2010/3/5 「広大な共生感」か…。

暖かい日、ヒロは関西弁で“ぬくい日”と言う。
家を出てから、しまった、と思う。
もしかして…。
iPhoneの花粉レーダーというアプリを起動。
『兵庫県南部、今日はスギ花粉が非常に多いです!』と表示される。
ゴーグルとマスクを取りに帰ろうかと思うが…戻らず。


結局、発作はなかった。
僕のアレルゲンはスギ花粉ではないのだろうか?
いやいや、これまでも3月に目がかゆくなったりクシャミがとまらなくなったことがある。
花粉が少なかったのかな?


近所の内科クリニックへの定期診察。
大腸にまた違和感がある。
これまでのものとは別種の弱い痛み。
部位も少し上。
アメーバ腸炎は卒業となったはず。
診断書には「肉眼には潰瘍、発赤は改善」とある。
その際に「ちょっと憩室がありますね」と言われた。
今のところは問題ないが…痛みが出るかもしれません、とのこと。
診断書にも(副診断:上行結腸に大腸憩室炎あり)と記されていた。
大腸憩室炎、こんな病気だ。
http://www.iiharaiin.com/cpi_colitis0.html


腸の壁が飛び出した部分にうんちがたまる?
タマランねえ。
生活習慣病みたいなもので、歳をとると罹りやすくなるらしい。
強い痛みが出ても抗生物質で治るとのこと。
まったく歳はとりたくねえです。
自らの対抗力が落ちているから薬物の力を借りるしかない。
江戸時代ならそろそろ寿命なのだ。
鍛え直すことは出来ないのか?


…Podcastで永江朗が新書大賞の2010年受賞作を紹介する。
http://www.chuko.co.jp/special/shinsho2010/


大賞は内田樹先生の『日本辺境論』(新潮新書)となったらしい。
(未読、図書館に予約したのだが25人待ち)
この新書大賞、2008年は福岡伸一『生物と無生物のあいだ』、
去年は堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』が受賞した。
一昨日、映画「フローズン・リバー」を見た。
『貧困大国アメリカ』を読んでみようと思った。
紹介文にこうある。
「貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。
急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。」
アメリカに起こることは日本にも起こる。
図書館に予約する。
こちらは1人待ち。
(本は7冊あるらしい)


…今日のブログ「内田樹の研究室」は感じ入るものがあった。
“及び腰”や“年功序列”の効用について書かれたものと同じくらいに目からうろこが落ちた。
そういえば“ナマケモノでいいじゃないですか”と題された記事も良かった。
http://blog.tatsuru.com/2009/12/23_1004.php


3月4日付の記事、題名は「グーグルの存在する世界にて」
始まりはこんな感じ。


 木曜日、学士会館で目覚めて、ぼんやり窓の外を見ながら朝ごはん。
 「学士会館朝ごはん、なう。」とTweetすると、
 見知らぬ読者から「いま白山通りを歩いています」というreply が入る。
 不思議なガジェットだなあ。
 mixiとも携帯メールとも、機能がどこか根本的に違うような気がする。
 「ダイレクトメッセージ」ではなく、「宛名のないつぶやき」に反応する人がいる
 ということが「広大な共生感」(@大江健三郎)をもたらすのであろうか。
 よくわかんないけど、
 とりあえずは「精神衛生上よい」機能を果たしていることは間違いない。
 だから、Twitter では「反論」とか「事実誤認の指摘」とかは遠慮してほしいですね。



僕もそう思う。
Twitterは独り言なのだから議論や、ましてや罵倒の悪口雑言の修羅場にするのは
遠慮して貰いたいと思う。でも、するヤツはするんだろうな。
リアルな世界では臆病で気弱な人間がネット世界に入ると暴力的で好戦的で差別的になる。


 私は10年前から「ネット上に公開した情報は公共物」という方針を貫いている。
 コピーフリー、盗用フリーである。 繰り返し言うように、
 私がネット上に公開したテクストはどなたがどのような仕方で使われても自由である。
 私の書いたことをそのまま「自分の書いたもの」だと主張して、単行本にされても構わない。
 私は「私のような考え方をする人」を一人でも増やしたくて、
 ネットを利用しているわけであるから、私の意見を「まるで自分の意見のようである」と
 思ってくれる人がいることは歓迎しこそすれ、非難するいわれはない。
 私が書いていないことを「ウチダタツル」という名前で勝手に発表されるのは困るが、
 私が書いていることを別人の名前で発表することについては「どうぞご自由に」である。
 ほんとに。
 別に私は博愛主義者でもないし、禁欲主義者でもない。 
 デジタル・コンテンツについては「お好きにどうぞ」としておいた方が
 長期的にはprofitable だと思うから、そう申し上げているのである。 
 コピーライトという既得権に固執する人は「コピーライトがあるがゆえに生じる逸失利益」
 というものが存在することにたぶん気づいていない。


僕もさんざん内田先生の文章を引用し日記に載せている(コピー&ペースト)。
本人がフリーである、とおっしゃってるからいいのだ。
僕も、考えに共感してさらに広めたい、と思ってのことだから全く著者の思惑通りなのだ。
グーグルと著作権の問題にも言及している。
このあたりは内田先生も佐々木譲(ジョー)も同じ意見のようだ。
でも、谷川俊太郎さんを始めとする日本の作家の大半は違う。
詩というものの作品の特性だろうか。


自分の著作が国語の教材になる、ということに対しての記述も興味深い。


 自分が書いたものがいずれ広く人口に膾炙し…という夢を持たずにものを書く人間はいない。
 「万が一そういうことになったら、わりと面倒」系オーサーと、
 「万が一そういうことになっても全然ノープロブレム」系オーサーの
 どちらの書き物を教材に使用しようか迷っている国語教師の
 最後の決断の背中を押すのはわりと「そういうこと」なのである。


僕のようなフリーランスの仕事も同じことが言える。
著作権という大仰な話ではなくてアティティュードの問題。
人に仕事を頼む時に誰を選択するかの判断材料にはなる。
同じくらいの能力だったらうるさく言わない人がいい。
僕らも他人にものを頼む時にも同じ判断をする。
ちょっと内田氏の話とはズレてますが…。


 「予備校の教室など言及されても一文にもならぬ」と考えるのはシロートで、
 大教室の予備校生たちの中に一人くらい
 「なんか面白そうだな。この人の本、帰りに本屋で探してみようかな」
 というような展開になるというのはあながち荒誕な夢想とは言い切れぬのである。
 ビジネスというのは本質的に「ものがぐるぐる回ること」である。 
 「もの」の流通を加速する要素には「磁力」のごときものがあり、
 それを中心にビジネスは展開する。
 逆に、流れを阻止する要素があれば、
 ビジネスはそこから離れてゆく。 
 「退蔵」とか「私物化」とか「抱え込み」というふるまいは、
 それが短期的にはどれほど有利に見えても、長期的スパンをとれば
 ビジネスとして絶対に失敗する。 
 ビジネスの要諦は「気分よくパスが通るように環境を整備すること」それだけである。 
 著作権はそれがあると「著作物の『ぐるぐる回り』がよくなる」という条件でのみ存在価値が  
 あり、それがあるせいで「著作物の通りが悪くなる」ときに歴史的意義を失う。 
 あれ、何の話をしていたんだっけ。
 学士会館の窓の外を見ていたのね。



引用なんて読まずにこれ読んでください。
すいません。
http://blog.tatsuru.com/2010/03/05_1307.php
なんだかこれを読んでたらTwitterの使い方がわかってきたような。


ちなみに内田樹先生の泊まっている学士会館というのは僕もよく利用する宿。
元々は旧帝大卒の学士のクラブ、内田先生は東大卒だから会員なのだろう。
僕は会員以外でちょっと割高な料金で泊まっている。
レトロな建物がいいし、ジョギングコースの皇居が近いから。
http://www.gakushikaikan.co.jp/guest_room/index.html


…本日もニュースデスク。
神鋼の元木が現役引退会見。
協会入りして2019年に向けての選手育成担当になる。
過去の映像を探していると花園でのジャパンの試合
グランドへ真っ先に走り出る若き日の元木!
と、その後ろにラグビー酒場で見たことがある人が…。
おお、若き日のさすらいのタイトヘッド、浜ちゃんじゃないか。
精悍な顔つき。
38歳、元木は引退したが彼はまだ現役なのだ。


…帰宅後、久々に『探偵ナイトスクープ』を観る。
「サイはどんな声で鳴くの?」が最高だった。
やはり、この番組は素人が素晴らしい。


…眼鏡堂通信でミュアヘッドのスコットランド訛りがいいとある。
動画を検索すると彼女のインタビュー発見!
タイトルが奮っている。
「It's all about Eve as she goes for curling gold」
『イブの総て(All about Eve)』はベティ・デイビス主演の有名な映画。
貼り付け画面の女性はセカンドのケリー・ウッド。


以前、スコットランドに行った時に英語がほとんど聞き取れなかったことを思い出す。
ドイツ語? って思った。
BBC 6minute EnglishのKate Colinさんもスコットランド出身。
きれいな英語だが語尾にスコティッシュ・アクセントがあるような。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20100127#1264554634