2014/2/6 クライング・フィスト

オススメに従い映画『クライング・フィスト』(2005年韓国)をDVDで見た。
19歳のボクサーと40歳のボクサー、二人の背景が丁寧に語られ、
大げさではなく、“決して負けられない戦いがそこにある”ことを観客は知る。
そして、互いの人生は一度も交わることなく、ラスト30分のリングへ収斂する。


ミッキー・ローク主演の映画『ザ・レスラー』の主人公と矢吹ジョーが戦う
マンガのようなストーリーだけど、不覚にも落涙してしまいました。
エンディングも僕好みでいい。


            


6回戦の新人王決定戦、死闘の末のラストラウンドに突然流れてくるのはPokarekare Ana という曲。
http://www.youtube.com/watch?v=9GXua6gD4Hc

ニュージーランドのマオリ民謡から生まれた美しい旋律をもった有名な歌。
これって辰吉丈一郎の「ジョーがリングで泣いた夜」のラストラウンドの
エンヤ「Once You Have Gold」と同じ路線じゃないの?
Pokarekare Anaが流れて来た時、にやり、としてしまった。


若いボクサー役がフォークシンガーの竹本ピストルに見えて仕方がなかった。
http://www.youtube.com/watch?v=oD7Zf3kaatM



…今日も寒い。
大事をとって走らず。
体重は68.25キロ。
68キロ台が4日連続、安定してきた。
ランを再開したらまたひとつ壁を破れるかも。


デスク勤務。
仕事場の真正面にテレビモニターが並んでいるので嫌でも目に入るのがワイドショー。
佐村河内守のゴーストライターの記者会見をライブで見てしまう。
佐村河内氏といい、ゴーストライターの新垣氏といいキャラクター濃いよなあ。
白状すれば僕も去年放送したNHK スペシャル見て感動して日記に感想をアップした人間の一人です。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20130416/1366070578


あり得ない、想像もつかない能力に関しては、逆に疑いもなく信じてしまう。
今にして思えばいろんなことが腑に落ちない。
作曲家なのに楽器を演奏するシーンがなかった。
頭の中は四六時中耳鳴りがしているという。
部屋を暗くして静かに坐っているというシンフォニーの作曲風景。
人間てなんて凄いんだ、と感想を書いている。
僕らは詐欺になんてひっかからないよね、とヒロとよく話すことがあるけど、まんまと引っかかってるやん。
それに考えたら…彼の風貌もいかにも小説に出てきそうな…で、ハマリ過ぎてるよなあ。
まさかこんなスケールの大きな嘘を堂々と放送はしないだろうという思いこんでいた。
見事にだまされたのだ。


佐村河内守という人間はペテン師というより誇大妄想狂なのだろうと思う。
おそらく今でも自分がなんらかのインスピレーションを与えて第三者に作曲させたものだと本気で思ってるのだ。


聴覚障害があったのかも疑問視されてるけど本当に嘘だったとしたら弱者を利用したという罪は重い。
そして、人間を取材して紹介する、という僕らの仕事もますます窮屈な状況になりかねない。



A部氏と天満の「大安」で飲む。
開会式の前にソチ五輪の競技がいくつか始まる。
モーグルの上村愛子が予選通過、フィギュアスケート団体の羽生は男子シングルSPで1位。
アメトークの柔道部芸人と交互に見ながらうとうとする。