、西宮と芦屋、阪神間は海山街のワンダーランドだ。  
  


池澤夏樹の短編集「骨は珊瑚、眼は真珠」に「眠る人々」という一編がある。

骨は珊瑚、眼は真珠 (文春文庫)

骨は珊瑚、眼は真珠 (文春文庫)

1995年の夏に読んで強く印象に残っている。
場所は上高地小梨平のキャンプ場、ぼくは休暇をとって1週間ほど独りでテント生活をしていた。
主人公の若者 遼は思う。
「なぜかみんな高いレベルの幸せに慣れてしまっている。幸せすぎてはいないか」と。
志が低いと言われれば認めざるを得ないが、僕はずっと同じ思いを抱いて生きてきた。
食べるものに困ったことはない。
着るものが不足したこともない。
外国旅行へ行こうと思えば行ける。
払った努力に対して報酬が大き過ぎる。
世界を、歴史を見渡せば不当なほど僕らは恵まれている。
だから不安なのだ。
辛いことが少なすぎる。
なにかインチキをしているような気がする。
自分のものでもないお金や幸運を所有者に無断で使ってしまったような気分。
いつか、その人がふらりと帰ってきて僕に言う。
「それを返して」と。
僕らは不釣り合いに与えられすぎているような気がしてならない。
ブルース・スプリングスティーンも歌っている。
THE PRICE YOU PAY (代償はいずれ支払わなければならない)」


でもね。
この感覚は30代半からずっと思ってきた。
偽りの幸運でも50代半ばの今まで続いていればそれだけで幸せじゃん。
かといって返済する覚悟はないけどね。


思えば30代半ばのころ、クソ暑い8月は独りで信州へ避暑に行ってた。
青春18切符で、テントかついで、小梨平で1週間とか。
もちろん気ままな独身、望めば仕事はいくらでもあった。
山から帰ってしばらく仕事して秋にはアラスカやカナダへ行ったり。


…朝、プールへ行く前にロードバイクで10キロほど走る。
古いフラットバーロードなので追いこむって感じじゃなくのんびりポダリングだ。
それでも自転車屋で空気圧をパンパンにして走るとスピードも出る。
夏の風が気持ちがいい。


阪神高速湾岸線に並行して自転車も走れる橋がいくつもある。
これは甲子園浜と西宮浜をつなぐアーチ橋。
阪神淡路大震災の時に落ちた橋だ。

  


これを自転車で渡る。
ちょっとしたヒルクライムだ。
でもロードバイクならあっという間に登ることが出来る。
 


この赤い橋は本土(西宮市街地)から島(埋め立て地の西宮浜)をつなぐ西宮大橋。
  


眺めのいい場所へ自力で上がるという行為は楽しい。
  


シンドイのはもちろんだけどヒルクライムは楽しい。
湾岸の島をつないで走るというのはいいクライムトレーニングになるのではないか。
眺めもいいし。
10 bridges climb というトレーニングを思いついた。
  


1 陸(本土)からヨットハーバーのある真ん中の島(西宮浜)へ渡る。 
2 西宮浜から東へ 甲子園浜へ渡る。
3 さらに東進 長い橋を越えて鳴尾浜へ渡る。
4 3 を逆に戻る。
5 2 を逆に戻る。
6 西宮浜から南芦屋浜(人工ビーチのある島)へ渡る。
7 さらに西進 深江浜へ渡る。 この橋が最も手強い。
8 7 を逆に戻る。
9 6 を逆に戻る。
10 1 を逆に戻る


うん、いいぞ。
なかなかいいトレーニングになる。
だけど…。
ぼくは何がしたいの?
  

…きょうもスターバックスのテラス席へ行ってしまいました。
昨日はソイラテ、今日はリフレッシャーズオレンジ。
WEBの説明によるとカフェインが入っていて覚醒効果があるそうな。


  焙煎前のグリーンコーヒーから抽出したカフェインの入ったジュースと果肉をシェイクしたリフレッシュメントドリンクです。
  カフェインは、ちょっとした活力を与え、気分転換したい時のリフレッシュ感を高める効果があります。


覚醒剤なのか。


  


午後からの行動を記しておく。
西宮のスターバックスで読書。
阪神電車で梅田へ出る。
空腹、しかもボディー&ソウルは水分を欲する。
駅前ビル地下の「銀座屋」に立つ。
赤星一本勝負!(サッポロラガー大瓶 330円)
卵豆腐、ハムエッグ、で済めばよかったもののうずらの卵の串カツを注文してしまう。
こいつが余分だった。
200円なのに一串3個つきの大きな串カツが2本。
赤星一本では足りなくなりそう。
ふと、振り返るとつまみはエッグ関連ばっかりだな。
なにしろ卵好きなもので。
大阪駅西のアルビにあるColombia でバーゲンの登山用ショーツを購入。


本日の夕景。
ふ、不死鳥だ!
六甲山の上空にフェニックスが飛んだ。
  


夕食はトマト系のスパゲッティとサラダ。
  



千葉ロッテの井口が田中からホームランで日米通算2000本を決めた。
井口ってなんか人生が順調な男ってイメージあるなあ。
中村ノリと対極にある。
実績的には遜色ないのに人生不器用って感じ。


社民党福島瑞穂が辞任会見。
かつて社会党だった頃は自民党=巨人=大鵬社会党阪神(地方によっては中日、広島)=柏戸と言われるほどの存在た。
野党の顔でありアンチ自民党の受け皿でしたが…。
今や与野党とも共産党を除けばオール保守になってしまい、日本のリベラル勢力は受け皿をなくして崩壊寸前。
社民党の責任は大きいと思います。
党首が彼女になってからこの人について僕が思ってた違和感やつかみどころの無さをある人がブログでに書いていた。
そう、言ってることは間違っていないけど優等生過ぎてこころに届かないのだ。


  最後まで、彼女は、いつもの、淡々とした語りを続けた。
  これまで、さまざまな場で、彼女の語りを、聴衆のひとりとして聴いてきた。
  そのたびに、思うことがあった。言っていることは、間違っていない。
  しかし、こころに響かないのは、なぜなのか。


  しかし、この解党の危機はなぜもたらされたのか。
  決して、福島氏の属人的問題だけではなく、偏狭なナショナリズムや、あらぬ民族差別の言説が、大きな逆風になった。
  しかし、それだけではない。
  組合依存と市民運動の連帯がうまくいかず、結集軸になれなかったことが、最大の理由だと思う。

  
                   (隙だらけ 好きだらけ日記 〜映像 写真 文学 そして風景〜 http://nagata-kozo.com/?p=11049
  

夜、今日もプールへ行く。
3コース分、誰も泳いでいない。
貸し切り状態。
25mのタイムを測る。
20秒、18秒、19秒、22秒…。
え、なんで100mじゃないのって?
息継ぎが苦手なもので。


ちゃんちゃん。
泳げないんです。