午後4時半、ライトスタンド上段はすでに日陰だ。
夕涼みの生ビールタイム。
今日は仕事はしないと決めていた。
身体を休めようと決めていた。
第四試合は県立対決、愛媛の小松と山形中央。
小松の宇佐美監督は1957年生まれで僕と同い年、よし、小松を応援しよう。
このビールを飲み始めた時は2点リードされて形勢不利、飲み終えたら猛攻4連打で一挙逆転した。
…朝昼兼用食は自家製マーボ豆腐です。
数日前に作ってもらったマーボはちょっとパンチに欠けた。
花山椒が入ってないことを指摘すると今回は山椒パウダー入りになる。
かなり本格的な四川料理になってきた。
ご飯がススムくんなのだ。
…マーボを食べて午後は昼寝する。
寝ていたら甲子園はいつのまに第3試合が終わっていた。
今日は進行が早い。
そろそろ行くか、と自転車にトートバッグをつめこみ、セブンイレブンで週刊朝日を買い、甲子園に向かう。
ライトスタンド上段はすでに日陰になっていた。
売り子さんから生ビールを買う。
650円と去年より50円値上げされていた。
うーむ、ことしの売り子さんのレベルはイマイチかも…。
県立高対決となった小松(愛媛県西条)と山形中央(山形県山形)は熱闘となった。
照明塔の影がライトからレフトへ伸びていく3回から9回にかけて点の獲り合い。
3塁アルプスの山形中央応援団。
はるばる山形からバスでやってきたんだろう。
ブラバンと生声で一体感のある応援だった。
6時過ぎて外野の照明が入り、美しいナイトゲームになった。
9回に山形中央が3点をひっくりかえし、さらに勝ち越す。
一挙に逆転し9対8、ルーズベルトゲームを越える打撃戦を制した。
山形中央、夏は初勝利。
初出場の小松は無念の敗退。
好試合にアルプスは惜しみない拍手を送る。
宇佐美監督57歳、早稲田時代は阪神の岡田監督とチームメート、サッカーの岡ちゃんもマラソンの瀬古も同期です。
初戦突破なりませんでした。
…甲子園からの帰り道、マックスバリュで缶ビールと甘口赤ワインを買って帰る。
鯛のカルパッチョ、鯛とグレのお造り、マッシュルームのアヒージョで飲む。
昨日、焼肉屋で食べきれなかったトウモロコシをお待ち帰りして焼く。
シメは冷やし素麺、このあとすぐに寝てしまう。
さ、明日から仕事だ。