2015/7/9 グルテンの誘惑

朝、突然にクマゼミが鳴き始めた。
シャーシャーシャーシャーシャーシャーシャーシャーシャー
すぐに鳴き止んだ。
梅雨が明けたかと思った。


雨は降らなかったが蒸し暑い。
午後から大阪へ出て仕事をしようと思ったがいろんな心の整理がついてない。
ちょっと買い物をして3時過ぎに帰宅する。
ルクア・イーレのカルディでコーヒー豆とココナッツオイル、ソフマップでマウス、マンダイでキンミヤ焼酎を購入。
なんちゃってグルテンフリーなもので麦焼酎は避けて甲類焼酎キンミヤにする。
原材料はさとうきび糖蜜

宮崎本店 キッコーミヤ焼酎 25度 720ml

宮崎本店 キッコーミヤ焼酎 25度 720ml



ヒロが買って長い間使わなかった「デスクの常識」というスプレークリーナーが出てきた。
デスク周りの手垢やヤニ、インクのしみなどが取れるとある。
使ってみたら…凄い威力!
中性洗剤で拭いても取れなかったキーボードの汚れがあっさり消えた。
ちょっとキツ過ぎるかもしれない。
でも、真っ白になったキーボードは気持いいぞ。
(使用前の写真を撮ってないので比較できませんね)

  


ボールにゴミが詰まりスクロールが出来なくなっていたマウスを買える。
USB無線のワイヤレスマウス。
WEBページのスクロールがすいすい出来る。
  



テニスのノバク・ジョコビッチセルビア)はつい数年前まで試合中に突然倒れたり、途中棄権したりする選手だった。
それがある時からスピード、持久力、反応速度が飛躍的に向上し、安定感も増し、世界ランキングトップになった。
そんな彼を変えたのは食事だった。
ジョコビッチは小麦に含まれるタンパク質のグルテンを受けつけない「グルテン不耐性」だったのだ。


  


本文の引用から…。


  「今後、君の身体の機能を上げたいのであれば、パンを食べるのはやめなさい。」
   セトジェビッチ博士が言い渡した。
  「チーズもダメだね。トマトも減らすことだ。」
  「先生、待ってくださいよ。」私は抵抗した。
  「うちの両親はピザ屋なんですよ。」


先日会った眼鏡堂氏が驚いていた。
この本を読んで実験的にやってみたグルテンフリーで体重が今まで落ちなかった領域まで減ったと。
グルテンフリーって一体何だ?
で、読み始めた本書。
腰巻きに「14日で体重5キロ減」とある。
そこらのメタボおやじが、ではない。
日々、激しくエネルギーを消費して体脂肪も絞ったアスリートがである。
グルテンフリー、恐るべし。
安直なダイエット本ではない。
減量は副次的な産物で基本はコンディショニングの指南書だ。
本来ダイエットとは食餌療法のことで減量の意味ではない。
ダイエットのためにランニングしている、という用法は間違っている。
本書は本来の意味でのダイエット本かもしれない。
何をいつどう食べるか? 何を避けるか?
ニアリー小麦アレルギー「グルテン不耐性」であったジョコが、グルテン抜きのオーガニックな食事で世界一のテニスプレーヤーになった。
世界トップテンからトップになる最後の一押しが食の改革だった。
この本に書かれていることは本当だろうか?
わからない。
グルテン不耐性でなくとも21世紀の小麦は身体や脳への弊害が大きいらしい。
グルテンフリー、効くような気がする。
でも、ジョコみたいに厳格にはやるのは無理。
なんちゃってグルテンフリーで効果はあるのか?
眼鏡堂に聞け! である。


読んでてしっくりと理解出来たのは「食べ物は情報である」ということ。
ストレスを抱え欲望のまま食べたいものだけを食べていたら体調が悪くなる。
この本を読みながら日々食べるものをちゃんと意識しようと思った。
「人は食べたもので出来ている」
もっとも大事なのは食べものだ、と意識する。


かつて血糖値を急上昇させるGI値の高い白米はダメ、
白くないパスタはOKという低インシュリンダイエットが話題になった。
セルジオも「うちはパスタ中心にしてんねん。」と言ってた記憶がある。
でも、この本によると健康に良いとされる全粒粉のパンやパスタも
甘いものより血糖値を急激に上げると書いてあって驚いた。
これってどうなの?


ご存知の方もいるだろうが僕の嫁は管理栄養士だ。
雑誌やテレビで流行る1種類の食べ物を食べ続ける何とかダイエットの類は大嫌いだ。
同じく過度の糖質制限ダイエットや朝食抜きダイエットも忌避している。
いろんな種類のものをバランス良く食べるのが一番と言う。
我が家の朝食は基本3菜1汁だ。
そして腹八分目。
具だくさんの味噌汁、野菜中心の副菜が2種類、主菜は魚、3日に一度は肉。
ご飯は白米、ときどき玄米、ときどき大麦などの雑穀米、おこわ、麦粥。
これを365日、こうして改めて書くと素晴らしい朝食だ。
ジョコビッチに負けてないとさえ思う。
     



食事の話以外の自伝も面白かった。
ジョコビッチはあのNATO空爆下のセルビアに育ったのだ。
プロテニスプレーヤーにありがちな富裕層の出身ではない。
ストイコビッチがユニフォームの下に「空爆やめてくれ!」と書いた
Tシャツを着てプレイしていた90年代に少年時代を過ごしていた。
その劣悪な環境に育った少年がプロテニスで世界を制した。
いま、テニスの中継を見て思う。
かつて見ていたボルグやマッケンローの時代、
レンドルやエドバーグやベッカーやアガシサンプラスの時代と比べてもパワー、技術のレベルが格段に上がっているような気がする。
とにかく速い。
80年代の映像を倍速で見てるかのようだ。
そして、ショットの種類も多彩だ。
道具の進化もあるが、1000分の1秒の反応や長時間の試合に耐えられる基礎体力の強化など激烈な競争が生んだ結果だろうと思う。
ジョコも書いている。
 
 ナダルフェデラー、ツォンガ、マレーといった最高レベルの選手たちは、おそらく歴代の王者と比べてもはるかに強く、肉体も鍛え抜かれている。


おそらくMLBでもラグビーでも同じことが言える。
とにかく競技のレベルが日々上がり続けているように思う。
ジョコビッチのように食の改革で他より抜きん出るのはいいけど、
競争の結果が自転車ロードレースのようにならなければいいなあと、
余計な心配をしてしまう。


さて、グルテンフリーやってみるか、と思ったが…。
そもそもグルテン大好きな自分でした。
うどん、そうめん、お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、は大好き。
あんまり食べないラーメンだってパスタだってピザだって嫌いじゃない。
焼きそばパンなんて大好物だ。
ビールも、ウイスキーも、麦焼酎も。
まずはそのあたりから距離を置くということから始めたい。
巻末に紹介されていた「朝のコーヒーにココナッツミルクを15ml入れて飲む」というは明日から実行したい。
脳内にかかっていた「霧」が雲散霧消し、脳の機能が高まるらしい。


   


と書いておきながら食卓には美味しそうな天ぷらの盛り合わせが載っていた。
しかも、冷やしそうめん!
グルテンをたっぷり摂ってしまうのだった。