2013/3/15 白馬スノーハイク Day 2

【行動メモ】
 終日快晴、我が登山隊の悲願とも言えるスノーシーズン白馬連峰を
 最高のコンディションで見ることが出来た。
 朝食後、信濃森上のセブンイレブンで昼食のおにぎりやパンを買う。
 その足で後立山連峰の展望地 白沢峠から鹿島槍ヶ岳と五竜岳を望む。
 昼前に栂池からゴンドラリフト イブとロープウェイを乗り継ぎ、
 いっきに標高1900mの栂池自然園へ。
 天狗原までの登り下り、さらにヒュッテ前に広がる大雪原を歩く。
 最終15時半のロープウェイで下り宿に戻る。
 


以下、写真のキャプションで今日一日を振り返ります。


(前のcgi 版簡易ブログには写真が一枚しか貼れなかったので文章中心の日記だった。
 2009年からhatenaになって何枚でも貼れるので文章がを書くのが億劫になってしまった。
 それでも写真を選別したり加工したりするのにも時間がかかるので時間短縮にはなっていない。)



202号室からの景色。
きのうの写真と比べて一目瞭然、出たぁ! という感じです。
  


昨夜は冷え込んだのだろう。
白馬鑓と杓子岳の手前の山に霧氷がついている。
3月に入っての霧氷は珍しいとのこと。
  


ペンション「テントキーパー」の朝食は7時半です。
晴れた朝はどこを撮っても画になる。
  


8時半に出発。
ダッフルバッグ同様、このザンバランの山靴も20年選手だ。
10年前くらいにソールを張り替えた。
アッパーの革の部分も防水加工しておかねばと思う。
  


以下3枚は白沢峠からの眺め。
鬼無里(きなさ)の里から白馬村へ出る道にある峠です。
昔の旅人は山を越えると突然に現れる屏風の如き白き峰々に声を上げたに違いない。


左端のピークが鹿島槍ヶ岳(2889m)、二つのピークをもつ双耳峰。
正面に堂々とそびえるのは五竜岳(2814m)、右端が唐松岳(2696m)です。
登ったことがあるのは唐松岳、1996年にテント泊、2008年に小屋泊まり。
唐松岳から伸びる稜線がスキー嬢で有名な八方尾根です。
  


思わず腕組みをしてしまう。
右が五竜、シンボルの武田の御紋「武田菱」がくっきり浮き上がる。
かつて信州は甲斐の武田家の領地であった。
左下が鹿島槍、右が今回のレンタカー、HONDAのフィット、車はいいけど付属のカーナビ(クラリオン)が使いにくい。
  


お気に入りのジオグラフィカルな一枚。
白馬村がどんなロケーションにあるのかがよくわかる。
3000mクラスの山々と人里がこれほど近い場所は他にない。
この距離感が世界屈指の山岳風景を生み出す。
  



…栂池高原からゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで1900m地点まで上がる。
上空でこんなオジサンとすれ違った。
バースじゃないよ。
  

  


最初、コースを間違えて急登をトラバースするはめに。
僕らのスノーシューは深い雪を歩く仕様なので固く締まった雪に弱い。
特にトラバース(ななめ上下に横断する)は滑りやすい。
苦戦して何度も滑落しそうになるヒロ。
ダケカンバの巨木が魔物のようだ。
  


尾根に出ると山がぐーんと近づく。
往復3000円×二人分=6000円払った価値は十分にある。
ましてや無風のピーカン、じゃあいつ登る? 今でしょ。
  


眺めのいい尾根の鞍部でブレイク。
登りでかなりの汗をかいてしまう。
  

  


こんな大自然の中でもソフトバンクの電波は届く。
GPS を使ったRunmeterというアプリで足跡を辿る。
ブレークをとった場所は2キロあたりかな。
天狗原の手前、ちょうど2000mを超えた地点だ。
  


 
浮遊するイヌ。
嬉しくて中空に浮かんでしまいました。
  


天にも舞い上がる。
絵に描いたような青なので合成か?と思われるでしょうが…。
  



実は……いたって原始的に撮影しております。
  



二匹いっしょに飛んでおります。
  


枝にひっかかってしまいました。
  



3月の標高2000mとは信じられないほど穏やかで過ごしやすい。
ロープウェイのスタッフの兄ちゃんもこんな日は滅多にないとのこと。
お天気運を使っちゃったかな、と心配になる。
蔵王の悪天候を取り戻してプラマイ0ということにしておこう。

  


ガンガン下っていくヒロを尻目にちょっとビビる僕。
得意の尻セードするほど雪が深くないし、涸沢での滑落が頭をよぎる。
慎重に慎重に、スノーシューのスパイクを効かせて下る。
登りのトラバースでホールドがずれて左足の外側が痛む。
ヘリスキーのヘリコプターが上空を何度も行き来する。
テレマークスキーが出来たら最高のダウンヒルだろうな。
  


ヒロの背後に大雪原が広がる。
栂池ヒュッテまで下ったら最終ロープウェイの時間まで雪原を歩こう。
  


ヨーロッパアルプス?
カナディアンロッキー?
アラスカ?
グリーンランド?
…かと錯覚するようなランドスケープではないか。
冬の栂池に行きたいと思ったのはこんな風景に身を置きたいと思ったからだ。
でもなあ、こんなベストコンディションを知ってしまった悲しさってのもあるんですよね。
  


戸隠連峰のナイフリッジを望む。
山のボケ具合と足元の雪煙が効いてます。
  


ゴンドラから撮影した信越国境の雨飾山(1963m)です。
日本百名山、新緑と紅葉の美しい山、いつか登りたい。
  


同じくゴンドラから撮った八方尾根。
夕方4時前、白く輝いていた山が深く陰影を刻み、別人のようだった。
かくの如く年齢を重ね変貌したいもの。
  
 

5時前に宿に戻る。
一匹、窓辺で僕らの帰りを待っていた。
  


風呂につかり早めの夕食。
肉はポークステーキ、魚はサーモンのパン粉焼きバジル風味。
ふきのとうとクレソンと干し柿の天ぷら、などなど充実のメニューです。
これで2食つき6500円はリーズナブル、過不足なし。
  


山の幸福な一日に感謝して深い眠りにつく。