(ドーミーイン秋葉原にて)
7時起床、7時半過ぎからジョギング。
冬晴れの快晴、空気はきりっと冷えこみ風はない。
絶好のジョグ日和だ。昨夕に走った渡り鳥が浮かぶ不忍池の周囲を走る。
ちょうど出勤時間と合って公園内を足早に急ぐサラリーマン、公務員、学者。
このあたりは東大と東京芸大のフランチャイズだ。
ついでにと東大キャンパスへの坂道を上る。
正門から安田講堂に続くキャンパスに銀杏の落ち葉が敷き詰められていた。
黄色一色のカーペット。
踏みしめて安田講堂へと走る。
初めて生で見る安田講堂。
全共闘が立て籠もったニュース映像ではもっともっと巨大に見えた。
なんだこんなものか、という小さなもの。
この中で様々な物語が生まれたのだ。
僕は小学生か中学生だった。
キャンパスにある三四郎池の畔で腕立て伏せ20回。
赤門をぬけホテルへ戻る。
…台本をもう一本書いてホテルを出る。
JR神田駅まで歩く。
途中、「尾張屋」という蕎麦屋で重ね盛りを食べる。
「眠庵」という裏通りの素っ気ない看板がかかった蕎麦屋もあった。
何だか気になる店だ。
…汐留のYTV支社で7th Ining Cafeの打合せ。
渋谷でメロン母に会いトートバッグを渡す。
歯の抜けたメロンがついてくる。
相変わらず元気そうで、しゃべりも達者になっていた。
東中野での打合せのあと、新宿三丁目の「ばくらい」へ行く。
先週の月曜日に構成S氏、編成M氏とたまたま行って見つけた店。
ワインの種類が豊富で酒に合う料理が美味しい。
路地裏にある店に入ると一番奥に構成S氏がいた。
年配の編集者と静かに飲んでいる姿が絵になっていた。
そのワイン通、日本酒通、釣りキチの編集者の方によると
この「ばくらい」のワインのラインナップはなかなかのものらしい。
氏によると四谷の「鈴傳(すずでん)」という酒屋の立ち飲みがいいらしい。
全国の地酒が豊富で3000円あれば二人で酔っぱらえると言う。
(ほんとは僕がそんなことで喜んでいてはいけないのだけどね)
人気ナンバーワンの赤ワインをボトルで注文、
ワインを知らない人間からするとこういうメニューは嬉しい。
赤ワインが美味しい、つまみも、パンも妙に美味しいのであった。
店の優しそうな女性は葡萄の絵を書いた胸章つけている。
TKのAさんが「あれ、ソムリエの印だよ」と言う。
何度も聞け聞けと言うので本人に確かめると、そうだ、と言う。
初めてソムリエという人を見た。
9時過ぎに編成のM氏が合流、10時近くなって三茶氏も合流。
TKのAさんも久々にハイテンションで新宿「三丁目の夜」は更けていったのだ。
今月3勝10敗…。