ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2015/1/19 半立ちでボトル吞み

季節風が強い。
久々に8キロ弱走る。
キロ5分45秒の平均ペース。
これじゃあハーフ2時間切るのが精一杯。
どんどん遅くなっていく。


夙川河口の砂嘴で楽しそうに犬と遊ぶ人を撮影。
遠かったので男の人だと思ったけど女性でした。
スタイルが良くてシルエットが美しい。


  
  



今朝は赤米のごはんと本しめじの豚肉巻、卵焼き、
じゃこと白菜のおひたしに白味噌の料亭風味噌汁。
味噌汁は15日に「食堂おがわ」で食べたゆばに和辛子をのせたもの。
さっそくヒロがまねて作りました。 


  


昨日から読み始めた増山実「空の走者たち」が面白い。
読んでいる先からどんな感想文を書こうか、それが気になって進まない。
マラソン、円谷、山の上ホテル、福島の県民駅伝、宝塚と須賀川、2010年に浪江町へ引っ越した友人、銭湯マニア、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて
それらのキーワードが巧みに構成されてニヤリとさせられる。
美味しんぼの京極さんではないが、「ああ、もう、 泣かせるようなことせんといてほしいわあ 」だ。

空の走者たち

空の走者たち


きょうは夕方から編集チェックのみ。
出社前にIBS石井スポーツに立ち寄る。
サロモンのトレランシューズが旧モデルが安くなっている。
履いてみるとがっちりと踵をホールドして軽登山にも普段履きにも使えそう。
購入を検討しよう。


朝、A部氏より飲みの誘いがある。
震災特番のうさ晴らしがしたいとのこと。
編集チェックが終わるのが8時になる。
それまでに少し腹にいれておこう。
午後5時、銀座屋に来てしまう。
サッポロ黒ラベルとメンチカツ。
大相撲を見ながら和む。
実況は刈屋富士雄、解説は元雅山
刈谷アナといえば「栄光の架け橋だ!」だけど、あれが名実況と言われることに本人はどう思ってるのだろう。
僕は名実況とはとうてい思えないし、むしろ恥ずかしいと思うのだが…。
サッカーの山本アナの「メキシコの青い空」も恥ずかしいがこっちはまだマシ。
そもそもスポーツで実況が目立ってはいけないと思うのだ。
(ショーアップされたプロレスは別物)
どんな実況がいいのか。
鳥肌が立ったのは2007年の大阪世界陸上で国際信号の実況をしたイギリスの老アナウンサーPeter Matthewsの実況だ。(名前は忘れた)
男子100メートル決勝のスタート直前のコメント。
そのとき僕は担当していた国際映像のハイライト編集を担当していた。
当然ながら日本でこの実況を聞いた人はほとんどいないと思う。
当日のぷよねこ減量日記に書いている。


  国際映像のハイライトには実況アナウンスがつく。
  トラックを担当するのは60過ぎのイギリス人、Peter Matthews。
  1991年東京の世界選手権から実況している大ベテランだ。
  この人がいい。
  決して絶叫せず、現場の緊張感を伝える。


  今日のクライマックス、男子100m決勝。
  Peter Matthewsの実況は圧巻だった。
  イチニツイテ、On Your Mark 
  その直後、2レーンから9レーンの選手の国名を速射砲の如く並べる。
  slovenia,trinidad and tobago,jamaica,united states of america,bahrain,great britain,netherlands antilles,nigeria これをわずか3秒。
  そして絶妙の間をおいて、ゆったりと囁く。
  eight  diferent  countories 
 (エイト ディファレント カントリーズ) 
  その刹那、ヨーイ Set 、 
  号砲。


  参りました。
  “8レーンすべて違う国”
  これが世界だ。
  Peter Matthews は3つの単語で世界選手権の頂上決戦を表現した。


  “侍ハードラー”もいない、“日本スプリントのカリスマ”も予選で落ち、
  もちろん“東洋の真珠”も“エアー大地”もいない。
  しかし、まぎれもなくこれが世界の頂点を決めるレース、
  エイト・ディファレント・カントリーの選ばれし男による決定戦だった。
  その静かで抑制の効いた実況に鳥肌が立った。


   

                           (2007/8/26「ぷよねこ減量日記」)


…20時前、編集チェックが終わる。
いろんなディレクターがCGテロップを入れる作業を見ていて映像センス以前の問題がある。
要らない字幕を入れて必要な字幕を入れてない。
基本は大事です。
守りを固めてから攻めて下さい。


A部老師に連れて行ってもらったのは駅前第2ビル地下のアルフレドというワインバー。
半立ちワインバルと書かれた大きな提灯がぶらさがっていた。
ラグビー酒場のようにもたれかかる感じですが坐ろうと思えば坐れます。
ただ不安定なので体幹がしっかりしてないと転倒する危険性ある。
料理はなかなか本格的で満足です。
ハートランドの生ビール、イタリアのカベルネのフルボトル、牡蠣ときのこのアヒージョ
フラメンカエッグ(野菜と卵とチーズをトマトクリームで焼いたもの?)秋刀魚のスモーク、
A部氏ご所望のつまみになる締め、ペンネアラビアータ。
他にも魅力的なメニューが揃っていた。
二人で5400円くらいだったか。
僕は2000円でよろしいとのことで、ご馳走さまでした。
接客担当の背の高い女性も感じのいい対応でした。
店はまずスタッフの人柄だと最近、思う。
味や値段はその次。


半立ちバルの背景にアダルトショップがあるというのは…。
   


今日は自重して2軒目は行かず。
帰宅して富久錦(加西の地酒)とたまねぎ天。
ネットニュースで元中日と阪神で活躍した大豊が亡くなったことを知る。
享年51、白血病
椎名誠の本を読んでから訃報にふれるたびに自分もそんなに遠くないなと感じる。
それにしても51、ちょっと昔にプロ野球で活躍してた強い人間が…。
ばあばあ、友人、著名人、白血病とか悪性リンパ腫が身近になってきた。
昔は映画や小説の世界にしかなかった病気だった。
なにかあるのだろうか。
何かある。